最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
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すぐに現金が必要になった時、カードローンを検討する人は多いのではないでしょうか。数あるカードローンの中には最短で即日融資が可能なものもあります。しかし申し込む時間や条件によってはその日に融資を受けられないこともあります。カードローンを申し込んでも、お金が必要なタイミングに間に合わなかったら意味がありません。そうならないためには、各カードローンの特徴を把握することが大切です。

本記事では、代表的なカードローン11社の最短融資時間や適用金利、限度額を比較して紹介します。即日融資を受けるためのポイントについても解説しますので、カードローン選びの参考にしてください。

審査なしで利用できるカードローンはある?

Q:カードローンでお金を借りる際に審査はあるのでしょうか?
A:あります。カードローンでお金を借りるためには、審査に通らなければなりません。審査がないカードローン会社は、ヤミ金の可能性があるので注意が必要です。貸金業者を規制する貸金業法では、お金を貸す際に必要な書類や貸付可能額も定められています。

審査なしのカードローンはない

無審査でお金を借りられるカードローンは存在しません。返済能力のない人にお金を貸すと、返ってこないリスクがあります。カードローン会社はそのリスクを回避するために審査を行うので、無審査で貸付を行うことはありえません。

2006年に改正された貸金業法では、借り過ぎ・貸し過ぎを防止する「総量規制」が定められました。これは、年収の3分の1を超える借入・貸付を禁止する法律です。すでに他の貸金業者からの借入が年収の3分の1に達している場合は、新たにお金を借りることはできません。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。

出典:日本貸金業協会 貸金業法について お借入は年収の3分の1まで(総量規制について)

個人の借入状況は信用情報に記録されており、金融機関は審査の際に信用情報を見て総量規制に違反していないかを確認します。総量規制によって、借入を行う際は基本的に年収を証明する書類の提出が必要になりました。

信用情報とは
クレジットカードやローンの契約および申込みに関する情報のことで、個人の取引事実を記した客観的な情報です。

審査なしの貸金業者は要注意!

しかし、「無審査で融資が可能」を売りにしている貸金業者を見かけことがある方は多いでしょう。

貸金業法は、法令遵守の助言や指導を行う国家資格「貸金業務取扱主任者」を持つ人を営業所に置くことを義務付けています。正規の貸金業者は「貸金業務取扱主任者」を置いているため、無審査で融資を実行することはまずありません。

「無審査」を謳っている貸金業者は違法業者である可能性が極めて高いので、十分注意しましょう。

最短即日融資が可能なカードローン!11社を比較

Q:最短即日融資が可能なカードローンにはどんな種類がある?
A:最短即日融資をうたっていても、融資までにかかる時間はさまざまです。融資時間以外にもそれぞれに特色があるので、自分にとって最適なカードローンを選びましょう。

最短即日融資が可能なカードローンは大手から中小企業まで、さまざまな消費者金融業者が取り扱っています。しかし、実際にかかる時間や金利、サービスなどは業者によって異なるので、どの金融機関が自分に合っているのか見極めるのは難しいでしょう。

本記事では即日融資が可能な主要カードローンを、さまざまな側面から比較します。最短融資時間が他と比べて長く見えるカードローンでも、優遇サービスなどのメリットがあるものもあります。しっかり比較検討して、最適なカードローンを選びましょう。

適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
プロミス 4.5%~17.8% 500万円以内 最短30分 最短10秒 30日間 あり 瞬フリで24時間365日最短10秒で融資
SMBCモビット 3.0%~18.0% 800万円以内 最短30分 手続き完了後最短3分 なし 原則あり 電話連絡での優先審査あり
アイフル 3.0%~18.0% 800万円以内 最短25分 最短25分 最大30日間 原則なし 電話連絡での優先審査あり
レイクALSA 4.5%~18.0% 500万円以内 最短15秒 最短60分 最大180日間 あり 21時までの契約手続き完了で当日融資可能
アコム 3.0%~18.0% 800万円以内 最短30分 最短60分 30日間 あり 楽天銀行口座があれば審査通過後最短1分で融資可能
au PAY スマートローン 2.9%~18.0% 100万円以内 最短30分 最短即日 なし あり au PAY残高にチャージ可能
ベルーナノーティス 4.5%~18.0% 300万円以内 最短30分 最短24時間以内 14日間 あり 主婦でも借入可能
オリックス・クレジット 1.7%~17.8% 800万円 最短60分 最短即日 なし あり レンタカーや提携ホテルなどの会員限定サービスあり
セントラル 4.8%~18.0% 300万円以内 最短即日 最短即日 最大30日間 あり 1万円から1000円単位の少額融資に対応
株式会社アムザ 15.0%~20.0% 100万円以内 最短30分 最短即日 なし なし 郵便物や在籍確認なしで融資可能
AZ株式会社 7.0%~18.0% 300万以内 最短30分 最短即日 なし あり 簡易3秒診断で借入可能かチェック

※データは各社公式サイトより引用

比較してみると、大手ほど最短融資時間を明確に示しているようです。しかし、最短融資時間が明記されていても、申し込む時間によっては当日中に融資を受けられないことがあります。即日融資が可能な時間帯は金融機関によって異なるので、申し込む前に確認しておきましょう。

プロミス

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=プロミスHPより引用)
適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
プロミス 4.5%~17.8% 500万円以内
※新規契約時点の融資額上限は50万円
最短30分 最短10秒 30日間 あり 瞬フリで24時間365日最短10秒で融資

※データはプロミスより引用

プロミスは大手消費者金融系カードローン会社です。WEB完結申し込みを利用すると、最短30分で審査が完了します。

瞬フリ(振込キャッシング)を申し込めば、24時間365日最短10秒で振り込まれます(※1)。これは業界最速といっても差し支えないでしょう。また15秒事前審査サービスを提供しており、生年月日と年収、他社での借入金額を入力するだけで簡易審査ができます(※2)。

スマホアプリで取引を行う「アプリローン」を利用すれば、申し込みから借入までをスマホだけで完結できます。セブン銀行ATMやローソン銀行ATMを利用できるので、24時間いつでも借入が可能です。

初めて利用する人は「30日間利息無料サービス」が受けられるのも嬉しいポイントです(※3)。「30日」は初回出金時から適用されるので、利息無料期間を無駄にすることがありません。

※1 金融機関によって振込時間が異なります。
※2 事前審査結果確認後、本審査があります。
※3 メールアドレス登録とWeb明細登録が必要です。

SMBCモビット

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=SMBCモビットHPより引用)
適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
SMBCモビット 3.0%~18.0% 800万円以内 最短30分 手続き完了後最短3分 なし 原則あり 電話連絡での優先審査あり

※データはSMBCモビットHPより引用

SMBCモビットは、SMBCグループが提供する会社です。SMBCモビットの特徴もWEB完結申し込みにあります。下記の銀行口座を持っていれば、WEB完結申し込みを利用できます。

【WEB完結申し込み可能な銀行口座】

  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行

WEB完結申し込みを利用すれば、最短30分で審査結果がわかります(※1)。申し込んだ後、コールセンターに連絡して急いでいる旨を伝えれば、すぐに審査を開始してくれる「優先審査」を行っています。優先審査に通れば、手続き完了後最短3分で融資を受けられるので、一刻も早く融資を受けたい人におすすめです(※2、※3)。

WEB完結申し込みなら勤務先への電話連絡がなく、自宅に郵送物が届くこともありません。誰にも知られることなく、すぐに借入をしたい人はWEB完結申し込みがおすすめです。

契約完了後Tポイントサービスに申し込むと、Tポイントと連携できます。手持ちのTポイントカードと連携することもできますし、申込時にTカード機能付きモビットカードを選択することもできます。Tポイントを連携しておけば返済時にポイントが貯まるだけでなく、貯まったポイントを返済に使うこともできます。普段からTポイントを活用している人には、お得なサービスといえるでしょう。

※1 申込の曜日や時間帯によっては、翌日以降の取扱となる場合があります。
※2 最低3分での融資は、銀行口座への振込融資が対象です。
※3 申込の曜日や時間帯によっては、翌日以降の取扱となる場合があります。

アイフル

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=アイフルHPより引用)
  適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
アイフル 3.0%~18.0% 800万円以内 最短25分 最短25分 最大30日間 原則なし 電話連絡での優先審査あり

※データはアイフルHPより引用

アイフルの即日融資は、スマホやPCからのWEB申し込みで可能です。WEB申し込みの受付完了の連絡を受けた後、オペレーターに電話で依頼すれば優先して審査を行ってくれて、最短25分で融資が完了します。ただ申し込んだだけでは先着順に審査が行われるので、混み合っている場合は間に合わないことがあります。どうしても即日融資が必要な場合は、急いでいる旨を電話で伝えるようにしましょう。

アイフルのスマホアプリをダウンロードすれば、カードレスで借入が可能です。全国のセブン銀行ATMとローソン銀行ATMに対応していますので、24時間365日コンビニで融資を受けられます。また、アイフルのWEB完結申し込みは郵送物なし、電話確認なしで申し込めるため、借入をしたことを誰かに知られる心配がありません。

「30日間利息0円サービス」も見逃せません。新規申込時に限りますが、契約日の翌日から30日間無利息で借入ができます。注意が必要なのは「契約日の翌日から」という点です。契約後すぐに融資を受ける場合は問題ありませんが、契約から借入まで期間が空く場合は利息0円サービスのメリットを最大限享受できません。よりお得に利用するために、借入のタイミングを考えて申し込みましょう。

レイクALSA

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=レイクALSA HPより引用)
  適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
レイクALSA 4.5%~18.0% 500万円以内 最短15秒 最短60分 最大180日間 あり 21時までの契約手続き完了で当日融資可能

※データはレイクALSA HPより引用)

レイクALSAでは、最短15秒で審査結果がわかります。8時10分~21時50分の「審査結果のお知らせ時間」内であれば、その場で審査結果を確認できます(※1)。また、WEBなら最短60分で融資が可能なので、急いでいる時に便利です。

スマホアプリを使えばコンビニATMでも借入ができるので、24時間365日利用できます(※2)。レイクALSAは新生銀行グループのカードローンなので、新生銀行カードローンATMなら夜間・休日も手数料無料でお金を借りられます。近くに新生銀行ATMがあれば、いつでも手数料を節約できるということです。

無利息期間が選べるのもレイクALSAの特徴です。選べる期間は「30日間」「60日間」「180日間」の3種類で、すべて初めての契約に限られます。無利息期間の開始日は契約日の翌日で、無利息期間終了後は通常の金利が適用されます。なお30日、60日、180日の併用はできません。

【無利息期間の適用条件】

  • 30日間無利息:契約額が1万円~500万円の方
  • 60日間無利息:契約額が1万円~200万円でWEB申し込み限定(WEB以外で契約した方は対象外)
  • 180日間無利息:契約額が1万円~200万円で、そのうち5万円まで適用

60日間と180日間は契約額が200万円までなので、200万円以上を借り入れる場合は30日間しか選べません。

※1 年末年始を除きます。また毎月第3日曜日は8時10分~19時です。
※2 2020年12月23日(水)よりセブン銀行ATM「スマホATM取引」による借入の利用を停止しています(2022年1月13日現在)。

【貸付条件】
融資限度額 1万円~500万円/貸付利率 4.5%~18.0%/ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方、ご自分のメールアドレスをお持ちの方、日本の永住権を取得されている方/遅延損害金(年率) 20.0%/ご返済方式 残高スライドリボルビング・元利定額リボルビング/ご返済期間・回数 最長5年、最大60回/必要書類 運転免許証・収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)/担保・保証人 不要
※商号:新生フィナンシャル株式会社
※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

アコム

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=アコムHPより引用)
  適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
アコム 3.0%~18.0% 800万円以内 最短30分 最短60分 30日間 あり 楽天銀行口座があれば審査通過後最短1分で融資可能

※データはアコムHPより引用

アコムは、三菱東京UFJフィナンシャル・グループ傘下の消費者金融です。アコムで借入を行う場合は、振込融資が便利です。利用する金融機関によって受付から振込までの期間は異なりますが、土日祝日を除く平日ならば基本的に即日融資が可能です。さらに、楽天銀行の口座があれば曜日にかかわらず、いつでも受付完了からおよそ1分で振り込まれます。楽天銀行を利用する場合、受付時間は0時10分~23時49分なので、ほぼ24時間365日利用できるということです。

今の状態で借入ができるかどうか気になる方は、本審査の前に最短3秒で終わる簡易診断を使ってみましょう。申込時にあらためて審査を受けることになりますが、融資可否の目安にはなるはずです。HP上で簡単な質問に応えるだけなので、非常に便利です。

eメールサービスに申し込むと、事前にメールで返済期日を知らせてくれる「安心サービス」があるのも嬉しいポイントです。このサービスに申し込んでおけば、返済期日をうっかり忘れてしまうことがありません。アコムは、手厚いサポートがある親切な業者といえるでしょう。

au PAY スマートローン

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=au PAY スマートローンより引用)
  適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
au PAY スマートローン 2.9%~18.0% 100万円以内 最短30分 最短即日 なし あり au PAY残高にチャージ可能

※データはau PAY スマートローンより引用

au PAY スマートローンは、ATMに行かなくてもスマホからチャージできる「ダイレクトチャージ」がある新しいカードローンです。審査時間は最短30分、融資も最短当日に受けられます。基本的に振込融資でもすぐに融資を受けられますが、振込先金融機関の受付時間によっては即日融資を受けられないことがあります。

ダイレクトチャージなら直接au PAY残高への借入が可能なので、審査が完了すればすぐにお金を使えます。また申込時はau IDの登録情報が反映されるため、早く入力が完了します(※1)。ダイレクトチャージのメリットは迅速な融資と、ワンストップで借入と利用ができることです。借りたお金をすぐに使えるので、特に買い物用として利用したい方や、すでにau IDを持っている方におすすめです。

ただし、借入を引き落としに充てたい場合や現金が必要な場合は、au PAY スマートローンのメリットをあまり感じられないかもしれません。

※1 運転免許証、勤務先、連絡先の入力は必要です。

ベルーナノーティス

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=ベルーナノーティスより引用)
  適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
ベルーナノーティス 4.5%~18.0% 300万円以内 最短30分 最短24時間以内 14日間 あり 主婦でも借り入れ可能

※データはベルーナノーティスより引用

カタログ通販で知られているベルーナが運営するベルーナノーティスは、専業主婦でも借入が可能な数少ないカードローンです。収入のない専業主婦は、一般的にカードローンで融資を受けることはできません。しかし、ベルーナノーティスは総量規制の例外制度である「配偶者貸付」を利用して、専業主婦にも貸付を行います。

「配偶者貸付」とは配偶者の年収を合算して、その1/3までの貸付を行うことです。配偶者の同意が必要など細かい規則はありますが、この制度を利用すれば専業主婦でも融資を受けられます。しかし、配偶者貸付を利用して専業主婦にお金を貸してくれる業者は、ほぼありません。銀行なら借入は可能ですが、即日融資は不可能です。ベルーナノーティスは、すぐにお金が必要な主婦に最適な消費者金融といえるでしょう。

また、他の金融機関では無利息融資は初回の申し込みに限られますが、ベルーナノーティスでは何度でも利用できます。無利息期間は14日間と短めですが、何度も適用されるのはベルーナノーティスならではのメリットでしょう。ただし再度無利息融資が適用されるのは、前回の借入日から3ヵ月以上経過している場合に限られます。前回の借入日からの経過期間さえ気をつければ、非常に使い勝手の良いサービスといえます。

オリックス・クレジット

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=オリックス・クレジットより引用)
  適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
オリックス・クレジット 1.7%~17.8% 800万円 最短60分 最短即日 なし あり レンタカーや提携ホテルなど会員限定サービスあり

※データはオリックス・クレジットより引用

オリックス・クレジットのカードローンには「VIPカードローン」と「カードレスVIP」があります。共通するのは、申し込みから契約完了までをWEBで完結する「即契(そっけい)」サービスです。郵便物や申込書の記入が不要なので審査は最短60分、最短で即日借入が完了します。

カードの有無以外の違いは、カードレスVIPはVIPカードローンと比べて実質年率が0.2%優遇されます。これは、カード発行にかかる経費が削減されるためです。また、PCやスマホからインターネットを通じて即時振込に対応しているので、いつでもどこでも融資を受けられます。よって、カードレスVIPのほうがより手軽に利用できるといえるでしょう。

オリックス・クレジットは、オリックスグループが提供するさまざまな優待を受けられるのもメリットです。ビジネスホテルやリゾートホテル、レストラン、レンタカーなどのサービスを優待価格で利用できます。出張が多い人やレジャーによく行く人は、より使い勝手が良いでしょう。

セントラル

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=セントラルより引用)
  適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
セントラル 4.8%~18.0% 300万円以内 最短即日 最短即日 最大30日間 あり 1万円から1000円単位の少額融資に対応

※データはセントラルより引用

セントラルのカードローンは、14時までにWEBから申し込むと最短で即日融資が可能です。即日融資の場合は銀行振込になるため、引き落としのために融資を受けたい場合に便利です。

セントラルでは「Cカード」が発行され、セブン銀行ATMで返済や借入をする際に使用できます。コンビニATMは基本的に24時間365日稼働しているので、銀行振込を利用できない時間帯に借入をしたい場合はCカードが便利です。

セントラルでも初めての契約に限り、30日間金利0円サービスがあります。初回契約日の翌日から30日間は無金利でお金を借りられるサービスなので、30日以内に返済すれば利息がかかりません。借りた金額だけ返済すればよいので、非常にお得なサービスです。ただし、30日が過ぎると通常金利が発生するので注意しましょう。

セントラルは、1万円以上1000円単位の少額融資に対応しています。「ご祝儀代が足りない」「旅行に行くのに手持ちの現金だけでは不安」といった場合に少しだけ借りられるので、重宝するでしょう。セントラルは「ちょっと足りない」に対応してくれるカードローンです。

株式会社アムザ

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=株式会社アムザより引用)
  適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
株式会社アムザ 15.0%~20.0% 100万円以内 最短30分 最短即日 なし なし 郵便物や在籍確認なしで融資可能

※データは株式会社アムザより引用

中小消費者金融は利用できる地域が限られるケースが多いのですが、株式会社アムザのカードローンは全国で利用できます。アムザのカードローンは、ネットで申し込めば最短30分で審査結果がわかります。最短で即日振込が可能ですが、契約完了の時間帯によっては翌日になることもあります。また土日は手続きができないので、急いでいる場合は注意しましょう。

アムザのカードローンは適用金利が15.0%~20.0%と他のカードローン会社に比べて高めで、限度額は100万円以内と低めです。しかし在籍確認なしで融資を受けられるので、他社の審査に通らなかった方でも利用できる可能性があります。

またレディースローンや学生ローンのように、パート主婦やアルバイトをしている学生でも即日融資を受けやすい商品も取り扱っています。

AZ株式会社

最短即日融資が可能?おすすめのカードローン11社を比較
(画像=AZ株式会社より引用)
適用金利 限度額 審査時間 融資時間 無利息期間 在籍確認の有無 その他特筆点
AZ株式会社 7.0%~18.0% 300万以内 最短30分 最短即日 なし あり 簡易3秒診断で借入可能かチェック

※データはAZ株式会社より引用

AZ株式会社のカードローンの審査は最短30分で、最短で即日融資も可能です。中小企業ながらネットで申込から契約まで行うことで、全国に対応しています。ネットからの申込時に返済シミュレーションもできるので、「毎月いくら返済できるか、よっていくらまで借りられるのか」をイメージしやすいでしょう。

下記の3項目を入力するだけで、簡易3秒診断が可能です。

【簡易3秒審査の入力項目】

  • 性別と独身か既婚か
  • 年収
  • 他社からの借り入れ状況

申し込む前に簡易診断でチェックしておけば、借入可否の目安になります。借入ができるかどうか不安な方は、試してみましょう。

カードローンで即日融資を受けるために気をつけるポイント

Q:即日融資を受けるためにチェックすべきポイントはありますか?
A:即日融資は、申込から契約までをいかにスムーズに進めるかが大切です。即日融資に適していないカードローンを避け、混雑時を避けて申し込むといった工夫をするとよいでしょう。

融資を申し込む際に気をつけるべきポイントは、いくつかあります。最短融資時間が短いカードローンでも、申込のタイミングや審査状況によっては融資まで時間がかかることもあります。即日融資を受けるためには、手続きと審査にかかる時間をいかに短縮するかが重要です。

また、「即日融資を受けにくい」とされるカードローン会社を避けることも大切です。あえてハードルが高いところを選ぶのではなく、融資を受けられる可能性が高いところを選びましょう。

次に説明するポイントは、どれも即日融資の可能性を高めるにあたって非常に大切です。融資を受けようと考えているカードローンが以下の項目に当てはまっているか、また申込のタイミングは適切か、しっかり確認してから申し込みましょう。

銀行系のカードローンは避ける

現在銀行系カードローンは即日融資を行っていないため、即日融資を希望する場合は銀行系のカードローンは避けましょう。

銀行が即日融資をしない理由

銀行は「反社会勢力排除の取り組み」として、カードローンの審査時に警察庁のデータベースとの照合を行います。これは借り手が反社会的勢力関係者であった場合、銀行側が組織に関わることを防ぐためです。警察庁のデータベースの照会には時間を要するので、即日審査結果が出ることはありません。

1. 当協会は、警察庁・金融庁・預金保険機構といった関係省庁等との連携および検討をさらに進め、預金保険機構を介して実施することとしている、警察庁の暴力団情報照会システムへの接続を可能な限り早期に行う。

出典:一般社団法人全国銀行協会「反社会的勢力との関係遮断に向けた対応の強化について」

融資審査の厳格化と警察庁データベースの照合によって、銀行系カードローンの審査には数日を要します。よって即日融資が必要な場合は、銀行系カードローンは選択肢から外すべきです。

銀行は総量規制の対象外だが自主的に貸付を制限している

銀行は貸金業法の対象ではなく「総量規制」を遵守する必要がないため、貸付額に関する規制はありません。しかし、一部の銀行カードローンによる貸し過ぎが問題になり、2016年9月に日本弁護士連合会が「銀行等による過剰貸付の防止を求める意見書」を提出しました。

これを受け、一般社団法人全国銀行協会は2017年3月に「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」を実施しました。消費者の返済能力を超える貸付を防ぐため、カードローン審査に時間をかけるよう各行に呼びかけたのです。

年収証明書や自ら保有するお客さまの情報等によって、お客さまの収入状況や返済能力をより正確に把握することに努める。 信用情報機関の情報等を活用するなどして、自行・他行カードローン、貸金業者の貸付を勘案して返済能力等を確認するよう努める。

出典:一般社団法人全国銀行協会「銀行カードローンに関する 全銀協の取組みについて」

それによって総量規制を守る義務はないものの、ほとんどの銀行は貸付を年収の3分の1以下に留めるようになりました。借入額が年収の3分の1以下であることを確認するためには、審査に時間をかける必要があります。

大手の消費者金融系カードローンを利用する

カードローン会社は大企業から中小企業まで、さまざまな業者が存在します。すぐに融資が必要なら、即日融資が可能な大手消費者金融系カードローンを選びましょう。申込から最短60分以内で融資が可能なのは、ほとんどが大手消費者金融系カードローンといっても過言ではありません。

中小の消費者金融にも「即日融資」を掲げているところはありますが、そのほとんどが「24時間以内の融資開始」を指しています。申込が午後以降になった場合は翌日融資となるケースが多いため、午前中に申し込まない当日には間に合いません。急いで借入をしたいなら、大手消費者金融を利用するとよいでしょう。

WEB完結に対応しているかを確認する

申込をスムーズに行うためには、手続きがWEBで完結できるかどうかも重要です。WEB手続きだと、住所・氏名などの個人情報や希望借入金額を入力し、本人確認書類をアップロードするだけで申込が完了します。さらにWEB上で融資の受け取りまでできれば時間を大幅に短縮できるので、即日融資を受けたい方に最適な申込方法といえます。

「即日融資」を謳っている消費者金融のほとんどがWEB完結手続きに対応していますが、支払いまでWEBで完結できるのは「最短60分」のように、明確に融資までの時間を明記しているところと考えてよいでしょう。

WEB手続きに対応していれば、スマホだけで申込が完了するので申込書を郵送する必要がなく、自動契約機に行く時間や混んでいる場合の待ち時間が短縮されます。業者側も申込者の情報がデータで送られてくるので入力の手間が省け、結果的に手続きが早く完了します。

簡単かつ早く申込が完了するWEB手続きですが、入力に手間取って受付時間が過ぎてしまっては意味がありません。手続きをする際は、本人確認書類などを揃えてから行うとよいでしょう。

審査の受付時間を確認する

各消費者金融には、それぞれ審査受付時間があります。審査受付時間の終了間際に申し込むと当日中に審査を完了することができないため、融資は翌日になってしまいます。

審査時間が短い業者でも最短30分なので、余裕を持って審査受付時間終了の1時間前には申込を完了するようにしましょう。ただし、審査が混み合っている場合は翌営業日に回されることもあるため、早めに申し込むに越したことはありません。

24時間申込を受け付けている業者であっても、審査を24時間行っているわけではないことに注意してください。申込の受付はあくまで申込のみで、審査は審査受付時間内しか対応してもらえません。

ただし、審査終了時間が過ぎたからといって申込をあきらめるのは早計です。審査は基本的に受付順に行われるため、その日は間に合わなくても翌営業日の早い時間に審査が行われる可能性は十分あります。「今日は無理だけど、明日少しでも早く融資してほしい」という場合は、審査時間終了後でも申し込むべきです。

また土日祝日に審査が行われるかどうかも、併せて確認しておくことをおすすめします。

即時審査に対応している業者を利用する

即日審査をうたっていても、申し込んだ後すぐに審査が始まるとは限りません。即日審査は審査を始めるタイミングが明確ではなく、あくまで「当日中のどこか」でしかないのです。

「申込から最長24時間後」としている業者もあり、その場合は最大24時間のタイムロスが発生します。タイミングによっては、その日のうちに融資を受けられない可能性があるわけです。できる限り早く融資を受けたいなら、即日審査ではなく「即時審査」に対応している業者を利用しましょう。

即時審査なら申込後すぐに審査が開始されるので、無駄な待ち時間がありません。審査時間に間に合うよう申し込めば、記載どおりのタイミングで融資を受けられます。ただし、混み合っている時間はそうならないこともあるので、やはり余裕を持って申し込むことが大切です。

長期休暇の前の申込は避ける

ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などの長期休暇の前は、カードローンの申込を避けたほうがよいでしょう。長期休暇の前は、新規の借入希望者が増える傾向があります。連休を利用して旅行に行くため、親戚の子どもたちにお年玉を配るためなど、融資の需要が高まるからです。

新規の申込が増えると審査が混み合うため、手続きが遅くなります。通常であれば間に合うタイミングでも、即日融資を受けられなくなることがあるので注意が必要です。

長期休暇で混み合う可能性が高いのは5月、8月、12月です。これらの月に融資が必要になる可能性がある場合は、早めに申し込みましょう。

土日に融資を受けたいなら会社への電話連絡が必須の業者は避ける

一般的にカードローンの審査では、勤務先への電話連絡による在籍確認が行われます。在籍確認は、融資を申し込んだ人が申告した会社で本当に働いているかを確認するために行われます。

ただし、土日に申し込んだ場合は基本的に会社が営業していないため、電話では在籍確認が取れません。その場合は確認が取れるまで審査が保留されるので、その日に融資を受けることができなくなります。しかし、電話による在籍確認がないカードローン会社を選べば、土日でも融資を受けられます。

電話での在籍確認がない消費者金融で借入する際は、以下のような書類の提出が求められます。

【必要な本人確認書類の例】

  • 直近2ヵ月分の給与明細や収入証明書
  • 社員証
  • 保険証

カードローン会社によって求められる提出書類は異なりますが、申告した会社で働いていることを証明できれば融資を受けられます。ただし証明する書類を提出できなければ、電話連絡が行われることがあるので注意しましょう。

オペレーターに急いでいる旨を伝える

即日融資を実現するには、オペレーターに急いでいる旨を伝えるのも有効です。すべての消費者金融に当てはまるわけではありませんが、「すぐに借りたい」という顧客の要望に応えるべく、優先して審査を行ってくれるところもあります。特に大手消費者金融は、顧客の希望を叶える体制が整っているところが多いです。

WEBで申し込んだ後、オペレーターに電話して急いでいる旨を伝えると、優先して審査を進めてくれることがあります。ホームページなどに優先審査を明記している業者であれば確実に行っているので、まずは優先審査が可能かどうか確認してみましょう。

審査開始までの時間が短いWEBで申し込んでいるからといって、安心していてはいけません。何もしなければ審査は受付順に行われるため、混雑時は時間がかかることもあります。優先審査を受けたい場合は、必ず申込後に電話をかけて、その旨を伝えましょう。特に長期休暇の前は注意が必要です。

振込での融資に対応している業者を利用する

借りたお金を家賃や光熱費などの引き落としに使いたい場合は、振込融資に対応している業者を選びましょう。振込融資に対応している場合は、審査通過後最短10秒で銀行口座に直接振り込んでもらえるので、引き落とし口座に入金する手間と時間を省けます。審査に通って即日融資を受けられても現金を引き出す時間が取れない場合や、引き落とし期日が迫っている場合に重宝します。

メガバンクや一部のネット銀行の口座を持っていれば、24時間いつでも振込融資を受けられます。振込までの時間は業者や申込時間にもよりますが、審査に通った後最短10秒で融資が実行されます。振込手数料は消費者金融が負担するケースが多いので、余計なコストがかかりません。

振込融資を選択すると、通帳やネットバンキングに入金明細が記載されます。一部の消費者金融では振込依頼人名を選べるので、家族や友人に明細を見られても消費者金融からお金を借りていることはわかりません。

例えば「アイフル」は「AIセンター」、「アコム」は「ACサービスセンター」のように、カードローンだとわかりにくい振込依頼人名を選べます。誰にも知られることなくお金を借りたい場合に重宝するサービスといえます。

振込名義は「アイフル㈱」または「AIセンター」をお選びいただけます。

出典:アイフル「振込でのお借入方法」

振込によるお借入をご利用の際の振込名義は「ACサービスセンター」です

出典:アコム「振込によるお借入」

「スマホ取引が可能なATM」を使える業者を利用する

一刻も早く現金が必要な場合は、スマホで取引できてコンビニATMに対応している業者を選びましょう。即日融資が可能な業者で審査に通れば、スマホにアプリを登録するだけでローンカードの到着を待たずにコンビニATMで現金を受け取れます。

利用できる主なコンビニATMは、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMです。どちらもカードローンアプリと連携が可能で、コンビニATMに表示されたQRコードを読み取るだけで手続きが完了します。近くのコンビニでお金を受け取れるので、すぐに現金が必要な人に最適です。

ただし、すべての消費者金融系カードローンがスマホで取引できるATMに対応しているわけではありません。セブン銀行ATMやローソン銀行ATMでスマホ取引ができるのは、ローンカードの代わりになるアプリを提供している消費者金融だけです。大手の消費者金融系カードローンなら、ほとんどがアプリ連携に対応しています。ただし、セブン銀行とローソン銀行のどちらに対応しているかはアプリによって異なるので、事前に確認しておきましょう。

無職や専業主婦なら配偶者貸付の利用を検討する

一般的に消費者金融のカードローンで借入ができるのは、申込者本人に収入がある人です。しかし配偶者貸付を使えば、本人の収入がない専業主婦などでも融資を受けられます。配偶者貸付は、配偶者の同意を得て配偶者の収入をもとに融資を行う制度です。

配偶者貸付を利用すれば、総量規制に基づき配偶者の年収の3分の1までの借入が可能です。申し込む主婦(主夫)本人に収入がある場合は、その収入と配偶者の収入を合わせた額の3分の1まで融資を受けられます。

配偶者貸付を適用するには、以下の書類の提出が必要です。

【配偶者貸付の適用に必要な書類】

  • 配偶者の収入証明書
  • 夫婦関係であることを証明する公的書類(住民票・戸籍抄本など)
  • 配偶者貸付を行うことについての配偶者の同意書
  • 指定信用情報機関への信用情報の提供などに関する配偶者の同意書

※金融機関によって提出書類が異なることがあります。

配偶者貸付を利用すると本人に収入がなくてもお金を借りられますが、契約者は配偶者でなく申込者本人になります。したがって返済の義務も申込者本人が負うことになるので、借入の際は返済計画を立てた上で申し込みましょう。

なお、収入がない専業主婦が配偶者貸付を利用して融資を受けられる消費者金融は限られています。借入を検討している業者が配偶者貸付に対応しているかどうか、事前に確認しておきましょう。

銀行傘下の消費者金融は今後即日融資をやめる可能性も

銀行傘下の消費者金融は、今後即日融資をやめる可能性があります。レイクALSAは新生フィナンシャル・グループ、アコムは三菱東京UFJフィナンシャル・グループといったように、ほとんどの大手消費者金融は銀行の傘下に入っています。銀行における審査の厳格化が、傘下の消費者金融に波及する可能性があるのです。

金融庁が銀行にさらなる審査の厳格化を求めた場合、銀行は傘下の消費者金融に即日融資をやめるよう働きかける可能性があります。いつ即日融資がなくなるかわからないため、融資が必要になった場合は都度確認するようにしましょう。

即日でなくていいなら銀行系カードローンも検討!審査に通りやすいのはどんな人?

Q:銀行系カードローンの審査は厳しいといわれていますが、どんな人が通りやすいのでしょうか?
A:確実に返済できると思われる、信用のある人が審査に通りやすいといえます。信用情報に不安がある人は、審査を受ける前にチェックしてみましょう。

銀行系カードローンは即日融資には対応していませんが、金利は消費者金融系に比べて低めです。そのため融資を急いでおらず、借入期間が長期にわたる可能性がある人は銀行系カードローンが向いています。

ただし金利が低い分、審査は厳しいことも予想されます。返済能力の乏しい利用者に貸付を行って返済が滞った場合、銀行は回収や督促にかかる費用を負担しなくてはなりません。金利が低い分利益は少ないので、余計なコストがかかることはなるべく避けたいはずです。したがって「回収にかかる費用が発生せず、確実に返済してくれる人だけに貸したい」というのが本音ではないでしょうか。

とはいえ返済能力と信用があれば、銀行系カードローンの審査に通る可能性は十分あります。銀行が想定する「確実に返済できる人」に近ければ近いほど、審査に通りやすくなるわけです。

では、どのような人が「確実に返済できる人」なのでしょうか。

年収および生活状況が安定している人

本人に収入がなければ返済はできず、年収を把握できなければ借入限度額を算定できません。借入希望額にもよりますが、安定した収入があれば審査に通りやすいでしょう。端的にいえば、年収が高い人ほど多く借りることができます。

ただし十分な収入があっても、月によって収入が大きく変動する自営業者や個人事業主は審査で不利になることがあります。年収の高さよりも、安定した収入があることのほうが重要視されるからです。逆にいえば、年収は高くなくても収入が安定している公務員や正社員は、銀行系カードローンの審査では有利といえます。

家族構成から支出が低いと考えられる人

借入をする本人の情報だけでなく、家族構成や居住状況も審査の際にチェックされます。独身・既婚、子どもの有無、扶養家族の人数などによって、生活費は大きく変わります。年収が同じなら、生活費が高いほうが返済に回せる金額が少なくなります。

申込時に家族構成を記入するのは、世帯収入から生活費を差し引いたらいくら残るか、つまり返済能力がどのくらいあるかを予測するためです。

もちろん家族構成だけで正確な支出を把握することはできないため、あくまで目安です。しかし、子どもが多ければ今後多額の教育費がかかることが予測でき、親の家に同居している場合は住居費を抑えられる分、返済に回せるお金が多いと考えられます。

これは「家族がいると不利になる」という意味ではありません。むしろ、配偶者がいるほうが有利になることもあります。独身者より既婚者のほうが転職しにくく、長期的に安定した収入を得られると判断されるからです。また子どもがいれば生活費は増えますが、その分世帯主の責任感が強くなるため、簡単に夜逃げすることはないと考えられます。

家族構成は総合的に判断されるので、一概に「どの条件だと有利」とはいえません。

住宅ローンを組んでいる人

住宅ローンの有無も返済能力に大きく影響します。

住宅ローンを組んでいると当然月々の支出は増えますが、住宅ローン審査に通った実績があるので信用力は高いといえます。

職場の状況や雇用形態が安定している人

本人の収入とは別に勤務先の状況もチェックされます。これは、本人が今後も安定した収入を得られるかどうかを見るためです。経営状況が悪く、事業の縮小や人員の削減が行われた場合は、本人も影響を受ける可能性があるため、勤務先の状況は銀行にとって重要なチェックポイントといえます。その意味では、安定して業績を拡大している上場企業や公的機関に勤めている人は、審査において有利といえるでしょう。

雇用形態も重要です。正社員であるか、役職はついているか、勤続年数は十分であるかがチェックされます。勤続年数が1年未満だと年収を把握できないため、正社員であっても審査を通過するのは難しい可能性もあります。逆に正社員でなく契約社員であっても、勤続年数が十分で毎月安定した収入があれば、審査に通りやすくなるでしょう。

自営業や個人事業主でも安定した収入を得ていれば、それほど不利にはならないかもしれません。しかし毎月の収入に波がある場合は、審査では不利になる可能性があります。月で見れば変動があったとしても年単位で見ると安定している場合は収支報告を用意するなど、できる準備はしておくことをおすすめします。

信用情報に滞納や未納などがない人

信用情報とは、個人が何らかの金融サービスを利用した際の金銭の貸し借りや返済などに関わる情報のことです。「これまでの返済滞納の有無」「他社での借入残高・件数」「過去の債務整理歴」などがチェックされます。

クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報を指します。

出典:CIC 信用情報とは?

過去に返済滞納や債務整理歴があれば、それが記録として残るので審査で不利になるのは否めません。銀行は総量規制の対象ではありませんが、他社での借入残高がすでに年収の3分の1に近い場合も審査通過は厳しいでしょう。複数社から借入をしている場合も財政状況が逼迫しているとみなされ、評価が低くなります。

【信用情報の保管・管理機関】

  • JICC(日本信用情報機構)
  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

各機関は、互いに個人の信用情報を共有しています。例えば「JICCを利用しているカードローン会社で返済を延滞した」という情報は、審査でKSCを参照する際に通知されます。

これまでにカードローンや奨学金などを利用したことがあっても、きちんと返済していれば恐れることはありません。借入残高に問題がなく返済歴も真っ当であれば、審査でマイナスに働くことはないでしょう。

即日融資が可能なカードローンで審査に落ちてしまうのはどんな時?

Q:カードローンの審査に落ちることはあるのでしょうか?
A:その時の申込者の債務状況や勤務形態、過去の信用情報によっては落ちることもあります。

即日融資が可能なカードローンは申込から融資までの時間を短縮するため、銀行カードローンに比べて審査が甘いというイメージがあるかもしれません。

しかし審査基準は公開されていないため、一概に「審査が甘い」ということは言えませんし、実際に審査で落ちるケースも少なくありません。即日融資といえども貸し倒れは防がなければならず、そのために信用調査はしっかり行うからです。

即日融資が可能なカードローンで審査に落ちる主な原因は、3つあります。以下の項目に該当している場合は、ほぼ間違いなく審査に落ちるのではないでしょうか。しかし、現在以下の項目に当てはまっていたとしても、挽回する方法はあります。そちらも併せてしっかりチェックしましょう。

債務整理の直後

債務整理とは、返済に行き詰まった借金を軽減または帳消しにして整理することです。破産手続きや個人再生、特定調停、任意整理などが、これに当たります。債務整理によって多重債務に苦しむ債務者の負担を軽減し、経済的な更生を図ります。

・(1)任意整理・・・弁護士、司法書士等の専門家に債権者との交渉を頼んで、債務の額を確定させて(高い利息を取られていた場合、かなり金額が減ることやお金を取り戻せることもあります)、支払可能な毎月の支払額を合意して支払っていく方法です。

・(2)破産手続・・・債務が払えない状態である場合に、債務を免除してもらうことを目的とした、裁判所における手続です。

・(3)個人再生手続・・・債務の返済に困っている場合に、一定額を返済した上で、残りの債務を免除してもらうことを目的とした、裁判所における手続です。

・(4)特定調停・・・裁判所に債権者との間に入ってもらった上で、債務の額を確定させて、支払可能な毎月の支払額を合意して支払っていくことを目的とした、裁判所における手続です。

出典:日本司法支援センター 法テラス

債務者にとって有り難い債務整理ですが、どの方法でも信用情報にその記録が残るため、その後数年間はクレジットカードや住宅、車のローンの審査に落ちるでしょう。債務整理をしたという記録は5~10年程度残るため、それが消えるまではカードローンの審査も通りません。

現在の自分の信用情報がどうなっているのか気になる場合は、信用情報機関に問い合わせましょう。

すでに他社で年収の3分の1にあたる金額を借りている

銀行カードローンは原則即日融資を行っていないため、即日融資が可能なカードローンは主に消費者金融系となります。消費者金融は貸金業法によって、年収の3分の1を超える貸付を禁止する「総量規制」の遵守が義務付けられています。これは、お金を借りる人が返済能力を超える借入をしないために定められた法律です。

総量規制は、個人が借り入れているすべての融資の合計に適用されます。したがって、すでに他の貸金業者で年収の3分の1にあたる金額を借りている場合、新たな借入はできません。他社の借入を完済してからでないと、審査には通らないので注意しましょう。

収入が不安定である

銀行系カードローンと同じく、即日融資が可能なカードローンでも収入の安定性は、融資における重要な判断基準です。お金を借りれば、その時点で返済義務が発生します。金融機関側は、返済が危うい人にお金を貸すことはできません。月によっては収入が極端に少ない、もしくはまったくないと返済能力がないと判断されるため、審査に通るのは難しいでしょう。

しかし、正社員でないと審査に通らないというわけではありません。パートやアルバイトでも毎月一定の収入をある程度の期間得ていれば、審査に通ることがあります。安定した収入があることを証明できれば融資を受けられる可能性はあるので、あきらめず申し込んでみることも大切です。

即日融資が可能なカードローンで審査に通過するためのコツ

Q:即日融資が可能なカードローンの審査に通過するために、すべきことはあるでしょうか?
A:すべきことよりも、してはいけないことをしないほうが大切です。くれぐれも余計なことはしないように気をつけましょう。

審査に落ちやすいケースに該当していなくても、確実に即日融資が受けられるとは限りません。審査を通過するために良かれと思ってしたことが逆効果になることもあるので、融資を受けるためのポイントを確認しておきましょう。

以下の項目はどれも特別なことではありませんが、犯しがちなミスでもあります。それによって審査に落ちてしまってはもったいないので、十分注意してください。

申込書に虚偽の記載をしない

どうしても融資を受けたいからといって、虚偽の申告をしてはいけません。誰しも自分が不利になるような情報は隠したいものですが、申込の際についた嘘は必ずバレます。

年収を偽ると収入証明書提出の段階で、勤務先を偽れば在籍確認の際に嘘をついたことが明らかになります。「他社からの借入状況ならわからない」と思うかもしれませんが、信用情報にはすべての借入情報が記録されています。金融機関は審査の際に信用情報を取り寄せるので、借入状況を隠すことはできないのです。

申込書に虚偽の記載をすれば、それが明らかになった時に訂正や再確認、追加資料の提出を求められるため、無駄な時間がかかります。虚偽の申告をすると金融機関は申込者を信用しなくなるため、嘘をついていなければ審査に通っていたとしても、信用できない相手と判断して融資を断られる可能性があります。自身の状況に不安があったとしても、正直に申告することが大切です。

希望限度額は控えめに

確実に即日融資を受けたいなら、希望限度額は控えめにましょう。今後も借入をすることを考えると、つい多めに申請したくなりますが、希望限度額が高額になるほど審査が長引きやすくなります。

高額な借入をした人返済できなくなった場合や逃げられた場合、損失を被るのは貸付を行った金融機関です。そのため、希望限度額が高い申込の審査では慎重にならざるを得ません。

審査が長引けば、お金の調達が間に合わなくなるおそれがあります。10万円以下の少額融資なら審査はそれほど厳しくないため、比較的早くお金を借りられるでしょう。即日融資を受けるためには、欲張らず必要な金額を申請することが大切です。

一度に多くのカードローンに申し込まない

カードローンに申し込んだという事実は、信用情報に記録されます。短期間に多くのカードローン会社に申し込むと、「かなりお金に困っている」という印象を与えてしまいかねません。「貸しても返ってこない可能性が高い」と判断されるため、審査通過は難しくなるでしょう。

あちこちで借りなければならないほど困っているわけではなくても、審査に通らなかった時の保険として複数のカードローン会社に申し込むケースもあるでしょう。しかし、その場合も「一度に複数の会社に借入を申し込んだ」という記録が信用情報に残ります。

短期間に多くのカードローンに申し込むことは、将来車や住宅のローンの審査にも影響することがあるため、避けたほうがよいでしょう。申し込むカードローンはできるだけ絞り込み、審査に通過するためにしっかり準備した上で申し込みましょう。

カードローンの借入ができなかった場合は有担保ローンも検討を

Q:カードローンの審査に落ちた場合、他の選択肢はあるのでしょうか?
A:担保となるものがあれば、無審査で借入ができる方法があります。

カードローンの借入ができなかった場合は、「有担保ローン」を検討することをおすすめします。担保が必要になりますが、基本的に無審査でお金を借りることができます。

有担保ローンは貸金業法や銀行法の規制を受けないため、返済能力がない人でも即日融資を受けられる可能性があります。主な有担保ローンは「ゆうちょ銀行の担保自動貸付」と「生命保険の契約者貸付制度」です。どちらも自身の貯金や積立金を担保とするので、どこからも借りられなかった場合の最終手段とするのがよいでしょう。

ゆうちょ銀行の担保自動貸付

ゆうちょ銀行の担保自動貸付は、総合口座で管理する「担保定額預金」および「担保定期預金」を担保として貸付を行います。通常貯金の残高を超える払い戻しの請求があった場合に、不足分の金額が自動で貸し付けられます。貸付可能金額は、預入金額の90%以内(最大300万円まで)です。

総合口座で管理する担保定額貯金や担保定期貯金を担保とする貸付けです。通常貯金の残高を超える払戻しの請求があったときに、その不足分が自動的に貸し付けられます(自動貸付け)。

出典:ゆうちょ銀行

通常貯金の残高を超える金額を引き出すと自動的に貸付が行われ、通帳の残高はマイナスになります。審査はなく引き出すだけなので、ゆうちょ銀行の営業時間内であれば、いつでも即日借入が可能です。

担保自動貸付は金利が低く返済期間も貸付開始日から2年と利用者にとって有り難い仕組みですが、担保となる定額預金か定期預金を保有していないと利用できません。また担保自動貸付を申し込む際は郵便局の窓口で手続きを行う必要があるため、平日に窓口へ行けない人にはハードルが高いかもしれません。

生命保険の契約者貸付制度

生命保険の契約者貸付制度は、生命保険の解約返戻金を担保として融資を受けられる制度です。貸付可能金額はこれまでに払い込んだ金額や満期までの期間によって異なりますが、自身が受け取れる解約返戻金を担保とするため審査はありません。

解約返戻金とは
生命保険の解約時に返ってくるお金のこと。それまで積み立てたお金の一部が返ってきますが、払い込んだ保険料の総額を下回ることがあります。

一般的には貸付を受けている間も保険契約は継続し、配当金がある場合は受け取ることもできます。満期までに返済が終わらなかった場合や被保険者が死亡した場合は、本来受け取れる満期保険金や死亡保険金から未返済の元金と利息が差し引かれます。

また、元金と利息が解約返戻金を上回った場合や、保険会社から通知された期日までに所定の金額を返済できない場合は、保険契約が終了することもあります。

契約者貸付制度を利用する際は、基本的に保険会社または担当者への連絡が必要です。即日融資が受けられるかどうかは生命保険会社によるところが大きいので、契約している保険会社に確認してみましょう。

最短25分で融資を受ける手順 ——アイフルの場合

Q:実際に即日融資を受ける場合、どのような手順を踏むことになりますか?
A:例えば最短25分で融資が可能なアイフルでは、申込方法を間違うと即日融資を受けられません。まずは、WEB申込みの可否を確認しましょう。

即日融資が可能な消費者金融はいくつかありますが、アイフルは最短25分で融資が可能です。ただし「25分」は、あくまで申込から審査、融資まで滞りなく進んだ場合の時間です。どこかでつまずくと最短時間での融資を受けられなくなる可能性があるので、手順をしっかり確認した上で申し込みましょう。

「事前準備」「申込」「審査」「契約手続き」「借入」のそれぞれにポイントがあります。借入をした後は、きちんと返済しなければなりません。利用者の都合に応じて、さまざまな返済方法を選べます。各返済方法の特徴も紹介しますので、併せて確認してください。

事前準備

申し込む前に、記載する項目と内容を整理しておきましょう。希望限度額を決めておくのはもちろん、入社年月日や税込収入、他社からの借入額も記入することになるため、事前に確認しておきます。

借入額にはショッピングローンや住宅ローン、自動車ローンは含まれません。これら以外のローンがある場合は、その借入残高も確認しましょう。

ショッピングローンとは
商品購入時にクレジットカードを使用せず、主に信販会社が取り扱う「立て替え払い商品」を利用するローンこと。

契約に進んだ時のために、必要書類を忘れず揃えておきましょう。

【必要書類】

  • 免許証などの本人確認書類、銀行口座
  • 収入証明書(必要な場合)

本人確認書類は最低でも2種類必要です。提出できる本人確認書類については後述しますが、漏れがないようしっかり準備しておきましょう。

上記の書類が揃っていれば、基本的に契約は可能です。ただし、申込方法や条件によっては必要な書類が変わることもあります。詳しくは、申込および審査の項目で説明します。

申込

最短25分で融資を受けるには、WEB申込みが必須です。PCやスマホ、アプリで申し込めますが、スマホアプリからだと免許証を読み取るだけで本人情報を入力できるのでおすすめです。本人確認書類の提出も、スマホからだと免許証の読み取り・顔写真と動作確認を行うだけで完了します。

PCから申し込む場合は、申込受付後に必要書類の提出方法が案内されるので、それに従います。しかし、スマホのように顔写真と動作確認による本人確認ができないため、複数の書類が必要になります。

運転免許証や住民票記載事項証明書など現住所が記載されている書類を2点、または現住所が記載されている証明書1点と公共料金の領収書など現住所宛てに届いた公的領収書1点を提出する必要があります。

最短融資を受ける際に最も重要なのは、申込後に必ずフリーダイヤルに電話することです。

「今、スグ、借りたい」
そんなときはWEB申し込み後、お電話。
審査の時間が短縮できます。

出典:アイフル

電話で急いでいる旨を伝えると、優先して審査が開始されます。電話をしなければ受付順に審査が行われるので、申込受付メールが届いたらすぐに電話をしましょう。

※申込の時間帯によっては希望に沿えない場合があります。

審査

申込が完了したら、次は審査です。PCから申し込んだ場合は、この時に本人確認書類の提出を求められるので準備しておきましょう。場合によっては収入証明書が必要になることもあります。

【収入証明書が必要になるケース】

  • アイフルの限度額が50万円を超える
  • アイフルの限度額と他社の借入の合計が100万円を超える
  • 就業状況の確認など審査の過程で収入証明が必要と判断された

【収入証明として提出できる書類】

  • 源泉徴収票
  • 給与明細(直近2ヵ月分)
  • 確定申告書、青色申請書、収支内訳書
  • 住民税決定通知書、納税通知書
  • 所得(課税)証明書
  • 年金証書、年金通知書
  • 支払調書

申込や書類に不備がなく、審査結果が出たら電話もしくはメールで連絡されます。審査結果の連絡を逃さないよう、スマホやPCの前で待機しておきましょう。

契約手続き

審査に通ったら、契約手続きを行います。急いでいる場合は全国の無人店舗でも契約できますが、ここまでWEB上で手続きを進めているので、わざわざ店舗に出向く必要はありません。

契約時にアイフルカードの有無を選択できます。カードの到着を待っていると融資まで時間がかかるため、カードなしを選択しましょう。カードなしの場合は、スマホアプリを使って取引を行います。カードが届いていなくても、振込で融資を受けられます。

現金が必要な場合は振り込まれたお金を銀行で下ろしに行かなければならず、手間と時間がかかるため、やはりスマホアプリのほうがおすすめです。

借入

スマホアプリを利用すれば、セブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMで原則24時間365日取引が可能です。ATMが設置されていれば全国のセブンイレブン・ローソンで利用できるので、契約手続きが完了すればすぐにお金を借りられます。最短融資を実現するには、スマホアプリが最適です。

どちらのATMを使う場合も、まずはスマホアプリにログインし「融資」を選択します。次にそれぞれのATMで「スマートフォンでの取引」を選択し、ATM画面に表示されたQRコードを読み取りましょう。表示された企業番号をATMの取引画面に入力して暗証番号を入力し、取引金額を指定すれば借入は完了です。

返済

スマホアプリを使えば、返済もコンビニATMでできます。土日や深夜でも返済できるので、お金があるうちに返済しておきたい場合や、銀行や専用ATMに行く時間が取れない場合に便利です。スマホアプリでの返済では利用者が手数料を負担しますが、いつでもどこでも返済できるのは忙しい人にとって嬉しいポイントでしょう。

手数料を事業者負担にしたい場合は、アイフルATMか口座振替(自動引落)で返済しましょう。他にも返済方法はいくつかあり、自身の都合やライフスタイルに合わせて選べます。

  スマホアプリ アイフルATM 提携先ATM(コンビニ/銀行) コンビニ 口座振替(自動引落) 振込
土日返済OK    
カード不要      
深夜OK※      
手数料0円      

※メンテナンス時間を除きます

即日融資が可能なカードローンで金利を抑えるには

Q:なるべく低い金利で借りたいです。どうすれば金利を抑えられますか?
A:まずは無利息期間サービスがあるかどうか、確認しましょう。

即日融資が可能なカードローンは消費者金融系となるため、銀行系カードローンよりも金利は高めです。長期にわたって借り入れる場合は、金利によって支払総額が大きく変わります。なるべく負担を減らしたい場合は、金利を低く抑えることが大切です。

金利を抑えるには無利息期間を利用する方法と、もともと金利の低い業者を選ぶ方法があります。それぞれの項目をしっかり確認して、なるべく低い金利でお金を借りましょう。

無利息期間を活用する

消費者金融系カードローンには、条件によって無利息期間が設定されているものがあります。無利息期間とは、文字どおり利息がかからない期間のことです。返済総額を抑えられるので、借入が高額になる場合は長期にわたる場合は、特に利用したいサービスです。

対象金額や期間は業者によって異なりますが、利用は初めての借入時に限られているところがほとんどです。無利息期間の開始日は「初回契約の翌日から」と「初回利用の翌日から」があるため、どちらが自分の利用条件に合っているかを考えて選ぶとよいでしょう。

すぐに返済できるなら「初回契約の翌日から」でも構いませんが、すぐに借りる予定がない場合や長期にわたって返済していく場合は、「初回利用の翌日から」のほうが無利息期間を無駄なく活用できます。

ただし、「無利息期間中返済しなくてよい」というわけではありません。消費者金融では基本的に毎月の返済日が定められています。毎月決まった日に定められた最低金額以上の返済が必要であり、無利息期間だからといって免除されることはありません。

返済日に指定された金額を返済できなければ、原則的に延滞金の支払いが発生します。それだけでなく無利息期間の強制終了もあり得るので、十分注意しましょう。

最低金利ではなく最高金利をチェックする

ほとんどのカードローン会社のHPでは、「4.5%~18.0%」のように金利の下限と上限が定められています。つい最低金利に注目してしまいますが、少しでも低い金利で借りたい場合、最低金利で選ぶのは危険です。

初めてカードローンを利用する人に最低金利が適用されることは、まずないからです。ほとんどの場合、初めて利用する人には最高金利が適用されるので、最低金利で業者を選ぶと想定以上の利息を払うことになります。最高金利で選べば、それ以上の利息を取られることはないので安心です。金利をチェックする際は、最低金利ではなく最高金利を比較しましょう。

即日融資が可能なカードローンについてよくあるQ&A

ここまで即日融資が可能なカードローンで融資を受けるコツや注意点について説明しましたが、ここからはよくあるQ&Aを紹介します。説明した内容と被るものもありますが、より詳しく解説しますので疑問点の解消に役立ててください。

Q.審査なしの業者を利用しても大丈夫?

A.審査は、貸し倒れを防ぐために行われます。返済能力を超えた貸付を行い、利用者が返済できなくなった場合に損失を被るのは貸した側です。銀行系カードローンはもちろんのこと、消費者金融系カードローンも貸金業法による取り決めを守るために、必ず審査が行われます。貸金業法は、消費者金融などの貸金業者からの借入について定めた法律です。

貸金業法では、年収の1/3を超える借入ができない「総量規制」について定められています。これらを遵守する貸金業者は、審査なしで貸付を行うことはできないのです。

したがって「審査なしで融資できる」と謳っている貸金業者は、貸金業法を守っていない違法業者といえます。「無審査で融資できる」といった甘い言葉で貸付を行った後、法外な利息を請求されるおそれがあるので、審査なしの業者を利用するのは避けましょう。

Q.24時間申し込める業者ならいつでも審査をしてもらえる?

A.大手消費者金融の多くは24時間申し込めますが、いつでも審査をしてもらえるわけではありません。「申込受付時間」と「審査受付時間」は別のものです。審査は審査受付時間内に行われるため、即日融資を希望する場合は各業者の審査受付時間を確認しましょう。

審査受付時間内でも、タイミングによっては翌営業日に回されることがあります。受付時間の終了間際に申し込むとその日に審査を受けるのは難しくなるため、遅くとも審査受付時間終了の1時間前には申し込みを済ませましょう。日中は仕事で申し込めない人は、夜遅くまで審査を受け付けている業者を選ぶとよいでしょう。

Q.消費者金融の在籍確認って?

A.消費者金融で融資を受ける際は、安定した収入があることを証明するために勤務先を申告する必要があります。本人が申告した勤務先に、本当に勤務しているかどうかを業者が確認することを在籍確認といいます。

在籍確認は、原則として業者が勤務先に電話をかける形で行われます。土日に申し込んだ場合は在籍確認が取れず、翌営業日に確認が行われるため、即日融資を受けられません。即日融資が可能な消費者金融の中にはWEB完結の場合に限り在籍確認を行わないところもあるので、土日に融資を受けたい場合は選択肢に入れるとよいでしょう。

Q.消費者金融の総量規制って?

A.総量規制は貸金業法で定められた、貸し過ぎと借り過ぎを防止するための規制です。総量規制では、貸金業者が利用者の年収の3分の1を超える貸付を行うことを禁止しています。利用者は、すでに他の貸金業者で年収の3分の1に達する借入を行っている場合は、新たな借入ができません。複数の業者から借りている場合は、それらの合計が年収の3分の1以内でなければなりません。また、借入の際は基本的に「年収を証明する書類」の提出が義務付けられています。

利用者が融資を受けると、その情報が信用情報に記録されます。カードローン会社は融資を行う際に信用情報で利用者の状況を調べるため、別の業者で借入を行っていることもすべてわかります。虚偽の申告によって、総量規制を免れることはできないのです。

貸金業法は個人が貸金業者から借入を行う場合に適用される法律であり、銀行からの借入には適用されません。

Q.専業主婦が消費者金融からお金を借りるには?

A.専業主婦には収入がないので、基本的に消費者金融からお金を借りることはできません。しかし、配偶者貸付という総量規制の例外制度を使えば、融資を受けられます。配偶者貸付は、借入を行う本人と配偶者の収入の合計の3分の1まで借入ができる制度です。借入を行う本人が専業主婦でも、パートで働いていても、配偶者の同意があれば利用できます。

配偶者貸付を利用する場合は、配偶者の収入証明や婚姻関係にあることを証明する書類などを提出する必要があります。そのため、配偶者に内緒で消費者金融からお金を借りたい場合は使えません。銀行系カードローンであれば配偶者に知られることなく借入ができますが、即日融資は受けられません。状況に応じて、どちらで融資を受けるかを決めるとよいでしょう。

最短で即日融資を受けたいならWEB手続き対応の消費者金融系カードローンを選ぼう

「最短即日融資」はあくまで「最短」であり、確実に即日融資を約束するものではありません。申込のタイミングや業者の受付時間など、最短融資を妨げる要因はいくつかありますが、即日融資の可能性を高めるのは「WEB手続き」です。

多くの消費者金融がWEB手続きに対応していますが、申込から契約までWEBで対応している業者もあれば、申込から契約、借入まですべてをWEBで完結できる業者もあります。最短即日融資の可能性が高いのは、すべてをWEBで完結できる業者です。

大手消費者金融の中には24時間365日対応している業者もあるので、即日融資の可能性がさらに高まります。スマホがあれば契約を完了でき、アプリを使えばいつでもコンビニATMで融資を受けられるWEB完結型は、一刻も早く融資を受けたい人におすすめです。

契約をスムーズに進めるための準備も重要です。「申込に手間取ってる間に審査受付時間が終了してしまった」といったことにならないよう、しっかり準備してから申し込みましょう。他社からの借入が残っている場合は、きちんと整理してから申し込むことも大切です。

即日融資に適した業者を選び、準備を怠らなければ、当日中にお金を借りるのは難しくはありません。無利息期間も活用すれば、利息を抑えることもできます。即日融資の正しい知識を身につけて、いざという時に慌てないよう準備しておきましょう。

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