キャリア
2020/05/18

「コロナで仕事がなくなりました…」50代のミドルシニア層が転職するには?

日本経済に大打撃を受けている今、自分のキャリアに不安を感じている方も少なくはないでしょう。今回は、50代のミドルシニア層から寄せられた質問にキャリアアドバイザーAが答えていきます。今後の参考にどうぞ。

Cinq読者の皆さま、おはようございます。キャリアアドバイザーAです。

緊急事態宣言が発令された日、会社の上司宛にチーズケーキがたくさん届きました。何でも、長年通っていたお菓子教室の先生からだとか。

上司は、新型コロナウィルスの流行傾向や、都心に電車通勤をし続けている自分を顧みて、思い切ってお菓子教室を休会しようと思う、と先日手紙を書いたのだそうです。

その手紙に対する先生からのプレゼントでした。
「頑張ってお仕事している会社の皆さんのために、自分が今できることは何かと考えて、チーズケーキを焼きました」とのお手紙とともに送られてきたチーズケーキを社員全員でいただきました。

バニラビーンズが入った本格的なチーズケーキ。今まで食べたことがないくらい美味しかった。先生の愛情がつまったチーズケーキだと思いました。こういうことがさらっとできる大人になりたいな、と思いました。

この世の誰もが正解を知らない、未知のウィルスとの永い闘いに、多くの人の気持ちがささくれ立ち気味の今だからこそ、「自分にできること」「目の前のこと」に全力を尽くしていきましょう。

さて、今週のこのコラムでは、読者の質問に答えていきたいと思います。今回は敢えてミドルシニア層にフォーカスしてお伝えしていきます。年齢を重ねてからの転職は非常に難しく慎重になるものです。ぜひこれらの質問を参考に、今後のキャリアについて考えてみてくださいね。

Q. 転職することなく50代になりました。転職をしたいのですが、このような年齢で雇ってくれる業種や会社はあるのでしょうか?

質問者様は、どうして転職したいとお考えになったのでしょうか。
例えば、単に「やりがいがない」などという理由で、リスクのある転職をするのはやめたほうがよいと思います。しかし、他にもっとやりたい仕事が見つかった、であるとか、現職に人間関係の問題があり、精神的に追い詰められている等であれば話は別です。

とはいえ未経験の職種に転職することで、一時的にでも年収が大幅にダウンする可能性があります。50代であれば、自分のことだけ考える転職ではなく、ご家族を支えることも考えて仕事を選択する必要が出てくる方もいると思います。

どのような職種でどの程度の給与が見込めるのか、ハローワークや転職サイト等で求人票を確認しておく必要があるでしょう。

中高年の採用に積極的な業界と年収のモデルケース

ちなみに、比較的中高年の採用に積極的な業界の年収のモデルケースは下記の通りです。
◆営業職 240万円 ~ 418万円
◆コールセンター・カスタマーサポート 240万円 ~ 418万円
◆施工管理 224万円 ~ 361万円
◆バスドライバー 160万円 ~ 350万円
◆タクシードライバー 242万円 ~ 389万円
◆配送スタッフ 203万円 ~ 342万円
◆ビル管理スタッフ 103万円 ~ 287万円
◆警備業(施設警備・交通誘導)103万円 ~ 232万円
◆ホテルスタッフ 103万円 ~ 342万円
◆冠婚葬祭スタッフ 103万円 ~ 262万円
◆飲食店店長 240万円 ~ 379万円
◆コンビニエンスストアスタッフ 103万円 ~ 284万円   
◆ケアマネージャー・ホームヘルパー 164万円 ~ 314万円
◆保育補助 103万円 ~ 238万円               
◆講師・インストラクター 103万円 ~ 212万円
(※マイナビ調べより)

自分の最低条件を出して、転職後も生活に影響は出ないかなど考え、ご家族がいるのであればきちんと相談しましょう。

それと、どのような業種で採用活動をしているか確認するには、シニア向けサイトをきちんと選択すべきです。転職活動は【情報戦】でもありますから、情報源の選定はとても重要。知らずに若年者採用が得意なサイトに登録してしまい「全く相手にされない…」とショックを受ける方も多いそうです。気を付けましょう。

Q. 新型コロナウィルスのせいで仕事がなくなりました。50代です。仕事を探すにはまず何から始めたらいいですか?


このコラムでも繰り返しお伝えしてきていますが、一にも二にも、「自己分析」です。

自分が何を武器に【転職市場】で闘っていくか、知らずにこの戦場に飛び込んではいけません。
自宅で過ごすことが多く、まとまった時間が取れるこの時期、きちんと自己分析をしてみてください。

若年層にはない、【高い専門知識】【専門スキル】【豊富なマネジメント経験】【人脈】があるのではないでしょうか? それらを求めている企業はあります。まずは少し視点を変えて、これからの20年間をどう過ごすか考えていきましょう。
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