台湾人の名前について、あなたはどのくらい知っていますか?名前は中国語読み?台湾語読み?名前の決め方は?夫婦別姓だけど子供の姓はどっち?自分で気軽に改名できるって本当?など、台湾人の名前の豆知識と、人気の女性名トップ20をご紹介します!

台湾人の名前に関する豆知識

台湾の公用語は、台湾華語です。北京語をベースにした言語で、義務教育でも使われている言語なので、もっとも一般的な言語と言えるでしょう。

次に多いのが中国語です。標準漢語とも呼ばれる言語で、台湾華語との共通点が多く、イギリス英語とアメリカ英語程度の差異しかないんだとか。会話もほとんど成立するそうです。

最後に、台湾語。台湾語は年配層をメインに使われている言語で、台湾華語や中国語とはまったく違う言語であるため、会話は成立しません。

では、台湾人の名前は何語でつけられているのでしょうか?

台湾人の名前は、漢字で書かれ、中国語の読みで読まれます。家庭内では台湾語の読みで呼ばれ、外では中国語の読みで呼ばれるというケースもあります。

台湾人の名前や名付けには、日本と違う点がたくさんあります。大きな違いをご紹介しましょう。

台湾では名前を3回変えられる!

2020年現在、台湾では1人につき3回の改名が認められています。

日本でも、さまざまな理由で自分の名前を変える人はいますよね。その際には裁判所に認められる必要があり、手続きも複雑です。

しかし、台湾ではかなり簡単に名前を変えることができるとのこと。裁判所の手続きも不要です。

台湾人が名前を変える理由は、そのほとんどが「運勢を良くしたいから」なんだそうです。

台湾では、子供の名付けを占いや姓名判断で決めることがスタンダード。「今の運勢よりさらに良い運勢を手に入れたい」という人や、「今の名前は結婚運が良い名前だけど、自分は仕事運や金運の方を重視しているから」などの理由で改名ができるんです。

20代後半から30代前半で改名する人が多く、人生の方向性を決めてそれに見合う運勢を手に入れたいと考えているようです。

日本人から見れば「姓名判断なんて」と思いがちですが、台湾人にとって姓名判断はとても重要なものなので、改名の理由として十分ということですね。

台湾人は英語の名前も持っている

台湾人は、本名である中国語の名前の他に、英語圏の名前を持っています。

イングリッシュネームと呼ばれるこの名前は、通称なので、公的な手続きは一切不要。名付けに関しても、自分でつけたり人につけてもらったりと、かなり自由で気楽につけられるものだそう。

かといって、イングリッシュネームはニックネームのように一部に限定される使い方ではなく、公的な役割も果たしています。

普段から友人同士で呼び合う他にも、会社で仕事中に呼ぶこともあります。接客業に従事している人の場合、ネームプレートにイングリッシュネームが使われていますし、パスポートにもイングリッシュネームの記載欄があるほどです。

では、このイングリッシュネームはどうやって名付けられるのでしょうか?

イングリッシュネームは、英語を習い始めるタイミングでつけられるんだそう。学校で英語の授業が始まるときだったり、英会話に通い始めた頃だったりとさまざまですが、初めて英語に触れる際に名付けられるんだそうです。

名付けるのは英語の教師や親がほとんどですが、自分でつけたり友達につけてもらったりすることもあるんだとか。楽しそうですね。

また、キリスト教徒は洗礼の際にもらう洗礼名があるため、その名前をそのままイングリッシュネームとして使うこともあります。

親しい人はフルネームで呼ぶ

台湾では、面識のない人に呼びかける際に、姓に敬称をつけます。日本でいうところの「さん」に当たるのは、相手が男性なら「先生」、女性なら「小姐」などです。

ある程度面識がある人に対しては、名前を呼び捨てにしたり、ニックネームで呼んだりします。仲の良い友達ではなく会社の同僚程度の間柄でも、名前を呼び捨てにするのが基本です。台湾人にとって、呼び捨ては無礼ではありません。

本当に近い間柄なら、姓も含めたフルネームで呼び合います。家族や仲の良い友達や恋人などです。呼び捨てよりもフルネーム呼びが親しさの証とは、日本との違いを感じますね。

苗字と合わせて漢字3文字が一般的

台湾の人の名前は、漢字で書くと、姓が1文字と名前が2文字の合計3文字であることが一般的です。姓が2文字の人や名前が1文字の人もいますが、最大でもフルネームで合計4文字でとなります。

フルネームで4文字から5文字が一般的な日本人名とは、かなり違いますね。

台湾は夫婦別姓

かつては、結婚した女性は、夫の姓の後に旧姓をつけた2文字の姓に変わるのが普通でした。Aさんという女性がBさんという男性と結婚した場合は、夫であるAさんの姓はそのままですが、妻であるBさんはBAという姓を持つということです。

現在の60歳以上の夫婦ではこのケースに当てはまります。

子供に関しても、BさんとBAさんの間に生まれた子供の姓は、自動的に夫側の姓であるBであるとされていました。しかし、現在は、両親のうちどちらの姓を名乗るかを決めることができるようになっています。

子供の姓を決めるには、両親の合意が必要です。しかし、両親が合意に至らなかった場合も多そうですよね。そういった場合にはどうやって決めるのでしょうか?それは、なんとくじ引き!

くじ引きで名前を決めるなんて、ちょっと考えられませんよね。しかも、役所で段ボールの中に手を突っ込んで「夫姓」「妻姓」の札のどちらかを引き当てるといったシンプルな方法が一般的なんです。

また、子供が成人するまでに1度だけ姓を変えるチャンスがあり、申し出があれば姓を変えられるようになっています。