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2020/08/07

カードローンの金利はどう計算するの?金利の仕組みと利息の計算方法

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
カードローンは手軽に利用でき、いざというときの支払いに充てることができます。ただ金利が高いイメージがあり、なかなか利用に踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。

カードローンは実際にどれくらいの返済になるのでしょうか。カードローンで返済する利息は表示の金利から事前に計算することができます。この記事ではカードローンの利息の計算方法をご紹介します。

カードローンは、利用方法さえ間違えなければ緊急資金に使える便利な存在です。カードローンの金利の仕組みをしっかり確認し、上手に活用してみましょう。

カードローンの金利とは

(写真=PIXTA)

利息、金利、利子の違い

カードローンの金利について案内する前に、利息、金利、利子の違いを確認していきましょう。
 
利息 カードローン利用者が返済する際に、
元本に追加してローン会社に支払うお金
金利 元本に対する利息の割合。パーセント表示される
利子 銀行や郵便局にお金を預けた際、
対価として一定の利率で支払われるお金

似たような名前ですが、上記のような違いがあります。お金の金額を直接表すものが利息や利子で、利息や利子が元本に対してどれくらいかを表したものが金利です。

金利と実質年率

カードローンの場合、金利と別に「実質年率」を表示している場合があります。これは手数料などの諸経費を含んだ金利のことです。実質的な利息負担を考える場合は実質年利で考えたほうがよいでしょう。

ただ、多くのカードローンは手数料を無料にしていますので、実質年率=金利と考えてもそう問題はないかもしれません。

審査でそれぞれの適用金利が決定される

カードローンの金利表示は、〇%~〇%のように、ある程度幅を持たせて設定されています。「適用金利」とは、その金利の幅の内、審査に応じて実際に適用される金利のことをいいます。

適用金利は利用限度額が大きくなるほどは下がる傾向にあります。

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カードローンの金利の仕組み

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金利の上限は法律で決まっている

利用限度額 上限金利(年)
10万円未満 20.00%
10万円~100万円未満 18.00%
100万円以上 15.00%

カードローンをはじめ、すべてのローンは「利息制限法」によって上限が定められています。法定の上限を超える金利を設定することはできません。

カード会社ごとに幅のある金利が設定

カードローン会社の例 カードローンの種類 金利
三井住友銀行カードローン 銀行 年4.0~14.5%
JCB
カードローンFAITH
信販 年4.4~12.5%
アイフル
キャッシングローン
消費者金融 年3.0~18.0%

カードローンの金利はローン会社によっても違います。それぞれのローン会社ごとに幅を持たせた金利が設定されています。

一概にいえませんが、銀行や信販のカードローン金利は低い傾向にあり、消費者金融のカードローンは高い傾向にあります。

実際の適用金利は審査で決まる

例)三井住友銀行カードローン(金利:年4.0~14.5%)
利用限度額 適用金利
100万円以下 年12.0~14.5%
100~200万円以下 年10.0~12.0%
200~300万円以下 年8.0~10.0%
700~800万円以下 年4.0~4.5%

実際のカードローン契約に適用される金利(適用金利)は審査に応じて決定されます。利用限度額が大きくなるほど適用金利が低くなる傾向にあります。それぞれの利用限度額内での金利も少し幅を持たせて設定されており、審査を通じて適用金利が決定します。

利用限度額が大きくなるほど金利が低いわけですから、できるだけ大きな利用限度額で申込みたいですよね。しかし、申し込み利用限度額が大きくなるほど審査に通りにくくなる点には注意しましょう。

遅延損害金の上限金利は20%

返済を期日通りにできないと、「遅延損害金」として上乗せの金利が設定されます。遅延損害金も利息制限法で20%が上限とされていますが、多くのローン会社で上限に近い数字が設定されています。

遅延損害金は1日でも返済が遅れると発生してしまうので注意しましょう。

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カードローン金利から支払う利息を計算

(写真=PIXTA)

利息は日割りで計算

カードローンの返済で気になるのは、実際にいくら多く返済するのかを表す「利息」ですよね。利息は以下のように計算します。

〇利息 = 1日あたりの利息 × 借入日数
 (1日あたりの利息 = 借入残高 × 金利 ÷ 365日)

まずは1日あたりの利息を計算します。10万円を金利年15%で借りれば、1日あたりの利息は約41円です。

1日あたりの利息に、借り入れ日数をかけると利息が計算できます。上の例で30日借りれば1,230円が負担する利息の総額となります。

計算例①50万円を年15%で借り、一括返済

借り入れ日数 利息の計算 返済総額
30日 50万円×15%÷365×30
      =約6,164円
50万6,164円
60日 50万円×15%÷365×60
     =約1万2,328円
51万2,328円

少し具体的な例で見てみましょう。50万円を年15%の金利で借り入れ、後に一括返済するとして計算してみます。

借り入れの額と金利の条件は同じですが、30日で返済した方が返済総額が小さくなりました。利息は日割りで計算されますので、できるだけ早く返した方が利息の負担は小さくなることがわかりますね。

計算例②50万円を年15%で借り、3万円ずつ返済

返済回数 利息の計算 元本の返済部分 借り入れ残高
1回目 50万円×15%÷365×30
      =約6,164円
3万円-6,164円
  =2万3,836円
47万6,164円
2回目 47万6,164円×15%÷365×30
         =約5,870円
3万円-5,870円
  =2万4,130円
45万2,034円
18回目 5万2,245円×15%÷365×30
         =約644円
3万円-644円
  =2万9,356円
2万2,889円
19回目 2万2,889円×15%÷365×30
         =約282円
3万円-282円
  =2万9,718円
※借り入れ残高超える
(完済)
0
※返済総額:56万3,171円

先に一括返済の計算例をご紹介しましたが、カードローンの返済は毎月少しずつ返済する「リボルビング払い」が基本です。毎月3万円を返済するとして、リボルビング払いの利息を計算してみましょう。

利息の計算方法は一括返済で同じですが、借入残高が毎回残る点が違います。3万円からその月までの利息を引き、残りのお金で借り入れ元本を返済していきます。たとえば、最初の月は6,164円の利息負担ですので、残り2万3,836円が返済に回ります。

借り入れの残高が減るほど月の利息負担が減り、返済スピードが上がっていきます。この例では19ヵ月(約1年半)で完済となり、返済総額は56万3,171円となりました。

計算例③50万円を年15%で借り、5万円ずつ返済

返済回数 利息の計算 元本の返済部分 借り入れ残高
1回目 50万円×15%÷365×30
   =約6,164円
5万円-6,164円
  =4万3,836円
45万6,164円
2回目 45万6,164円×15%÷365×30
   =約5,623円
5万円-5,623円
  =4万4,377円
41万1,787円
10回目 8万5,448円×15%÷365×30
   =約1,053円
5万円-1,053円
  =4万8,947円
3万6,501円
11回目 3万6,501円×15%÷365×30
   =約450円
5万円-450円
  =4万9,550円
※借り入れ残高超える
(完済)
0
※返済総額:53万6,951円

月の返済額を5万円まで引き上げると返済スピードがさらに上がります。最初の月は利息負担が3万円と同額ですが、借り入れ残高の減りが大きいので、2ヵ月目から利息負担が小さくなっています。

この例では11ヵ月で完済となり、返済総額は53万6,951円となりました。プロミス

カードローン金利や支払う利息を小さくする方法

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金利が低いカード会社を選ぶ

利息無料キャンペーンを行っているカードローンの例
アコム 初めての無担保カードローン利用者限定
契約から30日間金利0円
(※借り入れから30日ではない点に注意)
アイフル
プロミス

カードローン金利はローン会社ごとに設定が違い、銀行や信販カードローンは金利が低い傾向にあります。

また、カードローン会社には一定期間金利を無料にするキャンペーンを行っているところもあります。多くは初めての契約者に限定していますが、利用できるなら利息負担を少なくできるでしょう。

金利無料キャンペーンは、契約から一定期間としているものが多いです。契約してすぐに借り入れをしない場合、金利無料キャンペーンを利用できない可能性があるので注意しましょう。

申込みの金額を大きくする(審査と使い過ぎには注意)

カードローンの適用金利は利用限度額が大きいほど低くなる傾向にあります。審査が厳しくなる点と使いすぎには気をつけたいですが、金利負担を減らす1つの方法といえるでしょう。

できるだけ早く返済する

上述の利息計算の例を思い出しましょう。一括返済とリボルビング払いのどちらでも、返済期間が短くなるほど返済総額が小さくなりました。

利息は日割り計算されますので、できるだけ早い期間で返済すると利息負担が小さくなります。

上限金利が低いカードローン5選

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カードローンの名前 金利
ちばぎんカードローン
プレミアクラス
年3.8~5.5%
愛知銀行
愛銀カードローン「リブレ」
年4.9~13.5%
みずほ銀行カードローン 年2.0~14.0%※
三井住友カード
ゴールドローンカードレス
年3.5~14.4%
楽天銀行スーパーローン 年1.9~14.5%
(※住宅ローンのご利用で、金利を年0.5%引き下げが可能。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%である。)

上限金利が低いカードローンを5社まとめてみました。実際の適用金利は利用限度額や審査状況で変動しますが、参考にしてみてください。

カードローン金利の仕組みを理解し上手に活用しましょう

(写真=PIXTA)

カードローン金利は、1日あたりの利息を計算し、借り入れ日数をかければ計算できます。事前に計算できれば少し不安感は減りますよね。

カードローンは利用の前にどれくらいの返済になるか事前に計算し、返済計画を立てておきましょう。事前に計算することで、借りすぎを防ぐことにもつながります。

金利の低いカードローン会社を選ぶ、利用限度額を大きくする、できるだけ早く返すといった、返済総額を減らす工夫も知っておくと、より上手にカードローンを活用することができるでしょう。
 
文・
所属・ファイナンシャルプランナー
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有


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