この連載は、30代女性の夢に対し「私だったらこうするのに」という視点で美人投資ファイナンシャル・プランナーの久富有里加さんがアドバイスをします。

36歳、既婚、子ども一人 亜由美さん(仮名)の夢

今年こそ憧れのマイホームを考えたい。
都心に近いけれど、静かで自然豊かな閑静な場所で。
日当たり良好、庭もあって……。
アイランドキッチンとか憧れるなぁ。

理想はたくさんあるけれど現実はどうなんだろう?
住宅ローンとか調べないと……。

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いつかは憧れのマイホームが欲しい。私の周りにもそろそろ具体的に考えていきたいという友人が多くなってきたと感じています。また今年10月には消費税増税が予定されていて、増税前に購入を検討する人もいるかもしれません。

ただ、マイホーム購入は人生で1番大きな買い物とも言われるくらい高額な決断なので、失敗できないですよね。

そこで今回はそもそも住宅ローンってどういうものなのか?何を基準に借りられるお金が決まるの?など、憧れのマイホームライフのために最低限知っておきたい知識をシェアします。

 1. 「理想のマイホーム」を書き出してみよう

家を買うことを考えたらまずしたいこと。それはセルフリサーチです。まずは自分自身が求める理想の家を書き出してみましょう。

▽理想のマイホームとは?書き出してみよう ・エリア ・広さ ・間取り ・付属のオプション ……などなど。 今は簡単にネットで調べることができるので、実際に住宅を購入した人のブログなども参考に見てみましょう。

 2. マイホーム購入後の「理想の生活」をイメージしよう

「マイホーム購入が夢」という人も少なくないと思いますが、家を買うことはゴールではなく理想の生活のスタート。せっかくマイホームを買っても住宅ローンの返済で生活費が苦しくなり、理想の生活とは程遠いものになってしまっては悲しいですよね。家を買うときにはその後の理想の生活だってイメージしておく必要があります。

▽マイホームを買った後の生活をイメージしよう

  • どのくらいの頻度で旅行したい?
  • ペットを飼いたい?
  • 子供は何人欲しい?
  • 自分の趣味、どんなことをしたい?
  • 仕事はどれくらい頑張りたい?
  • 家族とどんな風に過ごしたい?

3. 理想のマイホームにかかる予算を考えてみよう

(写真=CHIRAPHAN/Shutterstock.com)

理想のマイホームと生活のイメージができたら具体的に予算について考えてみましょう。じつはここに一つ落とし穴が。