好きを仕事にって…よく聞くけれど、本当にできるもの? 好きを仕事にするために必要な3つの考え方をご紹介したいと思います。

好きを仕事にって、夢見る夢子ちゃんみたい…。

「私、〇〇が好きでそれを将来仕事にしたい!」

誰もが、一度は好きなことで仕事をできたら…と思い馳せることがあるのではないでしょうか。子供の頃は純粋な気持ちで、なりたいものに何でもなれるような気でいました。しかし、いつしか「好きを仕事にする」という言葉はまるで、「いつまでも現実的になれない夢見がちなイタイ人」という意味を含むように…。

でも好きを仕事にしている人だって実際にいますよね。
好きじゃない仕事でも我慢して働くことが正しいのか、本当に好きなことを仕事にしていることが正しいのか。その是非については様々な意見がありますが、決して好きを仕事にすることは夢物語な話ではありません。そこで今回は、好きを仕事にしている人ならではの考え方についてご紹介いたします。

♯好きを仕事にできる人は「失敗を失敗と思わない」

皆さんは、何かにつまづいたり、仕事でミスをするとどんな気持ちになりますか?多くの人は「あぁ~!失敗しちゃった!」という気持ちが先行しますよね。だけど、その後「まぁまぁ、次で挽回しよう!」と、ポジティブに思うこともあるでしょう。しかし、これが自分にとって本当に大切なこと、絶対に失敗したくないもの、好きを仕事にしたいと思えば思うほど、失敗を恐れるようになります。

それもそのはず。好きなことで挑戦をし、失敗をするというのは「自分には才能がない」という現実を見せつけられる非常にショックな出来事。これを経験するのが嫌で、好きなことを仕事にしたくないと言う人までいるほどなんです。

でも、本当に好きを仕事にできる人は、自分の好きなことで失敗することを恐れません。むしろ失敗を失敗とすら思わず、トライ&エラーで次々に挑戦し、できるようになるまで手を変え品を変え取り組み続けます。「もし、失敗したらどうしよう」と思う暇などないのかもしれません。

♯好きを仕事にできる人は「苦労知らず」

目的を達成させるために、目標を掲げ、毎日努力をする。この繰り返しによって、願望は達成されていきます。しかし、願望達成するまでの道のりは決して楽な道とは言えません。

スポーツ選手もそうですよね。日本代表に選ばれるのはほんの数人、十数人程度。皆がその椅子を目指して努力をしますが、その道のりがひどく険しいことぐらい、一般人の私たちでも容易に想像できます。それと同じように、あなた自身が目指すゴールもまた、厳しい試練がたくさん待ち構えているのです。しかし目標を達成できる人からすれば、それは苦しいことではなく、むしろ楽しいこととすら思えるのだとか。

よく努力するというと、「苦しいもの」「辛いもの」というネガティブなイメージが先行しますが、本当に望む未来に向かって、正しい努力ができていれば、苦しいと思う前に、毎日前進している自分を感じて楽しくて仕方がないという気持ちになるはず。好きを仕事にできる人は、ある意味で苦労知らず。楽しく成長するから、仕事レベルまでスキルを昇華できるのですね。