サイコパスはいい人に見える?サイコパスはいい人ぶることや優しいふりをする人が多いのでしょうか。本当の姿や、本物の見分け方について解説します。
サイコパスがいい人に見えるのは、実は良くあること。最初はいい人を装ってターゲットに近づき、心を許したところで利用するのが、サイコパスの常とう手段です。うかつに信じて搾取されたら大変です。
そこで今回は、サイコパスの見分け方について解説します。
サイコパスはいい人そうに見える?
サイコパスは良心や罪悪感が欠如し、平気で人を騙す冷酷さがあります。非常に利己的で、周囲をコントロールしながら自分の目的を果たそうとするのが特徴です。しかも、狡猾で巧妙に策を練り、慎重に事を運びます。
目的のためなら、本当の自分を隠し、偽りを演じるなどお手のもの。嘘に罪悪感がないサイコパスは、心にもないことでもためらいなく口にできるのです。
好感度を上げて信用を得た方が、人をコントロールしやすくなります。そのため、サイコパスの多くはオシャレに気を遣い社交的。自分からにこやかに話しかけます。そのため、サイコパスの第一印象はいい人そうに見えます。
サイコパスは人前でいい人ぶる?優しいふり?
サイコパスの本質は利己的で冷酷です。いい人そうに見えるのは、周囲を騙すための仮の姿。自分にとって都合がいいから、優しいふりをするのです。
特に成功しているサイコパスほど、人間関係をそつなくこなします。まずは相手の懐に入り、本音を引き出しながら上手に交渉しつつ、自分の思うように動かそうとするのが特徴です。
損得勘定で物事を判断するサイコパスは、無償の優しさや奉仕の心がわかりません。共感力も低いので、人の喜ぶ顔を見て自分も幸せになるような感性を持ち合わせていないのです。サイコパスがいい人に見えて優しいふりをするのは、自分の印象を上げるため。あるいは、手を差し伸べた方が結果的にスムーズに目的に近づくと判断したからでしょう。
サイコパスの本当の姿

映画などの影響で、サイコパスには凶悪犯罪者のような残忍なイメージがあります。しかし、サイコパスの本当の姿は、究極の利己主義です。目的のためなら、あらゆるものを利用します。サイコパスが残忍な犯罪者になるか、成功者になるかは、目的によって左右されるのです。
例えば、人を傷めつけることに快楽を感じるサイコパスならば、犯罪者になるかもしれません。一方、地位を上げたいサイコパスならば、努力を積み重ねて成功を収めるでしょう。全く違う道を歩みながらも、目的のためならなんでもするのは同じです。
人にはそれぞれ個性があるように、サイコパスも千差万別。身近にいるサイコパスが「犯罪行為はデメリット」と考えるならば、大きな害にはなりません。
サイコパスの感情の起伏は?
サイコパスは一部の感情が欠落しています。良心や思いやりがなく、共感性も低いです。だからこそ、冷静で合理的、かつ論理的な判断ができます。感情に左右されないサイコパスは、感情の起伏が小さいと言えるでしょう。
もちろん、サイコパスにも喜怒哀楽はあります。嬉しいこと、悲しいこと、悔しいことなどがあれば、感情は動きます。しかし、標準よりも振れ幅は小さいです。常に利益を求めるサイコパスは、感情よりも思考に没頭するため、冷静な時間が長くなります。