「スピルリナ」という食品、聞いたことありますか?

あまり聞きなれないかもしれませんが、とても優秀な食べ物!

アミノ酸・ビタミン・ミネラル・食物繊維など50種類以上の栄養・健康成分を含み、「スピルリナだけ食べても生きていける」と言われるほど高い栄養価を誇るスーパーフードです。

そのため、国連が食糧難の対策として『スピルリナが優れた未来食になる』と発表したり、NASAでは将来の宇宙食としてスピルリナの採用を研究していたりと、近年注目を集めています。

そんな高栄養価のスピルリナは、一体、どんなところが優れているのでしょうか?

今回は、スピルリナの魅力的な栄養効果やオススメの摂り入れ方についてご紹介していきます!

スピルリナとは?

スピルリナは、小さな藻の一種です。

地球上に生命が現れた時から現在までずっと生き続けている、地球最古の生命体とも言われています。

大きさは0.3-0.5mmほど。肉眼では見えませんが、形がらせん状をしていることから、ラテン語で『らせん』を意味する『Spirna』が名前の由来となっています。

スピルリナの魅力的な栄養効果

<植物には珍しい豊富なタンパク質と優れたアミノ酸バランス>

カラダの約2割は、タンパク質でできています。

タンパク質は、筋肉・内臓・血液・髪・爪・骨・皮膚の材料となる重要な栄養素。カラダ作りにおいて大きな役割を担っています。

これらのパーツは毎日作り変えられるので、毎日欠かさず摂ることが大事。

そんなカラダに大事なタンパク質を豊富に含んでいるのが、「スピルリナ」です。

スピルリナのタンパク質の成分含有比は65-71%(重量比)を占めます。これは、タンパク質が多いとされている、大豆や肉・魚・乳製品よりも高い含有比。

スピルリナは食品の中でもタンパク質の含有比が非常に高いと言えます。

また、スピルリナはアミノ酸のバランスが優れています。

そもそも、アミノ酸とは何かと言いますと、タンパク質の原料です。

タンパク質はアミノ酸がつなぎ合わさって出来ており、人間のカラダは20種類のアミノ酸を必要としています。そのうち、9種類のアミノ酸は体内で作ることができず、食事から摂取しなければなりません。このアミノ酸を「必須アミノ酸」と言います。

一般的に植物性タンパク質に比べると、動物性タンパク質の方が必須アミノ酸を多く含んでいると言われています。

しかし、スピルリナは植物であるにも関わらず、この必須アミノ酸を8種類も含み、計18種のアミノ酸を含有します。

このように、スピルリナは、豊富なタンパク質で、アミノ酸バランスの優れたスーパーフードと言えるでしょう。

最近では、プロのアスリートもスピルリナを使用する方が増えているそうですよ。

<免疫力を高めてくれる豊富なβ-カロテン>

スピルリナは緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンが豊富。

普段は、レタスやキャベツなど、淡色野菜を主に摂っている方も多いのではないでしょうか?

これらの淡色野菜は、緑黄色野菜に比べるとβ-カロテンがあまり多くありません。

そのため、淡色野菜中心のサラダを食べて野菜を摂ったつもりでいても、β-カロテン不足になってしまっていることがあります。

β-カロテンが不足すると、風邪を引きやすくなるなどの免疫力の低下・ドライアイ・髪の脱毛につながることも。

スピルリナは、β-カロテンが豊富なので、日頃あまり緑黄色野菜を摂っていない方や、免疫力が落ちてきたなという方には特におすすめです!

<アンチエイジング効果のある珍しい青色の抗酸化物質>

最近では、スピルリナに含まれる青色色素「フィコシアニン」も注目されています。

ポリフェノールの一種とされるフィコシアニンは、抗酸化作用があり、アンチエイジング効果があると言われています。他にも、免疫力アップ効果・抗炎症作用も期待できるそう。

また、このフィコシアニンは、青色の天然着色料としても人気が高まっています。

これまで使われていた青色の着色料は、主に人工的に作られた合成着色料。しかし、この天然着色料であるフィコシアニンは、舌を青く染めず、安心・安全な色素。

最近では、お菓子・飲料などに利用され人気が高まっています。