仕事でまだまだ覚えることが多い20代のビジネスパーソン。仕事を持ち帰る日や出先で作業をしたいといった日があることでしょう。そんなときに便利なのがコワーキングスペースです。自宅だと誘惑が多く、カフェだと集中してPCに向かうのは難しいもの。でも、コワーキングスペースならば好きなだけ仕事ができます。今回は東京のコワーキングスペースの中から、ドロップイン(単発利用)に便利なスポットを紹介します。

「SENQ霞が関」(虎ノ門)さまざまな分野の先駆者が集う

 

虎ノ門駅からすぐ近くにある「SENQ(センク)霞が関」は、ベンチャー企業やスタートアップなど、さまざまな業界のビジネスパーソンが集います。

オフィスや住居のプロフェッショナルである日本土地建物株式会社が企画・運営を行っており、快適に仕事に打ち込める場はもちろんのこと、ユーザー同士の横のつながりを深めるための各種イベントを開催しています。

 

気軽に利用できるドロップインは、入会金500円(税別)+1時間につき500円(税別)で、事前登録を行うことにより、デスク、ミーティングスペース、ラウンジなどの利用が可能。シンプルで落ち着いた内装が、集中力とクリエイティビティを上げてくれるでしょう。なお、ドロップイン利用の場合は、会議室・イベントスペースは利用不可となっています。upu1911_115_img_02_1.jpgちなみにSENQはほかにも、多彩なクリエイターが集まる青山、飲食関係者が集まる京橋、イノベーターが多い六本木と、それぞれ個性的なテーマを掲げた拠点があります。ドロップイン利用は京橋及び六本木でも可能なので、気分や活動エリアによって使い分けてみてはいかかでしょう。

「DIAGONAL RUN TOKYO」(八重洲)新しいパートナーと出会える

 

東京駅・八重洲口近くに2017年にオープンしたのが「DIAGONAL RUN TOKYO(ダイアゴナルラン東京)」。東京に支店を持たない地方企業のビジネスの場として、また打ち合わせや商談の場として機能すべく、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、十八銀行を傘下に持つふくおかフィナンシャルグループが設立したコワーキングスペースです。

ダイアゴナルランとはサッカー用語で、ピッチ中央からサイド、またはサイドから中央へ斜めに駆け上がって空いたスペースを活用する作戦のことで、ここを利用して新たなビジネスが創造されることを願い名付けられています。

ドロップインは1時間につき500円(税別)で、利用できるフリーデスクには、大きなカウンターデスク席やゆったりした一人掛けソファ席、デスクが箱のように囲われた席、さらにはちょっとしたミーティングもできそうな4人掛け席とバラエティ豊かで、気分や仕事の内容に合わせて選べます。

 

会員向けには、1~2名で利用できるブースや4名まで同時利用可能なスモールオフィスを備えています。

ダイアゴナルラン東京はマッチングの場としての役割も持っているため、黙々と作業するだけでなく、何か新しいことを始めたい、一緒におもしろいことをする仲間がほしい、と思っている人に向いています。今抱えているプロジェクトに関わってくれるメンバーを探すこともできるかもしれません。

「TRIEL」(日本橋)一日じっくり利用できる

 

日本橋駅から1分、東京駅や大手町駅からも徒歩圏内と、ビジネスパーソンにとって利便性の高い立地にあるのが「TRIEL(トリエル)」。ビルの2階がドロップイン利用も可能なコワーキングスペースで、3階が個室のレンタルオフィスになっています。

平日のみ利用できるドロップインは、時間単位ではなく日単位で精算するシステムで、9時から22時まで一日中仕事をしても2,000円(税込)。本腰を入れて長時間仕事をしたい、長引きそうな打ち合わせに利用したいというときには重宝するでしょう。

 

ドロップインで利用可能なのは、こだわりの館内BGMが心地よいオープンスペースのほか、長時間の作業でも疲れにくいハーマンミラー社の椅子を採用した会話禁止の集中スペースも。仲間と出会う共創の場として利用するもよし、雑音をシャットアウトして集中するもよし。気分や好みに合わせて使い分けが可能です。