高級革靴に憧れる方は多いのではないでしょうか。特にビジネスパーソンの方であれば、周りから好印象を持たれるために良い靴を持ちたいと思いますよね。しかし最近では、リーズナブルで高品質な革靴を取り扱うブランドが増えてきました。そこでシーンを選ばず、かつ学生・新社会人でも手にとりやすい価格帯(1万~3万円代)の革靴ブランドをピックアップしました。

ジャンルの垣根を飛び越える「ドクターマーチン」

近ごろ特に、「カジュアルな着こなしに合わせやすい」と評判のアイテムが、ドクターマーチン(Dr.Martens)の革靴でしょう。黄色のステッチがおなじみの同ブランドの一足は、カジュアルスタイルにもすんなりと馴染み、フォーマルな着こなしにも絶妙なアクセントを与えてくれます。

重厚な雰囲気の革靴にも関わらず、カジュアルファッションと親和性が高いのは、過去にヨーロッパの労働者階級やミュージシャンなどに着用されていたという歴史が背景にあるため。

若者たちの間でファッションアイテムとして浸透し、日常的に履かれるようになった同ブランドの革靴は、ジャンルという垣根を飛び越えて幅広く愛されています。さまざまなバリーションがあるので、きっとお気に入りの一足が見つかることでしょう。

抜群の履き心地を誇る老舗メーカー「ハルタ」

大正6年創業の老舗靴ブランドであるハルタ(HARUTA)。学校指定靴として長らくトップシェアを誇った知名度や、比較的リーズナブルな価格ということもあって「初めての革靴はハルタ」という人も多いのではないでしょうか。

国産ブランドだけに日本人の足に合うシルエットを長年研究してきており、その履き心地の良さが魅力です。

ハルタといえばローファーが有名ですが、ベーシックなデザインの革靴も数多く取り揃えており、最近ではよりシンプルなデザインのスポックシューズが人気を集めています。

上質なレザーが使われているため耐久性も抜群、履き心地も良くてデザインもお洒落という、まさに言うことなしのハルタの革靴。最初の一足にもピッタリでしょう。

お手頃価格で高品質の「ジャランスリウァヤ」

インドネシアの革靴ブランドであるジャランスリウァヤ(Jalan Sriwijaya)の最大の特徴は、革靴の製法にあります。

工程の大部分を手作業で行うハンドソーンウェルテッド製法により、きわめて丈夫で実用性の高い革靴へと仕上がっているのです。また手間のかかる製法を採用しながら手に取りやすい価格となっており、多くの人に履いてほしいというブランドの想いが感じられます。

デザイン面のクオリティも非常に高く、革靴のベーシックなデザインを基軸としつつ、やや胴体にボリュームを持たせたフォルムとなっており、オン・オフを問わずにさまざまな着こなしに合わせることができます。丸みのあるシルエットながらも野暮ったく見せない、絶妙なバランス感が同ブランドの魅力のひとつです。