妊娠中期頃になると、お腹もだんだん大きくなってくるので、仰向けに寝るもの辛くなります。そんな時は、抱き枕を使って横に寝ると体の負担が減り、快適な状態で眠ることができますよ。妊娠中におすすめな抱き枕の使い方や選び方、人気商品を紹介します!

妊娠中に抱き枕は必要? いつから使うの?

妊娠中に抱き枕は必要なの? 使い方や妊婦におすすめの抱き枕8選を紹介
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

妊娠中期に入りお腹が大きくなってくると、お腹が圧迫されて仰向けやうつ伏せで寝ることが辛くなります。そのため横向きで寝る妊婦さんが多いかと思いますが、そのまま横向きで寝ると上になった腕や脚の重みで肩こりや腰痛の原因になることがあります。そんな時におすすめなのが抱き枕です。抱き枕を使うことで横向き寝で生じる肩や腰への負担をやわらげ、自然な姿勢を保ことができるのです。また、抱き枕は腰痛や肩こりだけではなく、いびきの改善にも効果があると言われており、妊婦さん以外にも人気の睡眠グッズです。妊娠中期に入っても寝苦しさを感じない妊婦さんもいるかもしれませんが、使ってみればその快適さの虜になることも! 身体の負担を軽減するためにも、この機会に抱き枕の使用を検討してみてはいかがでしょうか?

妊婦さんの抱き枕の使い方

妊娠中に抱き枕は必要なの? 使い方や妊婦におすすめの抱き枕8選を紹介
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

お腹が大きくなってくる妊娠中期以降は、左側を下にした「左側臥位(そくがい)」という寝方や、シムス位(シムズの体位)という寝方がおすすめです。

シムス位(シムズの体位)と抱き枕の使い方は?

体の緊張がとれリラックスできると言われている体位ですが、正式なシムス位は上半身がうつ伏せ気味になるため、妊婦さんのお腹が圧迫され寝苦しくなってしまう可能性があります。お腹や胸の圧迫を防ぐために、床側の左膝の下に抱き枕などを入れて膝の高さを調節してください。また顔や腕の向きは、自分自身が楽だと思える位置に置くようにしましょう。

  1. 体の左側を下にして、ややうつ伏せ気味で横向きに寝る。
  2. 抱き枕やクッションなどを両手・両足に挟む。
  3. 下側の左脚を少し後ろに下げる。
  4. 上側になった右脚を前に出して軽く曲げる。
  5. 顔の向きと反対側の腕を背中側に出す。

※寝苦しさを感じる場合、顔や腕の向きは楽だと思える位置に置いてください。

「左側臥位(そくがい)」と抱き枕の使い方は?

「左側臥位(そくがい)」とは、体の左側を下にした寝方です。妊娠後期に入った妊婦が仰向けで寝ると、「仰臥位低血圧症候群」になることがあります。胎児の体が大きくなると、母体の下腹部付近にある腹腔動脈と下大静脈の血管が圧迫されます。そうすると血流の勢いが元々弱い静脈は更に血流が低下し、母体の心臓に血液が戻らなくなってしまいます。そして心臓から体に送り出す血液量が少なくなることで血圧が低下して体は酸素不足に陥り、吐き気や嘔吐、あくびなど、「仰臥位低血圧症候群」の様々な症状が出てきます。ですが左側を下にして寝ることで静脈の方にかかる比重が少なくなり、血流の流れが再開します。この時、抱き枕を使うことで自然に横向きになり、左側臥位(そくがい)の姿勢を安定させることができるのです。

  1. 体の左側を下にして横になる。
  2. 抱き枕やクッションなどを両手・両足に挟む。

妊娠中の抱き枕の選び方は?

妊娠中に抱き枕は必要なの? 使い方や妊婦におすすめの抱き枕8選を紹介
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

抱き枕には色々なタイプのものがあります。リラックスした姿勢を保てるものをはじめ、腰痛対策として座った時に腰に巻き付けられるもの、授乳クッションとして使えるもの、ぬいぐるみとして楽しめるもの…使い方もシチュエーションによって様々です。まずは自分がどんな時に使いたいのかを想定してみてください。そして形やサイズはもちろん、楽に寝返りが出来そうか、どれくらいの柔らかさがいいかなど、手元にあるクッションや丸めた掛け布団などで試して、自分に合った抱き枕を絞っていきましょう。

機能性をチェック

妊娠中に抱き枕は必要なの? 使い方や妊婦におすすめの抱き枕8選を紹介
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

抱き枕には大きく分けて5つのタイプがあります。まずは心地良いと思える形や機能性を確認して、あなたに合った抱き枕を選んでみてくださいね。

C型

バナナ型や三日月型、流線型とも呼ばれ、身体にフィットしやすいのが特徴です。抱き枕に抱きつくことで体重を分散させ、自然な横向き寝の姿勢をサポートしてくれます。C型タイプの抱き枕の中には、産後に授乳クッションとして使えるものや、赤ちゃんが座るのをサポートしてくれるものもあります。

I型

ロングクッション型とも呼ばれている抱き枕。抱き枕の中で最も一般的なタイプで妊婦さん以外にも広く使われています。横にして二人用の枕として使ったり、脚枕として脚の下に置いてむくみを取ったりと、様々な使い方ができます。

U型

仰向け寝やうつ伏せ寝、横向き寝…それぞれの姿勢が楽にとれる抱き枕です。大きな腕に身体をすっぽりと包み込まれる感覚を味わえて安定感も抜群ですが、その分サイズも大きめなタイプが多いです。購入の際は大きさや重さを確認するようにしましょう。

L字

枕と抱き枕の機能を併せもったユニークな形の抱き枕。寝返りがうちやすく、背中も優しく支えてくれます。一体型のものと、枕部分が取り外せて単体で使えるタイプのものがあります。

ぬいぐるみ型

ぬいぐるみタイプの抱き枕は癒し効果抜群! マスコットとして寝室に飾るのもいいですし、丸洗いできるものであれば産後に赤ちゃんのぬいぐるみとして使うのもいいですね。

お手入れしやすいもの

妊娠中に抱き枕は必要なの? 使い方や妊婦におすすめの抱き枕8選を紹介
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

就寝時は、意外に汗をかくもの。小さいお子さんと一緒に寝ている妊婦さんやハウスダストのアレルギーを持っている妊婦さんは、特に衛生面に気を使いたいところですよね。カバー付きのものや丸洗いできる抱き枕であれば、いつでも清潔に使えます。丸洗いできないタイプの抱き枕は、定期的に干すか衣類などの布製品などを消臭・除菌するスプレーを使うようにしましょう。
※素材によって天日干しが良い場合と陰干しが良い場合があります。干す時は表示を確認するようにしてくださいね。

素材で選ぶ

抱き枕を選ぶ際に外せないポイントは抱き心地。使用している素材でその感触は大きく変わってきます。

ポリエステル綿

適度なクッション性が特徴で、ソファや布団、クッションなどの中綿として広く用いられています。ポリエステル綿は100%だと弾力性がありすぎ保湿性も良くないため、木綿などと合わせることが多い素材です。その場合は「ポリエステル混」と呼ぶこともあります。

低反発ウレタン

宇宙飛行士の身体の負担を軽減するためにNASAが開発した素材。体重をかけると身体にあわせて抱き枕の形がゆっくりと変形するのが特徴です。身体にかかる圧力を適度に分散してくれるため、腰痛や肩こりに悩んでいる方にもおすすめです。ただし、通気性が悪く洗濯もできないという欠点があります。最近ではスノー低反発素材という、低反発ウレタンを更に細かくして通気性を高めた素材も登場していますが、こちらも洗濯はNG。そのため、週1〜2回は陰干しをするようにしましょう。カバー付きのものであれば、こまめに洗濯できるので衛生面でも安心です。

微粒子ビーズ

一度使ったら病み付きになること間違いなし! 直径0.5mmほどの非常に細かいビーズのため、どんな姿勢にも優しくフィットします。また触り心地が非常にソフトな点もポイントです。ただし、反発力が弱いので適度な弾力性を求めている方には合わないかもしれません。