
趣味や娯楽・友人へ贈るお祝いなどが重なり「今月ちょっとだけお金が足りない!」と悩んだことはありませんか?そんなときに便利に活用できるのが、消費者金融のローンです。「消費者金融」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、利用しやすい商品が多く登場しており、安心して活用できます。しかし消費者金融の企業は何社もあり、どこがよいのか決めにくいのではないでしょうか。そこで本記事では、とくに有名な消費者金融である「レイクALSA」と「アイフル」について、その特徴を徹底比較してご紹介します。ぜひ参考にして、あなたにぴったりのカードローンを選んでください。
レイクALSAとアイフルならどちらがいい?
Q.レイクALSAとアイフル、どちらががおすすめ?
A.借入金額や返済期間・重視したいポイントなどにより異なるため、「こちらがよい」と一概にはいえません。重視したいポイントに注目して比較し、ご自分に合う方を選びましょう。
借入先を検討する際に「結論としてどちらがよいのか」を考えてしまいがちです。しかし、借入額や返済期間・返済方法などにより、おすすめできる消費者金融は異なります。一概に「こちらがよい」とはいえないため、比較・検討して自分にはどちらが合いそうか確認してみましょう。
レイクALSAとアイフルのスペック比較
まずは、レイクALSAとアイフルの基本的なスペックを確認してみましょう。金利や返済方法など、基本的な7項目についてまとめました。
レイクALSA | アイフル | |
---|---|---|
金利 | 4.5~18.0% | 3.0~18.0% |
借入できる金額 | 1~500万円 | 1~800万円 |
借入の利便性 | 無人店舗数:691店 自社ATM:687台 提携ATM:7万7000台 自動契約機:738台 |
有人店舗:20店 無人店舗:834店 自社ATM:441台 提携ATM:8万4898台 |
返済方法 | 残高スライドリボルビング方式 元利定額リボルビング方式 |
残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
無利息期間 | 30日・60日・180日 | 30日 |
審査にかかる時間 | 最短15秒 | 最短25分 |
融資にかかる時間 | Webなら最短60分融資も可能 | 最短60分 |
金利・借入金額に多少の差があるものの、融資に必要な時間は変わりません。審査にかかる時間も、レイクALSAは簡易検査の結果にすぎず融資までにかかる時間は同じなため、大きな差はないと考えられます。
そのため2社で大きく異なるのは、主に「借入の利便性」「無利息期間」の2点であるといえるでしょう。
どちらがよいかは人により異なる
レイクALSAとアイフルのどちらで借りるべきかについては、人により異なります。「借りる方の状況」「借入する金額」「返済にかかる期間」などにより利用しやすい消費者金融は異なるため、ご自身のケースを想定して各項目を比較・検討する必要があります。
【7項目】レイクALSAとアイフルを徹底比較!
Q.レイクALSAとアイフルの違いは?
A.長期間の借入が想定される方にはレイクALSAが、早く便利に借りたい方にはアイフルがおすすめです。レイクALSAは、ほかの消費者金融より長い無利息期間が設けられており、中長期的にお金を借りる予定のある方にぴったりです。一方アイフルは、最短25分で審査が終わり素早く借入ができます。
ここからは、上記で簡単にご紹介した「金利」「利便性」などの7項目に関して詳しく解説していきます。重視したい項目などをそれぞれチェックしてみてください。
金利で比較
レイクALSAとアイフルの金利は、以下の通りに設定されています。
レイクALSA | 4.5~18.0% |
---|---|
アイフル | 3.0~18.0% |
比較すると、アイフルの方が下限の金利が1.5%低く設定されていることがわかります。そのため「これなら、アイフルのほうがお得に借りられる!」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、初回の場合は少額での借入となり、それにより上限の金利を設定される傾向にあることに注意が必要です。
消費者金融を初回利用する際は、実は大口の借入ができるケースは多くありません。貸付を行う消費者金融側にとって、きちんと返済してくれるかわからないのに初めから大口融資をするのはリスキーだからです。また、借入金額が大きくなればなるほど、設定される金利が下がる傾向にあります。
そのため、はじめて借入を検討する場合は、上限金利に着目して選ぶ必要があるといえるでしょう。レイクALSAとアイフルは上限金利が同じであるため「どちらを選んでも大きな差はない」といえます。
利便性で比較
借入に際しての利便性は、融資を受けるために重視しておきたいところです。そこで、カードローンを利用する際に必要な、提携ATM数や無人店舗数を確認してみましょう。
消費者金融 | 設置台数 |
---|---|
レイクALSA | ・自社ATM:687台 ・提携ATM(コンビニ含む):7万7000台 ・無人店舗数:691店 |
アイフル | ・自社ATM:441台 ・提携ATM(コンビニ含む):8万4898台 ・無人店舗数:834台 |
出典:レイクALSA四半期データブック、アイフル四半期データブック
借入に利用できるATM数を合算すれば、レイクALSAは7万8378台、アイフルは8万6173台となり、カードローン利用時の利便性はアイフルに軍配が上がるといえるでしょう。
ただし、レイクALSA・アイフルともにWEB完結に対応しています。カードローンではなくWEB完結を選ぶ場合は、利便性に差はないといえるでしょう。
返済方法で比較
お金を借りたら、返済を行わなくてはなりません。もし返済方法が少なく不便な場合は、返済のためにわざわざ遠出をする必要があるなど、ストレスを感じる場合もあるでしょう。
そこで確認しておきたいのが、返済方法が豊富か・便利かです。レイクALSAとアイフルの返済方法を、比較してみましょう。
レイクALSA | アイフル |
---|---|
新生銀行カードローンATM 提携ATM 自動引落し 銀行振込み |
スマホアプリ(ネットバンク) アイフルATM 提携ATM コンビニ 口座振替 銀行振込 |
返済方法の点から見ると、アイフルのほうに大きなメリットがあるといえるでしょう。インターネットバンクに口座があればスマホアプリから返済ができ、ATMに足を運ばずに済みます。「忙しく、わざわざATMによる暇がない」「コンビニが遠い」などの場合は、アイフルがおすすめです。
無利息期間で比較
消費者金融では、はじめて利用する方限定で無利息期間を設けていることが多いです。レイクALSAとアイフルはどちらも無利息期間を設けており、以下の期間設定となっています。
レイクALSA | 30日・60日・180日 |
---|---|
アイフル | 30日 |
無利息期間に関しては、レイクALSAの60日・180日が特徴的です。「1ヵ月で返済する予定」の方はどちらを選んでも変わらないものの、「多少まとまった額の融資を受けて、長期的な返済をしていくことを考えている」「少額を何回か(中長期で)続けて借りたい」場合には、レイクALSAを選ぶのがおすすめといえるでしょう。
無利息期間に関する注意点を以下にまとめました。
≪60日・180日共通の注意点≫
- 初めてなら初回契約翌日から無利息
- 無利息期間経過後は通常金利適用。
- 30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。
- ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。
≪60日間無利息の注意点≫
- Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
- Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
≪180日間無利息の注意点≫
- 契約額1万円~200万円まで
無利息期間の貸付条件は下記の通りです。
≪貸付条件≫
- 融資限度額 1万円~500万円
- 貸付利率 4.5%~18.0%
- ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方、ご自分のメールアドレスをお持ちの方、日本の永住権を取得されている方
- 遅延損害金(年率) 20.0%
- ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビング
- ご返済期間・回数 最長5年、最大60回
- 必要書類 "運転免許証
※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合) - 担保・保証人 不要
※商号:新生フィナンシャル株式会社
※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
上限金額で比較
「まとまった額の融資が必要になった」「万が一のために、大口の借入ができる消費者金融を検討している」などの場合は、上限金額が気になる方も多いでしょう。レイクALSAは1~500万円、アイフルは1~800万円まで借入できます。
ただし、すでにご紹介した通り、初回の借入は少額になることが多く、初回で上限金額を借入できる可能性は非常に少ないです。そのため、はじめてレイクALSA・アイフルを利用する方は、どちらを選んでも変わりありません。
ただし「何度か利用し、いずれ500万円以上の融資を受けたい」場合は、アイフルを選びましょう。
消費者金融で借りられる上限金額は?
消費者金融の貸付には「総量規制」が関わっています。これは、各消費者金融が定める金額の上限とは別に「借入は年収の3分の1まで」と借入金額の上限を定める仕組みで、どの消費者金融もこの規制に沿って貸付を行っています。
Q2-1. 総量規制とは何ですか?
出典:金融庁「貸金業法Q&A」
A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。
例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。
そのため、例えば500万円を借入する場合は1500万円の年収が、800万円の借入をするなら2400万円の年収が必要となる計算になります。総量規制の点からいっても、借入できる上限金額はあまり気にしなくてよいポイントといえるでしょう。
審査スピードで比較
「急遽お金が必要になった」場合は、融資までにかかる時間も重視したいでしょう。レイクALSAとアイフルの審査にかかる時間・融資にかかる時間を比較すると、以下の通りです。
消費者金融 | 審査にかかる時間 | 融資にかかる時間 |
---|---|---|
レイクALSA | 最短15秒 | Webなら最短60分融資も可能 |
アイフル | 最短25分 | 最短60分 |
どちらを選んでも、融資を受けるまでの時間に違いはありません。ただし、審査にかかる時間はレイクALSAが非常にスピード感ある対応といえます。「もうすぐ自動契約機の利用時間が終わってしまう」場合にはレイクALSAを選ぶのが安心です。
シミュレーションで比較
はじめて借入をする際は、しっかりした収入があっても、きちんと返済できるかどうか不安な方が多いのではないでしょうか。そこで、レイクALSAとアイフルでお金を借りた際の返済シミュレーションをご紹介します。
※シミュレーション結果の金額はあくまで目安です。実際の返済金額とは異なります。
10万円借りた場合のシミュレーション
はじめに、10万円を借りた際のシミュレーションをご紹介します。レイクALSAとアイフルはどちらも返済方法として「残高スライドリボルビング方式」と「元利定額リボルビング方式」を採用しており、返済シミュレーションも同じ形式になります。
初回借入で適用されることの多い上限金利18.0%で計算すると、以下の通りになります。
10万円借りた場合
- 10回返済:毎月1万1000円、総額10万8267円
- 24回返済:毎月5000円、総額11万9712円
- 32回返済:毎月4000円、総額12万6201円
また、この計算には無利息期間を含めていません。上記のとおり10回や24回といった返済を行っていくのであれば、無利息期間が長いほど利息分がお得になります。
30万円借りた場合のシミュレーション
次に、もう少しまとまった金額である30万円の借入をした場合をシミュレーションしてみましょう。こちらもレイクALSA・アイフルともに同じ返済シミュレーションとなります。
30万円借りた場合
- 10回返済:毎月3万3000円、総額32万4813円
- 24回返済:毎月1万5000円、総額35万9162円
- 32回返済:毎月1万2000円、総額37万8643円
返済回数が少ないほど支払う金利は押さえられますが、その分毎月の負担が重くなります。それにより遅延を起こしたり、生活がままならなくなったりする事態は避けるべきです。無理のない返済ができる返済回数を選びましょう。
レイクALSAのほうがおすすめの方
Q.レイクALSAでお金を借りたほうがいい場合はどういうケース?
A.レイクALSAを選ぶのがおすすめなのは、「中長期的にお金を借りたい方」「審査に自信のある方」「審査を早く終えたい方」です。
レイクALSA・アイフルの特徴がわかったところで、次に「それぞれの消費者金融は、どんな人に向いているのか?」を確認してみましょう。はじめに、レイクALSAの利用をおすすめできる方について、2つのポイントからご紹介します。
【無利息期間が長い】利息の低い消費者金融を探している方
レイクALSAは、無利息期間が長く設けられています。また、借入金額に制限がつく場合もあるものの、無利息期間を選べるのもメリットの一つです。レイクALSAで利用できる無利息期間とその条件は、以下の通りとなっています。
無利息期間 | 条件 |
---|---|
30日間無利息 | ・初めて自動契約機または電話でお申込みの方 ・また上記に加え、借入金額が200万円を超える方 |
60日間無利息 | 初めてWEBで申し込みした方で、借入金額1~200万円の方 |
180日間無利息 | ・初めて自動契約機・電話でお申込みの方、あるいはWEB申し込みの方 ・無利息適用は5万円まで(借入金額が5万円を超した場合は、通常金利を適用) |
無金利期間は30日の消費者金融が多い中で、レイクALSAはお得に借りられる消費者金融だといえるでしょう。とくに5万円までの少額を中長期的に借入したい場合は、選んでおきたい1社です。
【最短15秒】できるだけ早く審査を終えたい方
レイクALSAは、WEB上で手続きを行えば最短15秒で審査結果が表示されます。加えて、21時までにWEBで契約手続きを行えば即日融資も可能であり、非常に早いです。すぐに融資を受けたい方にぴったりの消費者金融だといえるでしょう。
また、審査は24時間365日受付しているため、日ごろお仕事や趣味・育児で忙しい方でも申し込みしやすいのは嬉しいポイントです。
アイフルのほうがおすすめの方
Q.アイフルでお金を借りたほうがいい場合はどういうケース?
A.アイフルがおすすめの方には「消費者金融の利用がばれるのは避けたい方」「楽に手続きを進めたい方」が挙げられます。WEB完結で手続きを行えるほかにも、カードレスで利用できるためATMや無人店舗などに行かずに済むのも大きなメリットです。忙しい方や、消費者金融の利用を知られるのを避けたい方にとって、嬉しいポイントといえるでしょう。
次に、アイフルの利用がおすすめできる方をご紹介します。プライバシー面と手続き面の2つの観点からご紹介しますので、ご自身のケースに合いそうかどうかチェックしてみましょう。
【電話なし】消費者金融の利用について知られたくない方
アイフルは郵送物なしで利用を始められるため、家族に消費者金融の利用が知られにくいのが特徴です。また、不安を感じる方の多い本人確認の電話も、原則として行っていません。「職場に電話がかかってきたら、消費者金融の利用が部下や同僚にばれてしまうかも……」「郵送物がうっかり妻(夫)や子どもたちに見られてしまうかも……」などの不安なく利用を始められるため、安心です。
【WEBで完結】カードレスを選びたい方
アイフルの借入(キャッシングローン)は、WEB完結・郵送物なしのカードレスタイプを選択できます。スマホで申し込みや借入手続きを済ませられるため、自宅にいながら楽に借入できるでしょう。
また、インターネットバンクの口座のある方なら、返済もスマホアプリで済ませることが可能です。忙しくて時間がない方も、簡単に利用できます。
どちらがいいか迷ったら2社とも申し込んでもよい?
Q.迷ったら2社に申し込んでみるのは大丈夫?
A.2社の消費者金融に申し込むのは問題ありません。ただし、複数の消費者金融への申し込みには、メリットとデメリットがあります。大きな金額を融資してもらいやすい・審査落ちして融資が受けられない可能性を減らす、などのメリットがありますが、一方で信用情報に多くの情報が載るなどのデメリットもあります。
消費者金融は各社に魅力的なメリットがあり、どこに申し込むべきか悩んでしまう方も多いでしょう。サービスがすべて自分にピッタリな会社はなく、いずれも一長一短があるはずです。
そのため、なかには悩んだものの決められず「気になる会社それぞれに申し込みをしたい」と考える方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、複数の消費者金融に申し込むことは可能です。
複数の消費者金融に申し込むメリット・デメリットをしっかりと把握しておくことは大切です。それぞれをご紹介しますので、複数社への申し込みを検討している方はぜひチェックしてみてください。
消費者金融を併用するメリット
複数の消費者金融を利用するメリットには、以下の3つが挙げられます。
メリット
- 1社では借りられなかった金額も、2社合わせれば借りられる
- 消費者金融から提示された金利を比較し、どちらを選ぶべきか検討できる
- 片方に審査落ちしても、もう片方で審査が通る可能性がある
複数の消費者金融に申し込みをすれば、「大口融資を希望する場合」「お得な融資を選びたい場合」「確実に融資を受けたい場合」にメリットがあるといえるでしょう。また、審査結果を待ち、審査落ちしたら次に申し込むことでの時間のロスがないため、急いでお金を用意しなければならないときは複数社に申し込むのも一つの手です。
融資額の増額に関する審査は、新規で契約するよりも厳しいケースもあるようです。そのため「増額を申し出ても審査落ちの心配があるなら、新しい消費者金融から借りる」のもよいでしょう。
消費者金融を併用するデメリット
上記のメリットに対し、デメリットは4つ挙げられます。
デメリット
- ほかの消費者金融ですでに借入をしている方の場合、審査が厳しくなりやすい
- 審査に影響する「信用情報」に記載される情報が増える
- 返済スケジュールやお金の準備など、管理が大変になる
- 1ヵ所でまとめて借りるわけではないため、金利が下げられない
なかでも、審査に影響を与える信用情報に関して注意が必要といえるでしょう。信用情報には、過去6ヵ月分の情報が記載されます。長期的に影響を及ぼすものではないとはいえ、記載される情報は増やさない方が安心です。
信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。 そして、この信用情報は、クレジット会社が顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されます。
出典:CIC「信用情報とは」
また、返済に関する問題として「金利」「管理」が上げられるでしょう。消費者金融では借入金額が増えれば金利が下がる傾向にありますが、2社で分散して借入する場合は借入金額が上がらないため、支払う金利がかさんでしまいます。
加えて返済先が増えるため、しっかりとお金・時間の管理をし、滞りなく返済する必要があります。
【プロミス・SMBCモビット・アコム】大手消費者金融と比較!
Q.レイクALSAとアイフル以外の大手消費者金融との違いは何かあるの?
A.それぞれ「金利」「無利息期間の有無」など、さまざまな点でサービスが異なります。大手消費者金融会社には、ほかにプロミス・SMBCモビット・アコムがありますが、プロミスは総合的な使いやすさが、SMBCモビットはプライバシーへの配慮が、アコムは返済方法の柔軟さが特徴的です。
「消費者金融といえば、ほかにもCMで見かける会社があったな」と思い浮かべる方もいるでしょう。大手の消費者金融には、ほかにも「プロミス」「SMBCモビット」「アコム」があります。こちらも基本スペックを確認し、どのような違いがあるのか確認しておきましょう。
【プロミス・SMBCモビット・アコム】基本スペックの比較
大手消費者金融会社である「プロミス」「SMBCモビット」「アコム」の基本スペックを確認しましょう。 レイクALSAやアイフルと同じく、「金利」や「利便性」を含めた7項目についてご紹介します。
プロミス | SMBCモビット | アコム | |
---|---|---|---|
金利 | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% | 3.0~18.0.% |
借入できる金額 | 1~500万円 | 1~800万円 | 1~800万円 |
借入の利便性 | 口座振込 自社ATM 三井住友銀行ATM 提携金融機関ATM(コンビニ含む) |
提携ATM(コンビニ含む) 口座振込 |
自社ATM 提携ATM(コンビニ含む) 振込・口座振込 店頭窓口 インターネット |
返済方法 | 残高スライド元利定額返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 | 定率リボルビング方式 |
無利息期間 | 30日間※1 | なし | 30日間 |
審査にかかる時間 | 最短15秒 | 最短30分※2 | 最短30分 |
融資にかかる時間 | 最短30分 | 最短即日※3 | 最短30分 |
出典:プロミス公式サイト、SMBCモビット公式サイト、アコム公式サイト
※1 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※2.3 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
総合的な使いやすさならプロミス
総合的な使いやすさを求めるのであれば、プロミスがおすすめです。借入の上限金額こそ低めの設定であるものの金利の上限も低く、お得にお金を借りられます。
また、「アプリローン」のため手続きはすべてWEB上で完結します。借入・返済でお店やATMへ足を運ぶ必要がないため楽に利用できます。
返済のシステムが柔軟なアコム
アコムで借入した場合、「35日ごとの返済」「毎月指定期日の返済(希望した期日)」「毎月6日の口座振替」など、ライフスタイルや仕事に合わせた返済方法を選べます。
加えて、「返済日より早く返済することで、その分利息が安くなる」「一時的な返済の減額が可能」など、柔軟なサービスも特徴的です。返済に関する柔軟性を求めるのであれば、アコムを選ぶべきといえるでしょう。
電話での本人確認を避けたい方にはSMBCモビット
SMBCモビットは、無利息期間がないことからお得感を重視する方には向きません。ただし、本人確認の連絡はご自身の携帯電話へ指定できるため、「勤務先への本人確認を絶対に回避したい」と考えている方におすすめです。
またWEB完結タイプで申し込めば郵送物もなく、手間がかかりません。
大手ではない消費者金融を選ぶほうがいい場合とは?
消費者金融には、上記のような大手の会社のほかに中小の会社もあります。中小の消費者金融を選ぶべきケースとして「大手の消費者金融3社以上に融資を断られている場合」が挙げられます。
大手の消費者金融5社のうち半分以上で審査落ちをした場合は、残りの大手の消費者金融も難しいといわざるを得ません。そのため、大手消費者金融で審査落ちした方でも融資を受けられることの多い中小の消費者金融を狙うことで、融資を受けられる期待が持てます。
そのようなケース以外では、あえてサービスの豊富な大手消費者金融企業を外して中小企業を狙うメリットは多くありません。はじめは大手に申し込み、審査に落ちた場合は中小消費者金融も選択肢に入れてみましょう。
おすすめカードローンランキングTOP5
大手の消費者金融企業のなかで、当サイトがおすすめするカードローンをランキングにしました。金利、サービスの充実度、融資までのスピードなどを総合的に判断し順位をつけました。今一度特徴を確認し、借入する際の参考にしてください。
1位:プロミス

プロミスは金利の上限が低いのが嬉しいポイントです。初回の借入は金利の上限が適用されることを考えると「少しでも返済額を少なくしたい」方は最も注目しておきたい消費者金融といえるでしょう。
また、プロミスは30日の無利息期間・最短15秒審査・コンビニATMに対応など、便利なサービスもしっかり網羅しています。どんな方にとっても等しく使いやすい消費者金融といえるでしょう。
2位:アイフル

アイフルはWEB完結・電話での本人確認なしと、消費者金融の利用が周囲にばれる心配が少ないのが大きなメリットです。郵送物も一切ないため、プライバシーに配慮してくれる消費者金融といえます。
また、借入に利用できるATMが多いのもおすすめのポイントです。提携ATMが8万台超と多く設置されているため、コンビニが近くにある方であれば「借入や返済の手続きが大変……」などの悩みを抱えず、スムーズに取引ができるでしょう。
3位:アコム

「借入後は、できるだけはやく返済して安心したい。でも、一括返済は厳しい……」そんなときに便利なのがアコムです。
例えば、5日早く返済すればその分の利息を節約できるなど、努力次第でお得になるサービスがあります。ただし、15日以上早い返済になると、前月の追加入金にカウントされて利息の節約に該当しなくなる点には注意が必要です。
ほかにも一時的な返済の減額・返済日の希望日指定ができるなど、柔軟な返済システムが魅力的です。
4位:レイクALSA

レイクALSAは、無利息期間の長さが特徴的です。申し込み方法により無利息期間が異なるものの、30日・60日・180日から選べるのは、はじめての借入で返済に不安を覚えている方にとって嬉しいポイントといえるでしょう。なかでも、「5万円程度の少額融資を数ヵ月お願いしたい」場合にはぴったりです。
※初めてなら初回契約翌日から無利息
※無利息期間経過後は通常金利適用。
※30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。
※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。
また、スマホアプリ「e-アルサ」を利用することで、21時まで即日融資に対応しているのも嬉しいポイントです。夕方や夜などの遅い時間帯に融資が必要になっても、レイクALSAであれば対応できます。
5位:SMBCモビット

SMBCモビットでは、「三井住友銀行ATMを利用する際は手数料がかからない」「本人確認は自分の携帯電話に指定できる」など、あれば嬉しいサービスに対応しています。無利息期間がないため人を選びますが、ATM手数料分の出費を抑えたい方にとってはメリットが大きいといえるでしょう。
また、WEB完結のため、会員専用ページ「Myモビ」を利用すればATMへ足を運ばずとも借入できます。便利・楽に利用できるのも、忙しい現役世代にとって嬉しいポイントです。
レイクALSA・アイフル | よくあるQ&A
レイクALSAの特徴は?
レイクALSAは、「長い無利息期間」「最短15秒での審査」「e-アルサを利用することで21時まで即日融資可能」などの特徴がある大手消費者金融会社です。少額融資を継続して受けたい方や、スムーズな融資を希望する方におすすめといえるでしょう。
また、審査にかかる時間が短く、早く融資の申し込みへ移れる・WEB完結に対応などの特徴から、「もう夕方で、各社の自動契約機の受付時間へ間に合わなさそう」な場合にも安心です。緊急性が高いときも便利に活用できるでしょう。
アイフルの特徴は?
アイフルは、プライバシーに配慮されている大手消費者金融会社です。手続きはWEBで完結し本人確認の電話はないため、「職場にお金を借りることがばれてしまうかも……」と不安を抱かずにすみます。郵送物もなく、ご家族にばれる心配も少なくなっています。
また、借入に利用できる提携ATM台数が多いのも、嬉しいポイントの一つといえるでしょう。利用できるATMはコンビニを含めて全国に8万台以上設置されており、わざわざ遠い場所まで足を運ばなければならない不便さがありません。
お仕事で忙しい方・プライバシーに配慮してもらいたい方におすすめといえるでしょう。
レイクALSAのほうがおすすめの方は?
レイクALSAがおすすめなのは、「利息の低い消費者金融を探している方」などが挙げられます。
レイクALSAは、5万円までの少額融資であれば180日もの間、無利息で借入ができます。5万円を超す融資を希望する場合でも、WEB申し込みであれば60日間無利息で利用可能です。アイフルでは、無利息期間は平均的な30日間に留まっている点を考慮すると、レイクALSAは長期的に借入したい場合にぴったりであることがわかるでしょう。
中長期的にお金を借りたい方・できるだけ利息の負担なく借入したい方は、レイクALSAがおすすめです。
アイフルのほうがおすすめの方は?
アイフルがおすすめなのは「プライバシーに配慮のある消費者金融を探している方」が挙げられます。
レイクALSAは、勤務先へ本人確認の電話が入る場合がありますが、アイフルでは勤務先への本人確認の電話も、自宅への郵送物の送付もありません。そのため「消費者金融を利用していることがばれるのでは」と不安が強い方も安心して利用できます。
2社とも申し込んでも大丈夫?
複数の企業へ同時に申し込みをすることは可能です。複数社の消費者金融に申し込みをすることにより、以下のメリットがあります。
・1社からは借りられなかった、まとまった額の融資も受けられる可能性がある
・金利を比較して、より自分にとって合う条件の会社を選べる
・1社が審査落ちしても、もう1社で融資が受けられる可能性がある
確実に融資を受けたい場合や、より希望する条件・金額で借入をしたい場合は、複数の消費者金融に申し込むのもよいでしょう。しかし、複数の会社に申し込むことで、信用情報に多くの情報が載ったり、返済に関する管理が複雑になったりするデメリットもあります。しっかりとメリット・デメリットを把握し、比較・検討したうえで判断しましょう。
【結論】レイクALSAとアイフル、申し込むならどちら?
レイクALSAやアイフル、そのほか大手消費者金融にはそれぞれ特徴があります。重視したいポイントで比較し、自分にぴったりの消費者金融を見つけることが重要です。
レイクALSAとアイフルでお悩みであれば、利息なく中長期的に融資を受けたい方は「レイクALSA」を、周囲にばれることなく安心して利用したいなら「アイフル」を選ぶのがおすすめです。しっかり比較・検討して、もっとも使いやすい消費者金融を選んでください。
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