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2018/08/17

契約社員が退職時のトラブルを避けるポイント。契約期間中だけど辞めたい場合は?

(写真=Keisuke_N/Shutterstock.com)
(写真=Keisuke_N/Shutterstock.com)
2018年6月現在、働く女性の55%は、契約社員などの非正規雇用となっています。

契約社員だから契約期間中は働かなければならないのはわかっているけれど、さまざまな理由によって辞めなければならない、という人も少なくありません。

ここでは、ケース別に契約社員がトラブルなく退職するポイントを解説していきます。

契約途中の退職の場合

(写真=fizkes/Shutterstock.com)

正規雇用の正社員が期間の定めのないフルタイム労働契約であるのに対して、非正規雇用の契約社員は、期間の定めのある労働契約です。契約期間中の退職は、基本的には認められません。

しかし、絶対に辞められないというわけではなく、契約期間中でも退職が認められるケースもあります。

例えば、病気、ケガなどの健康上の理由、親の介護、配偶者の転勤による転居などの家庭の事情、パワハラ、セクハラ、賃金未払いなど会社の労働問題など、やむを得ない事情で働き続けることが難しい場合です。

何日前までに退職を申し出るのか、退職届が必要かなどの退職手続きについては、会社によって異なりますので、契約書や就業規則で確認しましょう。

一方、他の仕事をしたいから辞めるといった個人的な事情の場合は、やむを得ない事情ではないため契約途中の退職が認められないこともあります。退職が認められないのに強引に退職しようとしたり、いきなり会社に行かなくなるといった形で退職しようとしたりすると、会社から損害賠償請求をされることもあり得ます。

契約期間満了の退職の場合 

(写真=PIXTA)

契約書には、契約期間満了後の更新の有無や更新の判断基準が明記されています。

更新有りで、契約期間満了での退職を希望する場合は、指定されている期日までに退職の意志を上司に伝えます。何日前までに継続の意思がないことを申し出るのかなどの退職手続きについては、契約書や就業規則で確認しましょう。

退職願や退職届は基本的には必要ありませんが、会社によっては提出を求められることがありますので、退職の意思を伝えるときに念のため確認しておくことをおすすめします。

契約期間が3年未満であれば、契約期間満了の退職は、会社から更新しないと言われた場合と同じ条件で失業給付が受給できます。契約期間中での退職に比べ、契約期間満了での退職は、失業給付の条件が良くなります。

契約期間まであと少しであれば、契約期間中の退職ではなく契約期間満了を待って退職するのも得策ではないでしょうか。
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