ふとした会話で友達の貯金額を耳にして焦ったことはありませんか?

「自分と給料変わらないはずなのに…そんなに貯金してたなんて…」

私どものお客様にも対照的な方がいらっしゃいました。

Aさん:40歳で年収が1,000万円。預金残高は80万円
Bさん:40歳で年収が400万円。預金残高は1,500万円

家族構成はAさんもBさんも中学生の子供1人の3人家族です。

一体何が原因で、これほどの違いができたのでしょうか。

今回は「貯金ができる人とできない人の決定的な違い」についてご紹介します。

また、上手に貯金するコツも伝授しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

1.貯金できる人とできない人の違いとは?

年収1,000万円だけど貯金の少ないAさんと、年収400万円だけど貯金の多いBさん。

ある程度の生活レベルの差はあるにしても、Aさんが贅沢三昧かというとそうではありませんでした。

車はよく見かけるファミリーカーですし、自宅は3,900万円のマンション、外食は家族で月に2~3回行く程度でした。

では、Bさんがものすごく節約志向かというとそうでもなく、車はAさんと同じ様なグレードで、自宅は3,000万円のマンションです。

外食もAさん同様、月に2~3回程度。

AさんとBさん、一体何が違うのか?

実はAさんとBさんには、決定的な違いが2つありました。

(1)「周りもやっているから」と小さな出費を積み重ねる

AさんとBさんの決定的な違いの一つ。

それは、お子さまの学校は私立であること、そしてピアノと塾などの複数の習い事をしていることでした。

1つ1つは大きな問題にならなくても、こうした出費が重なることで貯蓄が難しくなっていました。

さらに、「皆やっている事だから」と思っているため、「自分たちにとって本当に必要かどうか」を考えることがほとんどありません。

自覚しにくいがゆえ、原因となるものが見えづらいのです。

(2)お金をいつでも引き出せる状態にしておく

元々Aさんは毎月5万円貯金していこうと考えていました。

実際5万円貯金している月もありましたが、出費が多い月などは貯金出来ていなかったり、貯金額が2万円~3万円の月もありました。

そして旅行やお子様の夏期講習など、一時金が必要だと思えばその都度預金を引き出します。

つまり、お金をいつでも引き出せる環境を作ってしまっていたのです。

一方、Bさんは勤務先の会社が財形貯蓄を導入しており、毎月給料から貯蓄額を天引きされた額が給料振込口座に支給されます。

本人は財形貯蓄は取り崩せないものだと認識していたので、そこには一切手をつけていませんでした。

天引きされた給料の範囲内で生活していたので、財形は全くの手付かずで着々とお金が貯まっていきました。

2.貯金上手のコツ:勝手に貯まる仕組みをつくる

AさんとBさんを比べると、貯金のできる人とできない人には意識の違いがあるとわかりました。

そして、Bさんが貯金できた最大ポイントは、「財形貯蓄は引き出せないものと思っていた」ことです。

その結果、Bさんは天引きされた金額でやりくりするしかなく、財形貯蓄には一切手を出しませんでした。

つまり、貯金のコツは余ったお金を貯金に回すのではなく、最初に貯金する額を差し引いておくことなのです。

しかし、なかには「今月はいつもより厳しいから」「結婚式や入学式などイベントで必要だから」と、ついつい引き出してしまう方は少なくないのではないでしょう。

それでは、いくらたっても貯金額は増えていきません。

貯金するには、自動的にお金を貯めるという“仕組み”を取り入れる事が重要なのです。

3.貯金上手のコツ:確定拠出年金や投資信託を活用する

 
お金が勝手に貯まっていくような仕組みとしては、いくつか手段があります。

具体例を挙げると、積立定期預金や財形貯蓄、保険や確定拠出年金、投資信託などです。

また、住宅を購入する事も自動的に貯金できる方法の一つ。

「え?住宅ローンを支払うんだから貯金じゃなくて借金でしょ?」という声も聞こえてきそうですので、住宅購入がなぜ貯金なのかを解説しておきましょう。

例えば、賃貸で家賃10万円を35年間支払うのと、住宅ローン10万円を35年間支払うケースを比べてみます。

家賃や住宅ローンの金利は変動しないという前提で考えると、総支払額は4,200万円になります。

前者は賃貸のため資産という形は残りませんが、後者は4,200万円の内から建物の評価額を除いたとしても土地の資産を形成することが出来ます。

それを売却すれば現金化する事が出来るため、自動的にお金が貯まることになるのです。