就職・転職・結婚・進学など、ライフイベントに伴って新居への引越しが必要になったとき、ネックになるのが費用と手続きのこと。

本当は戻ってくるのに「戻ってこない」といわれてしまいがちな敷金の取り戻し方や、ちょっとしたポイントで節約できる引越し費用、「こんな手続きもしなきゃいけなかったの?」な税金関係の手続きは、知らないと損です。

気持ちよく新生活を過ごすために、引越しの時点で気をつけておきたいポイントについて紹介します。

一人暮らしの女性にかかる引越し相場の目安

一人暮らしの女性が引っ越す際にかかる費用の目安について紹介します。

>賃貸の場合、敷金や礼金、仲介手数料や前家賃などの初期費用がかかります。おおよそ家賃の5ヵ月分から6ヵ月分が初期費用の目安。

新居にもっていかない家具は、粗大ゴミとして処分しますが、その費用は
>300円から2,000円程度が目安です

引越し業者に支払う費用は、タイミング次第で変わり、
>3月4月など入学や卒業、入社や転勤など多くの人が引っ越しをする繁忙期は、業者の手配が追い付かなくなるほど引っ越し件数が増え、業者側の「言い値」で見積もりされることがあります。

ネット回線の手続きや生活雑貨の買い替え費用など、見落としがちな引越し費用。記事を読みながらチェックしてみては?

詳細はこちら。

女性一人暮らしの引っ越し費用相場は?時期と荷物量がポイント(2019/06/15公開)

敷金は戻ってくる!知らないと損する引き渡しの真実

賃貸物件を引き渡すとき「敷金は戻ってこない」「壁のがびょうの跡も原状回復義務がある」というのが常識と言われてきましたが、実はそうではないことをご存知ですか?

敷金は戻ってきますし、がびょう跡のために壁紙を張り替える必要もないのです。

>敷金トラブル解決の指針となっているのが、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」です。
>通常の住まい方で発生した損耗(軽度な汚れやキズ)や経年変化の修繕費用は、すでに家賃に含まれていると判断されるため、クロスの張り替えなど「建物価値を増大させる」ための費用は家主側の負担とされています。

国土交通省のガイドラインを示せば解決する場合が多いようですが、解決に至らない場合は少額訴訟制度を利用するのも1つの手です。

敷金トラブルを防ぐためにチェックすべきポイントを知っておきましょう。

詳細はこちら。

「敷金は戻ってこない」は嘘?知っておきたい賃貸の原則(2019/04/08公開)

引越したいけど保証人がいない…そんなときの対処策

新居を借りるときに必ず必要なのが保証人。連帯保証人扱いになるので、友人・知人レベルの人には頼みにくいですよね。近親者がなってくれれば早いのですが、様々な事情で親や兄弟に頼めない人はどうすればいいのでしょう。

賃貸借契約の保証人の役割は大きく2つあります。
>「家賃を滞納したときに、代わりに支払ってくれる人」
>万が一契約した人に不測の事態が起きたときの連絡先

責任が重いので、気軽に頼めるものではないですよね。そんなときに役立つのが家賃保証会社です。

家賃保証会社の仕組みはこのようなものです。
>入居者は通常と同じように不動産管理会社あるいは大家さんと「賃貸借契約」を結び、保証機関とも「保証委託契約」を結ぶことによって、保証機関が連帯保証人の代わりをしてくれる仕組みです。

家賃保証会社の利用については、不動産会社と相談してみるといいでしょう。
>保証料は必要になりますが、引越し難民とならないように、上手にシステムを利用しましょう。

詳細はこちら。

なぜ引っ越しには保証人が必要なの?保証人がいない場合の対処方法は?(2019/06/27公開)

住民税の納税先は新住所であってる?

1年の途中で住所が変わった場合の住民税の納付先をご存知ですか? 新住所に支払うと考えがちですが、住民税はその年の1月1日時点で住所があった市町村に支払います。

>住民税の納税には、普通徴収と特別徴収の2つの方法があります。
>普通徴収は、自分が直接納付書で納める方法です。個人事業主やフリーランスの方などが多いでしょう。
>特別徴収は、給与から毎月天引きされる方法なので主に会社員が該当します。
>特別徴収の場合は、会社がいったん社員から住民税分を預かり、会社から各住所地へ支払います。給与天引きされる特別徴収の場合は、あらかじめ差し引かれて給与が振り込まれるため、自ら納付書で支払うよりも住民税の負担を感じにくいかもしれません。
>会社に在職しているときは特別徴収ですが、年度の途中で退職した場合は、残りの納めるべき住民税を一括で納めるか、普通徴収で納めるか選択することになります。

年度の途中で引越しと退職が重なった場合は、納付先と納付方法に注意したいですね。

詳細はこちら。

引っ越し後は住民税をどこに支払う?意外と知らない納税先について(2019/06/14公開)