日本のプロ野球チームは12球団あります。「セ・リーグ」と「パ・リーグ」の2リーグ制で、各リーグに6球団ずつ所属しています。各球団にはそれぞれ特徴があり、歴史や伝統も異なります。今回はプロ野球の人気球団をランキング形式で紹介します!
日本のプロ野球は全部で12球団
プロ野球を統括する日本野球機構には「セ・リーグ」と呼ばれるセントラル・リーグと「パ・リーグ」と呼ばれるパシフィックリーグの2つのリーグが日本にはあります。
プロ野球全12球団のうち6球団ずつで「セ・リーグ」と「パ・リーグ」で別れています。元々は「日本野球連盟」というリーグで、2つに別れてはいませんでした 。
しかし1949年に日本野球連盟が分裂する事態に陥り、現代の「セ・リーグ」と「パ・リーグ」の2リーグ制になりました。
セ・リーグ
セ・リーグとはセントラルリーグの略で「日本プロ野球組織セントラルリーグ運営部」が正式名称です。
「読売ジャイアンツ」「阪神タイガース」「広島東洋カープ」「横浜DeNAベイスターズ」「中日ドラゴンズ」「東京ヤクルトスワローズ」の6球団が所属しています。
パ・リーグ
パ・リーグはパシフィックリーグの略で「日本プロ野球組織パシフィックリーグ運営部」が正式名称です。
「福岡ソフトバンクホークス」「千葉ロッテマリーンズ」「埼玉西武ライオンズ」「東北楽天ゴールデンイーグルス」「オリックス・バファローズ」「北海道日本ハムファイターズ」の6球団が所属しています。
プロ野球12球団の人気順ランキングTOP12!
日本のプロ野球を盛り上げる12の球団には、それぞれに魅力があります。では、どの球団が人気があるのでしょうか。また各球団の人気の秘密には理由があるのでしょうか。
12球団の人気ランキングを紹介します!お気に入りの球団が何位に入っているのかもチェックしてみましょう。
プロ野球12球団の人気順ランキング第12位:オリックス・バファローズ
オリックス・バファローズは大阪市の京セラドームを本拠地にしている球団です。バファローズがファンの獲得に苦戦をしている一番の理由として、関西で絶大な人気を誇る人気球団の阪神タイガーズの存在があります。
阪神タイガースは歴史が長く伝統のある球団のため、大阪では熱狂的なファンが多く、オリックス・バッファローズが新規のファンの獲得に苦戦していると言われています。
さらに大阪を本拠地としているオリックス・バファローズの人気が低迷している原因には、阪神タイガース以外にも Jリーグの人気クラブであるガンバ大阪、セレッソ大阪の存在も挙げられます。
しかし現在のオリックス・バッファローにはスター候補の存在もあり、人気の回復に期待が高まっています。
プロ野球12球団の人気順ランキング第11位:千葉ロッテ・マリーンズ
千葉県千葉市のZOZOタウンスタジアムが本拠地の球団です。千葉ロッテ・マーリンズの人気が低迷している原因にスター選手の存在があります。
千葉ロッテ・マリーンズでは生え抜きのスター選手が育成されておらず、成績も不振が続き、ファンの獲得に苦戦を強いられています。
近年は観客動員数も伸び悩んでいますがファンたちの期待するスター候補の存在もあり、これからの活躍が楽しみな球団でしょう。
2017年には「謎の魚」という新しいマスコットキャラクターが登場をしました。第五形態まであるという、そのインパクトのある姿がネットニュースやSNSで話題となり、海を越えてMLBの公式サイトでも紹介されました。
いまや公式グッズも多くあり、人気マスコットとして存在感を増しています。
プロ野球12球団の人気順ランキング第10位:東京ヤクルトスワローズ
東京ヤクルトスワローズは東京都新宿の明治神宮球場を本拠地にしている球団です。
1990年に野村克也さんが監督に就任すると、1992年、1993年、1995年、1997年と4度のリーグ優勝をし、スター選手も多く誕生しました。東京ヤクルトスワローズは強豪球団として人気が上がっていきます。
しかし2016年からは不振が続き、観客動員数も伸び悩み始めます。その後2018年に青木宣親さんがメジャーから東京ヤクルトスワローズに復帰をすると、帰ってきたスター選手の登場にファンは喜び、活躍の期待が高まることにより観客動員数が増えました。東京ヤクルトスワローズは徐々に人気が回復をしています。
東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターのつば九郎はフリーダムな言動で話題を集め、他球団のファンにも愛されています。その人気は12球団で1番高いと言われています。
プロ野球12球団の人気順ランキング第9位:横浜DeNAベイスターズ
横浜ベイスターズは横浜市横浜スタジアムが本拠地の球団です。リーグ優勝、日本一と共に2回の優勝をしています。しかし近年は改革の甲斐なく、成績はなかなか結果が出すことができず、下位争いを繰り返していました。
横浜ベイスターズの特徴は、ドラフト1位で入団をした選手の多くが成績を残し活躍をしているところでしょう。2009年にドラフト1位で入団した筒香嘉智さんを始め、スター選手が何人も誕生し人気が回復傾向にあります。
ファンの獲得に取悪戦苦闘していた横浜ベイスターズですが、選手たちの活躍により少しずつ観客動員数が増加し始めています。
プロ野球12球団の人気順ランキング第8位:埼玉西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズは埼玉県所沢市にあるメットライフドームを本拠地にしています。リーグ優勝が22回、日本一に13回という記録をもつ強豪球団です。
しかし近年は成績が振るわず低迷期に入ったと思われた西武ライオンズですが、2018年にリーグ優勝をし、その実力と人気は復活しつつあります。
また、西武ライオンズはファンサービスを大切にする球団で、様々な集客戦術を行なっています。強豪球団へと復活を遂げたライオンズの人気はさらに上昇していくでしょう。
プロ野球12球団の人気順ランキング第7位:中日ドラゴンズ
中日ドラゴンズは名古屋市のナゴヤドームを本拠地にしている球団です。星野仙一さん、宇野勝さん、のちに中日ドラゴンズの監督となる落合博満など、多くのスター選手を輩出した人気球団ですが、近年は不振が続いています。
しかし中日ドラゴンズは2018年からファンクラブ会員が増えて観客動員数が増加しているのです。
その理由として、ファンクラブ会員に無料でチケットをプレゼントするという、ファンにはとても魅力的なサービスを開始したことにあります。このサービスが好評で、中日ドラゴンズを新たに知る人が増えているようです。
プロ野球12球団の人気順ランキング第6位:東北楽天ゴールデンイーグルス
12球団で歴史が1番浅い球団が東北楽天ゴールデンイーグルスで、宮城県仙台市の楽天生命パーク宮城が本拠地の球団です。
野村克也さんや星野仙一さんという名将たちを監督として招聘し、話題になりました。2019年にはゼネラルマネージャーに石井一久さんを招いています。
豊富な資金で、FA補強や外国人選手の補強に力を入れています。話題の多い球団で、選手の獲得には成功をしていますが生え抜きのスター選手が現れず、集客に苦戦しています。
今後、日本一に輝いた時のエース・田中将大さんのようなスターが誕生すれば人気の回復に繋がるでしょう。