スマホでの動画撮影って結構難しい…でも、スマホでGoProのような綺麗な動画を撮影したい、そんな方のためにプロカメラマンが撮影テクニックを紹介します。縦横どちらで撮影した方がいいの? 手振れ対策は? 画質は? ズームの使い方は? 基本的なことから解説します。

スマホ動画の撮影の基本、すぐに使えるテクニックを厳選して紹介!

スマホでの動画撮影の基礎知識、おすすめのテクニックや動画アプリを紹介!
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

こんにちは、千株式会社 撮影部の野村です。スマホのカメラ撮影について、これまで「スマホでの子供の写真撮影のテクニック」や「スマホ撮影におすすめなカメラアプリ」を紹介してきました。でも、パパママはスマホで子供の動画撮影もよくしますよね。そこで、今回は「スマホでの動画撮影の基礎知識、おすすめのテクニック」をご紹介します。

スマホ動画の基礎知識1:カメラアングル

スマホでの動画撮影の基礎知識、おすすめのテクニックや動画アプリを紹介!
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

アングル選びが重要なのはスマホ写真撮影もスマホ動画撮影もほぼ同じです。動画は静止画を連続して撮影したものなので、決まったフレームの中に被写体をどう配置するのかは静止画撮影と同じだと考えてください。アングルや構図の決め方については写真撮影時のテクニックの記事で紹介しているので、そちらをご覧ください。その他、スマホ動画ならではの注意点について、こちらでご紹介しますね。

スマホ動画撮影時はスマホ写真撮影時より少し画角が狭くなる

スマホ動画もスマホ写真も撮る人は知っていると思いますが、スマホ動画撮影時は同じ場所でスマホ写真を撮るときより画角が狭くなります。わかりやすく言うと写真撮影時より少しだけズームがかかったような動画になると考えてください。

スマホ写真を先に撮っていて、途中からスマホ動画撮影に切り替えたときは、同じ画角で撮影しようと思うと少し後ろに下がる必要が出てきます。

スマホ動画の基礎知識2:縦横どちらで撮影すべき?

スマホでの動画撮影の基礎知識、おすすめのテクニックや動画アプリを紹介!
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

InstagramやTikTokに投稿するので無ければ横向きがおすすめ

スマホは片手で持ちやすいよう縦長に作られています。そのため、スマホ動画や写真を撮影するときに縦向きで撮影するパパママが多いですが、撮影後にスマホ動画を編集したり、SNSなどに載せたりする際は横向き撮影の方がおすすめです。

InstagramのストーリーズやTikTokのように縦向き撮影を前提にしたサービスへの投稿の場合はもちろん別です。今後、縦向きスマホ動画の投稿やシェアサービスが増えてきたら、縦向き撮影の方が最適になるかもしれません。今のところ、横向き撮影が主流なので、横向き撮影をおすすめします。

人間の目は横向きのスマホ動画の方が見やすい

人間の目は左右に並んで配置されていますよね。この、横並びの目の配置からもイメージできるように、人間は横向きの映像の方が見やすく、そのためTVや映画などは横向きで撮影されています。人の目に限らず、動物や昆虫の目が左右に配置されているのは、広い視野を確保し、敵や餌を見つけやすいようにと言われています。

縦向きのスマホ動画を見るのに慣れている人も多いと思いますが、縦向き映像を見る際でも人間は縦映像をいくつかの横向きのパーツに分けて目を上下させて見ています。人間の目に自然に受け止められ、負担が少ないスマホ動画は横向きというわけです。

TVやプロジェクターなどは横向き映像を再生するようにできている

スマホでの動画撮影の基礎知識、おすすめのテクニックや動画アプリを紹介!
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

最近のスマホ動画はHD画質や4K画質など、TVやプロジェクターの大きな画面で再生しても綺麗に見られますが、すべての再生機器は横向き映像を再生するように作られています。そのため、せっかく撮影したスマホ動画も、外部再生機器のモニターやスクリーンの一部だけを使って再生することになってしまいます。

横向きでスマホ動画を撮影した方が広い範囲の背景が撮影できる

スマホ動画を横向きで撮影すると、背景の建物や風景などをしっかりと収めることができます。後からスマホ動画を見直したり、誰かに見せたりするときに広い範囲の背景が映っている方が、どんな場所で撮影したスマホ動画なのかの情報が豊富で、理解しやすくなります。

もちろん、縦でスマホ動画を撮影した方がいい場合もあるでしょう。慣れないうちは横向きでスマホ動画を撮影するのをおすすめします。

横向きスマホ動画の方が後からの編集がしやすい

スマホでの動画撮影の基礎知識、おすすめのテクニックや動画アプリを紹介!
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

スマホ動画の編集アプリやパソコン用のソフトもかなり高機能になってきました。これまで撮影したスマホ動画を編集する機会も今後増えてくると思いますが、編集の際は横向き撮影をしたスマホ動画の方がいろいろな点で便利です。

横向きと縦向きのスマホ動画を混在して編集するのは難しい

横向きと縦向きのスマホ動画をまとめて編集することは可能ですが、映像に縦横が混在するとどうしても違和感が出てしまいます。縦向き動画を編集して、横向きの映像に切り取ることも可能ですが、上下がカットされるためいい映像にならなかったり、無理やり横向きに編集すると、荒れた映像に見えたりします。

今、撮影している子供のスマホ動画を将来、子供の結婚式などで編集して流す際は「横向きでスマホ動画を撮影しておけばよかった…」と後悔するかもしれませんよ。

注意:スマホ動画撮影時は録画開始時の向きで固定して撮影される

スマホ動画の撮影時に「縦向きに撮影したはずなのに、スマホ動画が横向きになっていた!」という失敗が しばしば起こりがちです。 その原因はスマホの録画ボタンを押したときにスマホを横向きにしていたからです。

スマホ動画では録画ボタンを押した時のスマホの向きで動画が撮影されます。 例えば、スマホが縦向きの状態で録画ボタンを押すと、その後スマホを横向きに傾けても、撮影されるスマホ動画は「縦向き」のままになってしまいます。逆も同じです。