新卒からコツコツ働いていた会社。なかなか年収が上がらない!と嘆く声も多いのではないでしょうか。

今回は、最近転職をした筆者が、実際に転職エージェントから聞いた年収が増えるかもしれない転職の実態をお伝えします。

人手不足から人員確保に力を入れる企業が増加している

2018年4月に行われた帝国データバンクの人出不足に対する企業の動向調査によれば、正社員が不足している企業は49.2%で4月として過去最高を更新しています。

また、独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査では、人手不足を生じていると回答した企業のうち、緩和するための対策を講じていると答えたのは61.9%でした。

データの上でも、今は転職にいい時期のようです。

転職市場はバブルを越した売手市場に

筆者が新卒時に就職活動をした際は、東日本大震災の後で景気も悪く内定を頂くことも一苦労でした。

しかし、平成30年4月の有効求人倍率は1.59倍(厚生労働省調べ)と、過去最高の数字を出しています。これはバブル期で最も高かった1990年7月の1.46倍よりも高い数値です。この数字からも、売手市場であることがよくわかるのではないでしょうか。

転職によって年収アップの可能性も

今の仕事に不満がある場合や年収アップを望む場合、別の企業や・職業へ転職を考えてみてはいかがでしょうか。

厚生労働省の「平成27年度転職者実態調査の概況」によると、転職して実際に賃金が上がった人は4割以上います。

実際に、年収が100万円以上上がったという話をエージェントから聞いたことも多々あるので、可能性は未知数とも言えるでしょう。

嘆く前に「行動」が必要!

「給与が少なくて〇〇できない」、「頑張っているのに給与が上がらない」という話を聞きます。嘆く前に、自分の実力試しと思って転職を視野に入れるのも一つの手かもしれません。

転職によって自分の市場価値を理解することで年収アップに繋がることもあれば、自分のふがいなさを目の当たりにし、市場価値を高める努力をするキッカケを作ることもできるのではないでしょうか。

文・黄色の星(CAメディア ライター)

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