クイーン・エマ・サマーパレス/Queen Emma Summer Palace

カメハメハ4世とクイーン・エマゆかりのスポット
(画像=『LaniLani』より引用)

ヌウアヌの谷にある「クイーン・エマ・サマーパレス」は、ハワイ島の先祖代々の郷里にちなんでハワイ語で月の養子=南十字星の意味を持つ「ハーナイ・アカマラマ」と呼ばれている。もともとはこの土地をハワイ政府から購入したハワイ系の白人ジョン・ルイスによって建てられた、ヴィクトリア様式とハワイ様式が融合しているユニークで魅力的な建築物で、1850年にエマ王妃の叔父ジョン・ヤング2世に売却された。子どもがいなかったヤング2世の遺言によってエマ王妃の手に渡り、エマ王女は暑さと厳格なイオラニ宮殿での生活から逃れるためにここを訪れていた。

カメハメハ4世とクイーン・エマゆかりのスポット
(画像=『LaniLani』より引用)

国家歴史登録財として認定された建物内には玄関の間、正面寝室、客間、マントの間、裏寝室、中央広間、エジンバラの間の7つの部屋があり、全部で24枚といわれるキルトコレクションや、エマ王妃がヨーロッパ旅行の際に購入したピアノ、エマ王妃が使っていたベッドとともにアルバート王子が使っていたベビーベッドや洋服など、ゆかりの品々が展示されている。 敷地内にはデンマーク人の造園家オーガスタス・ホルステインによって設計された宮廷敷地内庭園がある。庭園はシダ科の植物ラウエアでおおわれ、かつては睡蓮が咲き乱れる池や、魚がいた池もあつたという。現在ハワイにはダウンタウンのイオラニ・バレスをはじめ、ハワイ島のカイルアコナにあるフリヘエパレスとこのクイーン・エマ・サマーパレスの3つがアメリカ合衆国にある宮殿といわれている。このクイーン・エマ・サマーパレスは一人息子で王家の跡継ぎだったアルバート王子を4歳で亡くし、その一年後に最愛の夫カメハメハ4世までも失ったクイーン・エマの、家族で幸せに過ごした記憶が残っている宮殿である。看板が小さく入口がわかりにくいので、車で訪れる場合にはカーナビゲーションの利用をお勧めしたい。

クイーン・エマ・サマーパレス/Queen Emma Summer Palace

住所: 2913 Pali Hwy, Honolulu 電話番号: 808-595-3167 営業時間: 9:00~16:00 、日曜 10:00~15:00 定休日: 無休(祝日は休みの場合あり)

セントアンドリュース教会/ST.Andrew’s Cathedral

カメハメハ4世とクイーン・エマゆかりのスポット
(画像=『LaniLani』より引用)

ダウンタウンのハワイ州都歴史地区にあり、州政府ビルの斜め向かいにある教会が「セントアンドリュース教会」だ。クイーン・エマは英国出身の母方の叔母の養子として英国の影響を受けて育ち、カメハメハ4世は10代で英国を訪れており、二人とも英国に親しみを感じていた。このことから王位を継承した後もイギリスとイギリス国教会に関心を寄せ、司教派遣を要請。エマ女王広場と呼ばれていた土地の一区画を、イギリス国教会を建設する土地として寄付した。この場所に建設されたのがセントアンドリュース教会であるが、教会の完成を見ることなくクイーン・エマは1885年に死去してしまった。大聖堂は1867年に建設が始まり、建材のほとんどを英国から運んでいたために長い建築期間を要した。

1958年2つの張り出し窓や聖堂の玄関ホール、さらにジョンウォーリンズがデザインしたハワイで最も大きな玄関側のステンドグラスが設置された。このステンドグラスにはカメハメハ4世とクイーン・エマ王妃の姿も描かれている。実に91年もの歳月を要して聖アンドリュー大聖堂は完成した。すべて石で作られた教会の内部には約45メートルのバージンロードがあり、これはハワイの教会のなかでは最も長く、リゾートウエディングを行うカップルにも人気の教会である。

セントアンドリュース教会/ST.Andrew’s Cathedral

住所: 229 Queen Emma Square 電話番号: 808-524-2822 営業時間: 挙式、行事の時間以外は見学可能。日曜午前にミサを開催 定休日: 日曜午前にミサを開催

カメハメハ4世とクイーン・エマの功績は、あまり派手ではないが、ハワイの人々の生活に密着したものが多い。今回紹介したスポットなら観光客にも行きやすいので、訪れてみればどれだけ偉大な王と王妃だったのかを知ることが出来るだろう。

提供・LaniLani



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