サイコパスの弱点は?サイコパスは手強い相手ですが、無敵ではありません。何とかしたいと思った時のサイコパスの弱点と潰し方を説明します。自分がどうしても追い詰められた時の手段として考えておきましょう。
サイコパスをギャフンと言わせたいなら、弱点を熟知して効果的な対応をとらなければなりません。下手に行動すると、返ってサイコパスの思うツボなので要注意。
そこで今回は、サイコパスの弱点を徹底解説し、具体的な潰し方を伝授します。
サイコパスとは?
サイコパスとは、反社会性パーソナリティ障害という精神疾患です。多くは先天的な原因で脳機能に問題があり、良心や罪悪感に乏しく、共感力がありません。人の気持ちを考えず、自分の利益を追求するのが特徴で、そのためなら平気で嘘をつき、相手を陥れようとします。
性格は極めて自己中心的。損得勘定で行動します。思いやりなどの道徳観念もなく、自分のために行動するのが当然という考えです。しかし、必ずしも悪の道に走るわけではありません。
「自分勝手に行動し周囲に敵を作るのは損」と判断すれば、社交的で親切な振る舞いをします。人間関係のトラブルは多いですが、大きな成功を収めるケースも珍しくありません。
サイコパスの弱点20個

人を利用するサイコパスの弱点は、それを許さない環境や相手です。具体的には、以下のようなことが弱点になります。
(1)孤立した環境 (2)義務の強要 (3)異端を認めない雰囲気 (4)感情論 (5)根性論 (6)正論 (7)努力を美徳とする風潮 (8)奉仕活動 (9)深く親密な人間関係 (10)隙のない知識と教養 (11)自分を超える権力者 (12)自分だけを信じる実力主義者 (13)自分以上の天邪鬼 (14)常識が通じない人 (15)何事にも動じない人 (16)事実を自分で確認する人 (17)我が強く譲らない人 (18)口が軽く何でもすぐ喋る人 (19)声が大きい人 (20)無感動で無反応な人
意外かもしれませんが、何より恐れるのは孤立です。寂しいから嫌なのではありません。孤立すると、人を利用できなくなるのが不自由なのです。また、サイコパスは損が嫌いなので、義務を強要される環境や奉仕活動が、嫌で仕方ありません。損得勘定で物事を考える合理主義者なので、感情論や根性論など、自分が全く理解できない価値観も苦手です。
また、非常に親密で全員が仲良く何でも話すようなコミュニティも、サイコパスの弱点になります。1人を陥れようとしても、あっという間に情報が共有され、サイコパスの思い通りにコントロールできないからです。
自分が到底敵わない相手、例えば権力者や実力者、知識が豊富な人などにサイコパスは柔順です。逆らったり張り合ったりする方が、デメリットが大きいと考えます。その他、サイコパスの想定を大きく超える人、何でも自分でやらなければ気が済まない人、何をしても反応が薄い人も、関わりづらい相手と言えるでしょう。
サイコパスの天敵
サイコパスは自分の利益のために他者を利用するのが特徴です。見方を変えると、自分だけの力でできることは限られており、周囲の手を借りなければ大したことはできません。そのため、以下のようなコントロールが難しいタイプは、サイコパスの天敵と言えます。
・完全な秘密主義者 ・秘密を守れないお喋り ・知識豊富な人 ・実力主義者 ・自分以上の合理主義者 ・想定外の行動をする突拍子のない人 ・誰にも流されない自由人
このようなタイプの人は、サイコパスの発言に耳を貸しません。あるいは、聞いたことを周囲に言いふらしたり、予想外の行動をしたりして、サイコパスの計画を台無しにします。利用できないだけではなく、都合の悪い言動をするので、サイコパスの評価をドンドン下げていく原因となるのです。そのため、サイコパスの方から距離を取るようになります。