(本記事は、三浦拳/三浦月氏の著書『「自分ブランド」のつくり方』つた書房、2018年4月26日刊の中から一部を抜粋・編集しています)
 
【 『「自分ブランド」のつくり方』シリーズ】
(1)いいね!がなくても大丈夫 SNSで夢が叶う理由
(2)アマチュアから抜け出すために最初に目指すものとは?「自分ブランド」の作り方
(3)自分ブランドを作るためにもっとも大切なことは?
(4)ファンを増やすブログの具体的な書き方とは

※以下、書籍より抜粋

プロ感を伝えるブログの書き方

ブログとFacebookの違いを確認しよう

ブログの役割を考えてみましょう。

ブログでは、Facebookよりもたくさんの写真を使って詳しい内容を発信することができます。独自化とファンづくりをしてくれるツールがブログです。

ブログはFacebookと違って、見たい人がわざわざタイトルをクリックして見てくれます。

間違ってクリックした人を除けば、少なからず興味があってブログを訪れます。ですから、記事を読んでより興味をもってもらわなくてはなりません。

申し込みまでつながるのか、二度とブログを訪れないか、ここが分かれ道です。

一般的に、ブログは日記のように使われることが多いでしょう。

今日行った場所、食べたもの、感じたことを日々備忘録として書いています。

しかし、売れっ子になるためには、備忘録ではだめなのです。ブログは日記ではありません。

あなたのブログを読んだ人からお申し込みをしてもらったり、商品を購入してもらったりすることが目的です。

そう考えたときに、参考にして目指すべき媒体が雑誌です。

雑誌を読んで紹介されているものが欲しくなったり、コラムを読んで知識をつけたりするでしょう。

私達が売れっ子になるには、ブログ=雑誌という考え方で更新していきます。そう、あなたは自分雑誌の編集長になるのです。

ファンを増やすにはどうしたらいい?

雑誌の中には、必ず専門家のコラムがあります。

読むだけで読者のためになるような情報です。あなたも自分の専門分野で、読者のためになるようなコラム、お役立ち記事を必ず書いてください。

整体師ならば自宅でできるストレッチ法、ブランディングプロデューサーであればブログを書く際のコツなど、読者が得するような記事です。

これは、プロであるあなたに申し込みたいと思わせるとても大事な記事です。

あまり専門分野の記事を書いてしまうと、読んで満足してしまい申し込みにつながらないのでは、と思う方もいるかもしれません。

しかし、いつも自分の持っている情報を惜しげもなくブログに書いてくれる人と、肝心な部分になると「続きはお店で…」などと書いている人とでは、どちらのファンになりたいかは一目瞭然ですね。

ノウハウや情報をブログで読んだとしても、もっと詳しく教えてほしい、実際に施術を受けてみたい、とお客様は来てくださいます。

そもそも見たり読んだりするだけで満足するのであれば、わざわざ旅行には行かないはずです。ハワイの写真を見て本物を見たいと思うから、人はハワイに行くのです。

ですから、専門家としてのお役立ち記事を書くのはとても大事なのです。

ただ、あまりにも専門的な情報を長々と書かないよう注意してください。なぜなら教科書のようになってしまい面白くないからです。

グーグルで調べれば出てくるような内容でもかまわないのです。それをあなたの表現方法で、あなたの体験談を交えながら書くことで、専門的な情報=あなたの質とお客様には伝わります。

このお役立ち記事に限らず、ブログの文章は、あまり文法は気にせずに書いていくことをオススメします。

実際に会って話しているかのように、あなたのキャラクターを全面に出したブログを書いていけば親近感を持ってもらえるので、申し込みにつながりやすくなるのです。

しかし、もちろんここでもコンセプトに沿った言葉遣いが最優先です。権威を出したいならば硬い言葉を使ったほうがいいですし、ドSなキャラであれば激しい言葉遣いがいいでしょう。

私の場合は、若さと勢いを出しながら専門性の高いことを書くように心がけています。

使いまわせる記事を意識しよう

ブログを日記のように書かないもうひとつの理由に、使いまわせるかどうかがあります。日記はその日の出来事などを書くものですから、その日限定のものです。

あとから見返すことはできたとして、自分以外の読者が読むことはありません。せっかく時間をかけて書いた記事なのに、一回しか読まれないのはもったいないです。

そこで、ブログは何度もシェアできる作り方をします。

例えば、お役立ち記事やメニューなどがそうです。

一度しっかり作り込めば、翌月にも同じ記事をFacebookでシェアできますし、翌年でも見せることができます。

なので「今日は」や「昨日は」という言葉は避けます。雑誌には「今日は」という言葉は使われていません。

ホームページがない方は、自分のメニューを1つの記事にまとめておけば、「メニューはこちら」と紹介することができます。

記事の中に、写真はどのくらい入れていますか?

見た目が重要なSNSは、ブログの記事も開いたときに読みやすそうかどうかが大事です。びっしりと文字で埋め尽くされたページは読みたくありませんよね。

400文字に1つのペースで写真を入ると飽きずに読み進めることができるといわれています。

雑誌を読んでもわかりますが、写真やイラストがふんだんに使われています。個人的には、400文字よりも少ないペースで写真を入れたほうがいいと思います。

また、投稿する写真はできるならば文章に関係あるものがいいですが、直接記事に関連していなくても大丈夫です。

自分が写っている写真、自分が見た景色などを載せるだけでも、書いているあなたの雰囲気が伝わります。

私は、写真を貼り付けたらその下に、必ず写真についてのコメントを入れるようにしています。

このコメントのことをキャプションといいますが、キャプションを使って全体のバランスをとることができます。

多少、記事自体が硬くなってしまっても、キャプションがラフだったり話し言葉だったりするだけで人間味を感じられるので、申し込みにつながりやすくなります。

そして、アメブロでキャプションを書く際は、文字を一段階小さくして字にし、本文とは区別する見せ方にしています。

キャプション以外にも、本題から外れた内容は小さくして太字にするのがオススメです。

友達に話すような口調で書くと馴れ馴れしくなってしまいますし、真面目すぎる口調もつまらなくなってしまいます。

ですから、キャプションで調節します。

全体の構成や写真の枚数、キャプションなどは、投稿前に必ずプレビューで確認してください。

アメブロの場合は、プレビューを見るとパソコン表示とスマホ表示で確認することができるので、スマホ表示を優先させます。

写真はなるべくフリー素材は使わず、オリジナルの写真を使うようにしてください。

写真も独自化には大切なツールです。

(画像=Webサイトより ※クリックするとAmazonに飛びます)

三浦 拳
ホロニックアカデミー代表。ブランディングプロデューサー。山形県山形市出身。高校を卒業後アメリカシアトルへ単身渡米。英語を学んだ後、現場での新規事業立ち上げに携わる。帰国後、家業である整体とダイエットサロン、元気とキレイの発信基地ホロニックにはいり、経営戦略責任者としてマーケティング、ブランディングを担当。三浦月の次男。

三浦 月
ホロニックアカデミー講師。インナーブランディングの専門家。ブランディングプロデューサー。セラピストになりたい人、サロンオーナーや経営者に向けたセラピーや講座を行う。また、自身もダイエットセラピストとして、自宅内サロンから地域ナンバーワンの戸建てサロンへ成長させた経験を持つ。三浦拳の母。

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