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2020/11/21

『ANA Financial Journal』より

「経済的自由人」との根本的な考え方の違い4つ

(写真=Kseniya Bogdanova/Shutterstock.com)
(写真=Kseniya Bogdanova/Shutterstock.com)
(本記事は、岡崎かつひろ氏の著書『なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?』きずな出版の中から一部を抜粋・編集しています)

「経済的自由人」と「経済的“不”自由人」の4つの違い

どんな結果をつくり出すかは、考え方の違いによって生み出されます。

私の友人の看護師が、面白いことを言っていました。

年末の仕事納めに仕事仲間で飲むそうですが、ビールの入れ物に検尿用の紙コップを使うそうです。一般人にはちょっと嫌な気もしますが気にならないとのこと。ちなみに、私の兄は研究室で働いていますが、「俺はフラスコでビールを飲むよ」と笑っていました。

このように、同じものを同じように見ていないのが現実です。

経済的自由人と不自由人では、発想が真逆

「成功するかしないかは、考え方の癖で決まる」という言葉があります。

同じものを見ても、それをどう使うか、何がつくり出されるかは、その人の考え方の違いによって決まるのです。

これと同じように、経済的自由人と経済的不自由人では、根本的な考え方が違います。

4つの考え方の大きな違いをご紹介します。

(1)自由か安定か

経済的に不自由な人のほとんどは「安定」を求めます。たとえば福利厚生のよさ、一生働ける仕事かどうか、いかに老後に困らないか、などが大事です。

言い換えるなら「困らないことを大事にしている」と言えるでしょう。保証があることを好み、新しい挑戦には憧れても行動はしません。

経済的自由人は「自由」を大事にしています。経済的な自由、時間的な自由、働く場所の自由、付き合う人の自由です。

困らないことよりも、楽しむことや挑戦することを優先します。

時間をお金に変えるのではなく、人生の価値を向上させることに変えます。

(2)できる・できないを気にするか否か

経済的に不自由な人は、合う合わない、できるできない、で物事を選択します。

たとえば就職先を選ぶときも、自分にできそうな仕事か、その仕事が自分に合うかが判断基準です。いままでやってきた経験が活かせること、自分が好きそうなことをやろうとします。

経済的自由人は、自分にとって価値があるかどうかで選択をします。

合う合わない、できるできない、は気にしません。たとえできないことであっても、できるようにすればいいと考えています。そもそも最初からできることなんてありません。できるできないは、やったかやってないかの違いだけだということを知っています。

いまできないことも、やっているうちに必ずできるようになると信じています。

だから、できるかできないかはまったく気にしていないのです。

(3)リスクを取るか、リスクから逃げるか

経済的に不自由な人は「リスク」という言葉を嫌います。リスクは取りたくない、一切損したくないと思っています。リスクがあるというだけで、考えることを放棄してしまう人も多いです。そして、やらないでいい理由を探します。

経済的自由人は、リスクを取ることで可能性が生まれることを知っています。

もちろん恐怖心はあります。しかし恐怖心があるから知る努力をします。一番のリスクは「知らないこと」ということを、よくわかっているのです。

そして、取れるリスクは積極的に取ります。たとえ失敗に終わったとしても、それが経験になるからです。

やる前から判断せず、取れるリスクであるなら行動し、経験することを大事にしています。そして、どうやったら、取ったリスクの分を利益に変えられるかを一生懸命に考えます。

(4)すぐに見返りを求めるか、先払いをするか

経済的に不自由な人は、働いたらすぐにお金や見返りを求めます。「労働の対価」というように、対価としてお金を得ることを大事にしています。

経済的自由人は、いま手に入れることよりも、将来にわたって手に入れることを大事にしています。すぐに結果にならなくても、将来のために先払いをしています。たとえ先払いして返ってこなかったとしても、経験を積めたことに価値を感じているのです。
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