SMBCモビットにおまとめローンはある?おまとめローンのおすすめも紹介
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おまとめローンとは、カードローンを一本化することをいいます。複数社にローンがある場合、1社を残してすべてのローンを清算し一本化することでローンを返しやすくなるなどのメリットがあります。また、一本化すれば月に数回ある返済が月1回だけで済むようになります。デメリットとしては、金利が下がらない可能性があることと、ひと月の返済額が大きくなってしまう可能性があることです。そのため、おまとめローンはメリットとデメリットの両方を考えて使う必要があります。便利なおまとめローンですが、SMBCモビットにはおまとめローンの取り扱いがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

SMBCモビットはおまとめローンの取り扱いなし

Q:「SMBCモビットにおまとめ専用ローンはある?」
A:「SMBCモビットにはおまとめ専用のローンはありません。しかしSMBCモビットは魅力的な特徴を多く持つ消費者金融です。特徴をよく理解すれば、おまとめローンのような使い方ができます」

SMBCモビットにはおまとめ専用のローンはない

SMBCモビットは「おまとめ専用」のローンの取り扱いはありません。ただしおまとめローンは利用できなくても、SMBCモビットには便利な特徴がいくつもあり、それらを駆使することでおまとめローンのような使い方も可能です。まずはSMBCモビットの特徴をよく知り、申し込み方法や借り入れの方法を理解しましょう。

SMBCモビットの特徴とは?

SMBCモビットの7つの特徴をご紹介いたします。

【特徴 その1】T-POINTが貯まる!使える!

SMBCモビットなら、返済でT-POINTが貯まります。また貯まったT-POINTは、返済に充てることもできます。

【特徴 その2】申込が簡単!

カードの申し込みは、簡単な項目を入力するだけでOKです。入力目安5分で行えます。

  1. 名前
  2. 名前(カナ)
  3. 性別
  4. 生年月日
  5. メールアドレス
  6. 携帯電話の有無
  7. 携帯電話番号
  8. 自宅郵便番号
  9. 自宅電話番号の有無
  10. 自宅電話番号
  11. 税込年収
  12. 契約希望額(選択制)
  13. 利用目的(選択制)
  14. 最終学歴
  15. 国籍
  16. パスワード登録

上記16個の項目を入力すると、簡易審査の結果が10秒で表示されます。借りられる金額のおおよその金額を知ることが可能です。なお本審査は最短30分(※)で完了します。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります

【特徴 その3】来店せずに即日の融資が可能

SMBCモビットには「WEB完結申込」のシステムがあります。

ネット完結申込での一番のメリットは、ネットだけで申し込みを完了でき、面倒な電話や郵送の手間を省けることです。また、カードレスのため、カードの到着を待っている時間的なロスがなく、入会後にすぐに利用できるなどのメリットもあります。

ただし、ネット完結申込を利用するには、下記の2つの条件を満たす必要があります。

  1. 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行の4つの銀行のうち、1つの口座を持っている
  2. 社会保険証(全国健康保険協会発行の保険証)、または組合保険証を持っている

【特徴 その4】スマホだけで利用可能

SMBCモビットのアプリをダウンロードしておけば、スマホでキャッシングを利用できて便利です。セブン銀行ATMであれば、スマホだけで入出金が可能になります。

【特徴 その5】24時間利用可能

銀行やコンビニ、ネットで24時間利用でき、銀行やコンビニでは全国にある提携銀行のATM約12万台(2022年4月時点)で利用可能です。また、ネットであれば、パソコンやスマホで利用者の銀行口座に最短3分で振込融資をしてくれます。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

【特徴 その6】利息は嬉しい日割り計算

利息は使った分を日割り計算した金額でOKです。金利は実質年率が3.0%~18.0%に設定されています。利息の計算は下記の計算式を用います。

利息=借入残高×実質年率÷365日×返済日までの利用日数
※うるう年の場合は365日ではなく、366日で計算します。

また、SMBCモビットのホームページで「返済シミュレーション」ができるため、返済額を知りたいときすぐに把握できます。

【特徴 その7】多種多様なサポート付きで安心

SMBCモビットの会員であれば、会員専用のネットサービスである「Myモビ」を利用して、さまざまなサポートを受けられます。たとえば、振込キャッシングや電子領収書のダウンロード、インターネット返済などがこれにあたります。

おまとめローンってそもそもどのようなサービス?

Q:「おまとめローンの特徴は?」
A:「おまとめローンの特徴は、数社からキャッシングをしている場合、1社のローンだけを残し、他社からのローンを清算してローンを一本化できることです。いくつかあった返済日も1日だけになるため返済がしやすくなる特徴もあります。また、数社から借り入れをしていると金利は会社によってさまざまですが、一番金利の低い会社を残せば返すローンの総額を減らすことも可能です。ただし、金利が下がらないこともあるため、その点はしっかりと確認しましょう。」

おまとめローンとは、一体どのようなサービスなのでしょうか?先述したように、残念ながらSMBCモビットにはおまとめローン専用のサービスはありませんが、「おまとめローン」について知識を身につけておきましょう。

おまとめローンの特徴をはじめ、他のサービスとの違いや利用する前に知っておきたいメリットなどについて詳しく見ていきましょう。

おまとめローンは「2社以上で借り入れしている人」向けのサービス

おまとめローンは、ローンを一本化するサービスで、2社以上の借り入れを行っている場合に利用できます。2社以上で借り入れをしていると返済日が異なるため、うっかり忘れてしまうこともあるでしょう。しかし、おまとめローンであれば、複数あった返済日も月1日だけにできるため、返済のスケジュール管理が楽になります。

また、おまとめローンを使うことでバラバラだった金利や返済額も統一できるため、返済の目途が立てやすくなります。

おまとめローンは「総量規制」に該当しない

総量規制とは、過剰な借り入れや貸し付けを行わないように新設された規制のことをいいます。多重債務問題などを背景に貸金業法が2006年に改正及び公布され、2007年、2010年と段階を踏んで施行されました。

総量規制によって、年収の3分の1を超えてしまう分が新規で借り入れができなくなり、借り入れ可能額に上限ができたことを意味します。

Q2-1. 総量規制とは何ですか?
A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。
例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。

出典:金融庁「貸金業法Q&A」

しかし、この総量規制に該当しない場合があります。「除外貸し付け」と「例外貸し付け」の2種類が該当しないものとして挙げられます。

「除外貸し付けとは?」
除外貸し付けとは、総量規制に関係なく、借り入れが可能な貸し付けのこといいます。除外貸し付けであれば、借り入れ額が借り入れ残高に含められないため、新たな借り入れにも全く影響がありません。たとえば、住宅ローンや自動車ローンなどがこれにあたります。

「例外貸し付けとは?」
例外貸し付けとは、総量規制に関係なく借り入れることはできますが、新たな借り入れ額として借り入れ残高に含められるもののことをいいます。たとえば、顧客に一方的有利となる借り換えや借り入れ残高を段階的に減少させる借り換えがこれにあたります。

おまとめローンは、例外貸し付けの「顧客に一方的有利となる借り換え」に当たるため、総量規制には含まれずに利用できることがあります。

Q「おまとめローン」で金利が有利な貸金業者にローンを一本化したいのですが、貸金業者の「おまとめローン」には総量規制が適用されるのですか?

A 複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。

出典:日本貸金業協会「貸金業法について」

そのほか、銀行は貸金業者の区分ではないため、銀行からの借り入れは総量規制の対象外となります。

おまとめローンは、借り換えとはどう違うか?

おまとめローンと借り換えには、目的に大きな違いがあります。

おまとめローンの場合、ローンを1つにまとめることが目的であるのに対し、借り換えの場合は金利の高いローンから金利の低いローンに乗り換えることが目的です。

借り換えは金利の高い会社のローンを金利の低い会社から借りたローンで返済し、最終的に金利の低い会社のローンのみにする使い方をします。

おまとめローンと借り換えは目的が異なりますが、共通点もいくつかあります。たとえば、審査に通らなければ利用できなかったり、条件等によっては最初よりも返済しなければならない金額が増えてしまったりする点です。

SMBCモビットで、どうしてもローンをまとめたいときは?

Q:「おまとめローンのないSMBCモビットを利用して他社の借り入れをまとめたいのですが、どうしたらよいですか?」
A:「SMBCモビットには、貸金業法に基づくおまとめローンの取り扱いがありません。しかしながら、SMBCモビットでも他社の借り入れを一本化することは借り換えの方法を用いれば可能です」

SMBCモビットはサポートも充実しており、借り入れや返済もしやすいため、SMBCモビットでローンをまとめたいと考える方もいらっしゃることでしょう。

「おまとめローン」というサービスを利用しなくても、SMBCモビットで他社の借り入れをまとめる方法を注意点とともにご紹介いたします。

SMBCモビットで「他社の借り入れを一本化」できる?

SMBCモビットには他社の借り入れを一本化する「おまとめローン」はありません。しかし、借り換えの方法を使えば、他社の借り入れをSMBCモビットに一本化することは可能です。

まず、SMBCモビットで他社のローン分を借り入れます。そして、他社のローンをすべて返済します。これでSMBCモビットの借り入れだけになります。このように借り換えであれば、おまとめローンというサービスがないSMBCモビットでもローンを一本化できます。

SMBCモビットの「借り入れ返済」は審査で落とされる可能性もある?

SMBCモビットの借り入れ返済の場合、審査で落とされて借り入れ返済ができない可能性があります。

審査が行われるのは、SMBCモビットに限ったことではなく、クレジット会社でも消費者金融でもどこでも行われていることです。審査の基準は公表されていませんが、主に年収やすべての借り入れ額(借り入れ件数)、勤務している会社などを含めた信用情報を元に行われていると考えられます。

貸金業者は、個人の顧客と貸付けの契約を結ぶ際には、指定信用情報機関が保有する顧客の信用情報を利用しなければなりません

出典:日本貸金業協会「お借入れすると、借入れ金額などの情報が信用情報機関に提供されます」

審査は総合的に判断されるものの、条件をクリアしていなければ、借り入れ返済の審査で落とされることも十分にありえます。

ローンの審査は必ず通るわけではない?

ローンの審査は、必ず通るわけではありません。審査は年収をはじめ、勤務形態から勤続年数などさまざまな観点から行われます。また、今後きちんと返済をしてもらえるかも見られるため、過去にローン返済の延滞がなかったか、今まで債務整理をしたことがないかなどの点も審査対象となります。もちろん、それ以外にも返済能力の有無も重要な審査対象です。これらをクリアして初めてローンの審査に通ります。

おまとめローンの場合は審査が厳しい?

先述したように、通常のローンであれおまとめローンであれ、審査基準は公表されていません。したがって一概に審査が「厳しい」「甘い」とは言えません。

ただし、おまとめローンは金額が高くなるケースも考えられるため通常のローンより厳しく審査される可能性もあります。おまとめローンを利用する場合には、審査に通らないかもしれないことを心得ておく必要があります。

MBCモビットで一本化すると、他のローンとの足し算のため総量規制の対象になる?

SMBCモビットを含め、「借り換え」を利用する場合には、総量規制の対象になります。おまとめローンとは異なり、SMBCモビットでのローンが例外貸し付けにはならないからです。例外貸し付けにならないため、他社で借り入れをしているローンの金額とSMBCモビットの金額が足し算をされ、合計でいくらになるかを考えなければならないことになります。

総量規制は、重債務などの問題を利用者が抱えないための規制であり、年収の3分の1を超過すると新規での借り入れは不可能です。

総量規制とは何ですか?
借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。
例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります

出典:金融庁「貸金業法Q&A」

そのためSMBCモビットで借り入れをする場合は、SMBCモビットで借り入れをする金額を含めて、自分の年収の3分の1を超えていないかを確認する必要があります。この点がおまとめローンとSMBCモビットをはじめとした借り換えの大きな違いです。

SMBCモビットでローンの一本化を考えていて、総量規制で借り入れができそうにない場合は、総量規制に引っかからない金額までローンを返済してから一本化しなければなりません。

どうしてもすぐにSMBCモビットを利用して一本化に近づけたい場合は、借り入れしている会社をまとめつつ、返済額が総量規制に引っかからなくなったときに、SMBCモビットで追加借り入れを行うとよいでしょう。

おまとめローンは、返済だけのため追加借り入れはできませんが、SMBCモビットであれば追加借り入れが可能なため、時間はかかってもローンの一本化を図れます。

上限金利の適用に注意が必要?

上限金利の適用には注意が必要です。

「上限金利の適用とは?」
上限金利の適用とは、貸し付け金額によって決まっている上限の金利が適用されることをいいます。

借り入れを利用している方の金利負担の軽減を目的として法改正によって上限金利が引き下げられました。現在では借り入れ金額によって、年15~20%と定められています。

金利負担の軽減という考え方から、今回の改正により、平成22年6月18日以降、出資法の上限金利が20%に引き下げられ、グレーゾーン金利が撤廃されました。これにより、上限金利は利息制限法で定められた水準(貸付け額に応じて15~20%)となっています(利息制限法の上限金利を超える金利は、無効・行政処分の対象、出資法の上限金利を超える金利は、刑事罰の対象となります)。

出典:金融庁「貸金業法Q&A」

たとえば、元本の金額が…
・10万円未満であれば、上限金利は年20%
・10万円以上から100万円未満であれば、上限金利は年18%
・100万円以上であれば、上限金利は年15%
などに決められています。

しかし、SMBCモビットの場合、実質年率は年3.0~18.0%に設定されています。条件などによりますが、初回契約であれば上限金利である18.0%が適用される傾向にあるようです。

上限金利が適用されるか否かで最終的に返済する金額が変わってしまうため、SMBCモビットで借り換えを行いたい場合には、適用金利の確認も必ず行いましょう。

SMBCモビットで借り入れをまとめた場合の返済額はどうなる?

SMBCモビットで借り入れをまとめた場合の返済額は、適用金利によって異なります。

SMBCモビットは金利が全体的に低いため、借り入れをした場合には返済額が減ることが考えられます。しかし、月々の返済額や返済期間によっては、数社から借り入れをしていた方が最終的に返済する金額が低くなることもあります。

SMBCモビットで借り入れをまとめる場合には、最終的な返済額がいくらになるかを試算してから行いましょう。

SMBCモビットで他社の借り入れをまとめる5つのメリット

Q:「SMBCモビットで他社の借り入れをまとめた場合、メリットはありますか?」
A:「SMBCモビットで他社の借り入れをまとめた場合、いくつものメリットがあります」

まず、SMBCモビットは金利が低いため、本来返済しなければならなかった総額よりも最終的な返済額が低くなる可能性があることです。また、それに加えてSMBCモビットであれば、WEB完結の場合は電話連絡がなかったり、おまとめローンとは違って追加借り入れができたりするなど、借り入れをする際にネックとなる点がすべて解決されています。

このほか、Webに特化しているため、申請をはじめ契約から借り入れまですべてをスマホやパソコンだけで行うことか可能で、手間がかからないメリットがあります。

SMBCモビットの借り入れだからこそ得られるメリットをひとつずつ詳しく見ていきましょう。

WEB完結なら電話連絡がない

SMBCモビットでは、WEB完結の場合勤務先への電話連絡がありません。利用者がローンを申請する際、勤務先の記載もしなければならないことが多く、ほとんどの消費者金融では記載された勤務先に在籍確認の電話がかかってきます。

在籍確認の電話は勤務先の営業時間内にかかるようになっており、電話を必ずしも利用者本人がとれる保証はありません。勤務先に電話がかかってきても本人以外には在籍確認であることは知らされませんが、会社の規模によっては、普段はかかってこない相手からの電話であれば不審に思われてしまうこともあるでしょう。

ローンを利用していることを誰にも知られたくない場合、勤務先への電話連絡がないことは非常にメリットになるといえます。

最低金利は他社より低め

SMBCモビットの最低金利は3.0%で、消費者金融の中ではかなり低いのでメリットです。SMBCモビットと同等の最低金利の会社もありますが、多くの会社がSMBCモビットよりも最低金利が高いパーセンテージで設定されています。

最低金利が低いことで借り換えがしやすくなり、最終的に返済する金額を抑えられることにもつながります。必ずしも最低金利が適用されるとは限りませんが、最初から最低金利の高い会社で借り入れをするよりも最終的な返済額を抑えられる可能性が高くなるといえるでしょう。

追加借り入れもできる

SMBCモビットであれば、追加で借り入れをすることが可能です。おまとめローンでは追加借り入れができないため、これはメリットといえるでしょう。しかも、追加の借り入れ方法もモビットカード、振込キャッシング、SMBCモビット公式スマホアプリとさまざまな方法で利用できます。

追加の借り入れ方法が多岐に渡っていることで、「今すぐに必要!」となったときに即座に追加で借り入れしやすいメリットもあります。

このとき、利用限度額を超えてしまうと追加借り入れができなくなるため、利用限度額の確認は忘れずに行いましょう。

Web手続きができるため手間がかからない

SMBCモビットの最大の魅力といっても過言ではないメリットは、Web手続きですべて完結できることです。Web手続きで借り入れも返済もできるため、どこからでも簡単に利用できます。もちろん、初めて利用するときも例外ではありません。

Web手続きで完結するため、自宅に書類が届くことも勤務先に在籍確認の電話がかかってくることもありません。SMBCモビットであれば、家族や職場の人に借り入れをしていることを知られたくない方でも安心して利用できます。また、通常よりも手続きに時間がかからないメリットもあります。

スマホアプリを使った借り入れや返済が可能

SMBCモビットであれば、SMBCモビット公式スマホアプリをダウンロードするだけで借り入れや返済が可能です。

SMBCモビット公式スマホアプリは、無料でダウンロード・利用ができます。初めてSMBCモビットを利用する場合でも、スマホアプリから新規申し込みや必要書類の送付なども行えるため、最初から借り入れも返済もスマホさえあれば完結させることが可能です。

スマホで借り入れと返済ができるため、わざわざ専用のATMに行く必要もありませんし、自分の必要なタイミングですぐに借り入れができて、好きなときに返済の手続きを行えます。また、SMBCモビット公式スマホアプリさえあれば、カードを持つ必要もありません。アプリを使ってセブン銀行ATMでの出金も入金も簡単に行えるからです。

SMBCモビットで他社の借り入れをまとめる2つのデメリット

Q:「SMBCモビットで他社の借り入れをまとめた場合、デメリットはありますか?」
A:「SMBCモビットで他社の借り入れをまとめた場合、メリットは大きいですが、デメリットもあります」

SMBCモビットで他社の借り入れをまとめた場合のデメリットは、SMBCモビットだからではなく、おまとめローンを利用せずに借り換えを利用した際に生じるものです。

たとえば、借り入れできる金額は総量規制の範囲内までであったり、追加借り入れが可能であるからこそ限度額まで借り入れできて返済額が減らなかったりすることがデメリットとして挙げられます。

それでは、SMBCモビットで他社の借り入れをまとめるデメリットを詳しく見ていきましょう。

総量規制の範囲内までしか借りられない

SMBCモビットで借りられるのは総量規制の範囲内までです。

総量規制では、借り入れできるのは年収の3分の1までと決まっているため、SMBCモビットで借り入れをする前に年収の3分の1まで借り入れている場合は、SMBCモビットで借り入れはできません。

SMBCモビットから借り入れをして借り換えを行う場合には、現在の借り入れ額が年収のどれくらいにあたるかを確認してから申し込む必要があります。

借りやすいからこそ借金を繰り返してしまう

カードローンであれば、限度額まで借り入れすることが可能です。そのため、「今月は少し足りないな」と思ったら手軽に借りることができてしまいます。なぜなら、新規申し込みをする必要もなく、必要種類を提出する手間もないからです。しかも、スマホがあれば借りたいと思ったその場ですぐに借り入れが可能です。借り入れ方法が簡単であるからこそのデメリットといえるかもしれません。

しかしおまとめローンであれば、一本化されたローンを返済していくだけのサービスで、繰り返し借りて返済額が減らないことはありません。これが、おまとめローンとカードローンの大きな違いであるともいえるでしょう。

SMBCモビットで借り入れをまとめた場合、住宅ローンなどに影響はある?

SMBCモビットで借り入れをまとめても、特に住宅ローンなどには影響がありません。これは住宅ローンが「除外貸し付け」で借り入れに含まれず、総量規制にカウントされない例外になるためです。

住宅ローンが総量規制に含まれないのは、借り入れ金額が高額であり、総量規制にには当てはまらないと考えられているからです。除外貸し付けには、住宅ローンだけでなく、自動車ローンや高額療養費の貸し付けなどもあります。

次の貸付けは、総量規制になじまない貸付けとして、総量規制の「除外貸付け」に分類されます。総量規制にかかわらず借入れが可能で、借入額が借入残高に算入されないため、その後の借入れには影響を与えません。

 1. ①不動産購入のための貸付け(いわゆる住宅ローン)
 2. ②自動車購入時の自動車担保貸付け(いわゆる自動車ローン)
 3. ③高額療養費の貸付け
 4. ④有価証券を担保とする貸付け
 5. ⑤不動産(個人顧客または担保提供者の居宅などを除く)を担保とする貸付け
 6. ⑥売却予定不動産の売却代金により返済される貸付け
など

出典:日本貸金業協会「総量規制の「除外貸付け」に分類される契約」

また、そもそも、貸し手が銀行や信用金庫、信用組合や労働金庫などの金融機関であれば、貸金業法の適用対象とはなりません。そのため、SMBCモビットで借り入れをまとめて、借り入れ合計額が年収の3分の1までギリギリになっても、住宅ローンを組むことは可能となります。

ただし、「利用者に貸し付けて返済は可能であるか?」は貸付け側が判断するため、SMBCモビットで借り入れをしていることで、住宅ローンに影響が出てしまう可能性もゼロではありません。

SMBCモビットで「おまとめローンの代わりになる借り換え」が活用できそうにないときは

SMBCモビットで、おまとめローンの代わりになる借り換えができそうにないなら、他社のおまとめローンを利用するとよいでしょう。ここでは、他社のおまとめローンについてご紹介いたします。

おまとめローンのある消費者金融を使う

おまとめローンの取り扱いがある消費者金融は数多くあります。おまとめローンは例外貸し付けにあたるため、総量規制にも含まれません。そのため、借り入れの総額が高額であったり、年収の3分の1までギリギリ借り入れをしていたりする場合でもおまとめローンで一本化が実現できるでしょう。

また、おまとめローンのある消費者金融を使うことで、金利を低く抑えつつ返済額がわかりやすくなり、返済日が月に1回だけになって、ローンの返済がしやすくなるメリットもあります。

消費者金融4社のおまとめローンの特徴をひとつずつ詳しく見ていきましょう。

アイフルのおまとめローンとは?

SMBCモビットにおまとめローンはある?おまとめローンのおすすめも紹介
(画像=アイフル公式サイトより引用)

アイフルには、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」2種類のおまとめローンがあります。おまとめMAXは、現在すでにアイフルを利用中、または過去にアイフルを利用したことのある方専用で、かりかえMAXは今までアイフルを利用したことがない方専用です。

金利は3.0%~17.5%、限度額も1万円~800万円であり、おまとめローンが初めての方にも利用しやすい設定です。ただし、満20歳以上69歳未満で定期的な収入と返済能力があることが利用者の条件として挙げられています。

どちらのおとまめローンも他社から借り入れているものをアイフルに一本化することで、金利を下げ、返済日を1日だけにすることが可能ですが、借り入れ先によっては一本化できない場合もあります。

アイフルは、ネットからも電話からも申し込めます。契約手続きもネットかアプリを選ぶことで郵送物が送られてくることもありません。アイフルのおまとめローンは、SMBCモビットにシステムが似ているといえるでしょう。

金利 3.0%~17.5%(実質年率)
契約限度額又は貸付金額 1万円~800万円
申込 インターネット・電話
借入 振込・スマホアプリ・アイフルATM・提携先ATM
返済 スマホアプリ・アイフルATM・提携先ATM・コンビニ・口座振替・振込

プロミスのおまとめローンとは?

SMBCモビットにおまとめローンはある?おまとめローンのおすすめも紹介
(画像=プロミス公式サイトより引用)

プロミスのおまとめローンも返済額や金利の負担を減らして返済日を月1回にでき、他のおまとめローンと同じ特徴を持っています。しかし、プロミスの場合、追加の返済が可能であるため、最終的な返済日を繰り上げることが可能です。

プロミスのおまとめローンの金利は6.3%~17.8%で最低金利が少し高く、限度額も300万円までと少なめです。返済日は月1回にできるものの、好きな日にちを指定できるわけではなく、5日、15日、25日、末日の中から選択する必要があります。また、選んだ銀行によっては5日しか選べません。

20歳以上65歳以下で本人に安定した収入がある方がおまとめローンの対象者です。ただし、学生や主婦であっても、パートやアルバイトで安定した収入があれば申し込むことが可能であり、対象者の年齢は少し厳しめですが、幅広い層が利用できます。

プロミスのおまとめローンは、自動契約機、お客様サービスプラザ(店頭窓口)、プロミスコール(電話)この3つの方法で申込が可能です。審査に通ると、自動契約機とお客様サービスプラザ(店頭窓口)であればその場で、プロミスコール(電話)であれば郵送で、契約ができます。

金利 6.3%~17.8%
限度額 300万円
申込 自動契約機・店頭窓口・電話
借入 インターネット・振込・店頭窓口・プロミスATM・提携ATM
返済 インターネット・店頭窓口・プロミスATM・提携ATM・ コンビニ・振込

アコムのおまとめローンとは?

SMBCモビットにおまとめローンはある?おまとめローンのおすすめも紹介
(画像=アコム公式サイトより引用)

アコムのおまとめローンは、「貸金業法に基づく借換え専用ローン」の名称でサービスが提供されています。

数社のローンを借り入れしていたり、総量規制である年収の3分の1を超えた借り入れがあったりする利用者への最適な返済プランの提案を強みとしています。また、毎月の返済金額や金利の負担軽減を目的としていますが、返済プランによっては、返済の総額が増加する可能性があるとの注意喚起もされています。

金利は7.7%~18.0%と最低金利も最高金利も高めで、限度額は1万円~300万円です。利用対象者は20歳以上69歳以下で、安定したと返済能力を有しアコムが設けている基準を満たすことが条件に挙げられていますが、この条件さえ満たしていればアルバイトや派遣社員でも利用できます。

アコムは、インターネット、店頭窓口、自動契約機(むじんくん)の3つから申し込めます。アコムの店舗や自動契約機(むじんくん)は全国さまざまな場所にあるため、返済に困ることはありません。

金利 7.7%~18.0%(実質年率)
限度額 1万円~300万円
申込 インターネット・店頭窓口・自動契約機
借入 インターネット・電話・店頭窓口・アコムATM・銀行・コンビニ・ショッピングセンター
返済 インターネット・店頭窓口・アコムATM・提携ATM・振込・口座振替

レイクALSAのおまとめローンとは?

SMBCモビットにおまとめローンはある?おまとめローンのおすすめも紹介
(画像=レイクALSA公式サイトより引用)

レイクALSAのおまとめローンは、「アルサ de おまとめ」の名称でサービスが提供されています。

レイクALSAの場合、申し込みは電話のみです。電話は「アルサ de おまとめ」専用フリーダイヤルのため、通話料はかかりません。しかし、受付時間が平日・土曜日は10時30分~19時30分、日曜日は10時30分~19時までで、時間の都合がつきにくい方にはあまり向かないおまとめローンであるといえるでしょう。

審査の結果は電話またメールできますが、契約は新生銀行カードローン自動契約機で行います。他のおとまめローンと比較すると、手順が多い特徴があります。

申し込みをする際の手間などは多いのですが、対象年齢が満20歳以上70歳までの安定した収入のある方であり、年齢の上限が他のおまとめローンと比べ高くなっています。年齢でおまとめローンを諦めていた方でも利用できるメリットがあります。

金利は6.0%~17.5%で、100万円以上の借り入れがある場合は6.0%~15.0%です。また、限度額は1万円~500万円で平均的な金額が設定されています。

金利 6.0%~17.5%(実質年率)※借入額が100万円以上は6.0%~15.0%
限度額 1万円~500万円
申込 電話
借入 振込・新生銀行カードローンATM・提携ATM
返済 新生銀行カードローンATM・自動引き落とし・提携ATM・銀行振込

銀行のおまとめローンを利用する

おまとめローンの取り扱いがある銀行は、実は数がそれほど多くはありません。

しかしおまとめローンがない銀行でも、代わりに借り換えの利用が可能です。借り換えを利用すればおまとめローンと同じようにローンの一本化ができます。

銀行のおまとめローンや借り換えの最大の魅力には、最高金利が低いことが挙げられます。金利が低ければ、最終的な返済総額を抑えることが可能になり、負担を減らせます。

金利の低い銀行のおまとめローンや借り換えにはどのような特徴があるのでしょうか?4社の銀行のおまとめローンと借り換えの特徴をひとつずつ詳しく見ていきましょう。

東京スター銀行のおまとめローンとは?

東京スター銀行には、おまとめローンの商品「スターワン乗り換えローン」があります。

金利は2021年5月31日現在、固定金利及び保証料込みで、年9.8%・12.5%・14.6%です。この金利は東京スター銀行の審査により決定されます。また、限度額は30万円~1000万円と高額であるのも特徴です。

利用できるのは、申し込みの時点で満20歳以上65歳未満の給与所得者です。給与所得者であれば、正社員・契約社員・派遣社員の別は問われません。また、年収は200万円以上で、保証会社である株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンスの保証が受けられる方に限られています。このように、利用対象は消費者金融より少し厳しめの設定です。

インターネットの申し込みであれば、24時間365日対応していますが、仮審査期間は最短でも3日かかります。東京スター銀行おとまめローンを利用する際には、一切の来店が不要ですべてWebで完結するため、来店する時間を取られずに利用可能です。

金利 9.8%・12.5%・14.6%(固定金利・保証料込)
限度額 30万円~1000万円
申込 インターネット・電話
借入 インターネットバンキング・東京スター銀行ATM・提携ATM
返済 口座引き落とし・インターネットバンキングによる繰り上げ返済

三井住友銀行カードローンのおまとめローンとは?

三井住友銀行カードローンには、おとまめローンの商品はありません。しかし、三井住友銀行カードローンを借り換えでの利用は可能です。また、三井住友銀行の普通預金口座がなくても、カードローンを申し込めます。

三井住友銀行カードローンは、スマホやパソコンから24時間365日申し込みが可能であるため、土日しか時間が取れない方にも使いやすいカードローンです。審査回答や融資が最短で翌営業日(※)というのは、急いで借り入れがしたい方には嬉しい特徴でしょう。 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もあります。

また、全国の三井住友銀行のATMやコンビニのATMの手数料が0円で借り入れや返済できます。金利は年1.5%~14.5%で、利用しやすいです。それだけでなく、返済は月々2000円からでOKで、返済額に不安を抱いている方にも優しいカードローンといえるでしょう。

利用対象者は、満20歳以上満69歳以下で安定した収入がある方に限られています。限度額は10万円~800万円までと上限が高いため、借り換えとして利用しやすいです。ただし、50万円以上を超える申し込みの場合は、本人の年収が確認できる書類を用意する必要があります。

金利 1.5%~14.5%(実質年率)
限度額 10万円~800万円
申込 インターネット
借入 三井住友ATM・コンビニATM・ゆうちょATM・提携金融機関ATM
返済 三井住友ATM・コンビニATM・ゆうちょATM・提携金融機関ATM

三菱UFJ銀行バンクイックのおまとめローンとは?

三菱UFJ銀行バンクイックには、おまとめローン専用のサービスはありません。しかし、借り換えとして利用することでローンを一本化できます。

カードローン「バンクイック」は、三菱UFJ銀行の口座を持っていなくても借り入れを利用できますが、口座を持っている方がよりスムーズです。

申し込み方法は、パソコンやスマホを使ったWeb申し込み、テレビ窓口(2022年3月31日(木)でテレビ窓口での新規申込受付は終了)、電話の3つから選べます。Web申し込みであれば、契約自体はWebで完結できますが、申し込み内容の確認で勤務先や自宅などに電話がかかってきます。在籍確認の電話連絡などをされたくない場合は利用が難しいカードローンでしょう。

金利は年1.8%~14.6%であり、利用限度額は10万円~500万円です。金利は借り入れ金額によって明確に決められています。

利用対象者は、満20歳以上65歳未満で、安定した収入のある国内に居住する個人となっています。外国人の場合は、永住許可を受けていることが条件です。

また、保証会社であるアコム株式会社の保証を受けられる方でなければ、借り入れの利用はできません。

金利 1.8%~14.6%(実質年率)
限度額 10万円~500万円
申込 インターネット・テレビ窓口・電話
借入 三菱UFJ銀行ATM・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATM
返済 三菱UFJ銀行ATM・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATM

横浜銀行カードローンのおまとめローンとは?

SMBCモビットにおまとめローンはある?おまとめローンのおすすめも紹介
(画像=横浜銀行公式サイトより引用)

横浜銀行カードローンには、おまとめローンのサービスはありません。しかし横浜銀行カードローンは、借り入れを一本化するのに適したカードローンといえるでしょう。理由は、金利が1.5%~14.6%と低く設定されているだけでなく、借り入れ可能金額10万円~1,000万円と他のおまとめローンと比較しても、上限額がかなり高額の設定になっているからです。

また審査にかかる時間も最短1日と短く、急いでいる方にもおすすめです。

手数料は基本的には無料ですが、横浜銀行ATM・コンビニなどのATM以外の提携金融機関ATMを利用しての借り入れは所定のATM利用手数料がかかるため、注意が必要です。

利用対象者は、契約時に満20歳以上69歳以下であり、安定した収入がある方及びその配偶者に限られています。安定した収入があれば、パート・アルバイトでも問題ありませんが、学生は利用できません。

そのほかの条件としては、下記地域に居住または勤務している必要があります。

  • 神奈川県内全地域
  • 東京都内全地域
  • 群馬県内の前橋市、高崎市、桐生市

保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証が受けられ、横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の個人情報の取り扱いに同意をする必要があります。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証しているため、担保・保証人とも不要です。

カードローンにしては珍しく、住んでいる地域が限定されているのが特徴です。

金利 1.5%~14.6%(実質年率)
限度額 10万円~1,000万円
申込 インターネット
借入 横浜銀行のATM・コンビ二等のATM
返済 横浜銀行のATM・コンビ二等のATM

銀行のローンは最高金利が低く設定されている

銀行のローンの場合、最低金利は高いものもありますが最高金利が低く設定さているため、結果としておまとめローンが利用しやすくなっています。
銀行でおまとめローンの取り扱いがあるのは、東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」、西日本シティ銀行の「NCBおまとめローン」、みちのく銀行の「あわせ~る」などです。

銀行ローンは申し込み条件が厳しい

銀行ローンは、基本的に厳しい申し込み条件です。しかし、その分、金利が低かったり限度額の上限が高額に設定されていたりなどのメリットがあります。

審査が厳しくても、審査が通れば低い金利でローンの一本化が可能となるため、利用対象者の条件を満たしている場合は申し込んでみるとよいでしょう。

返済できないなら債務整理も視野に入れる

返済ができない場合、債務整理を検討することも必要でしょう。

債務整理とは、さまざまな方法で借り入れ返済しようとしても返済できず、やむを得ずに特定の手続きで借金の減額や支払いの免除を可能にすることです。

債務整理の種類は4つある

債務整理の種類は、任意整理・自己破産・個人再生・特定調停の4つがあります。

「任意整理とは?」
任意整理とは、過去の取引までさかのぼって、過去に払いすぎている利息を利息制限法で計算しなおし、債務を減らすことです。任意整理をすると信用情報機関に情報が登録され、借り入れが5年間できないブラックリスト入りをしてしまいます。

「自己破産とは?」
自己破産とは、財産や収入で借金の返済ができなくなったときに、裁判所に申し立てを行い、所定の手続きをして、借金の支払い義務を法律上免除してもらうことです。自己破産をすると借金がなくなるため、財産や収入を返済にあてる必要がなくなります。

「個人再生とは?」
個人再生とは、裁判所を通じて借金を減額することです。また、一定の条件を満たすことで住宅を手放さずに手続きを行えます。

個人再生手続きには、2種類あります。

1つめは、「小規模個人再生手続」です。
小規模個人再生手続とは、主に個人商店や小規模の事業を営んでいる方を対象にしています。 必要な条件は下記の2つです。

・借金などの総額(住宅ローンを除く)が5000万円以下であること
・将来にわたり継続的に収入を得る見込みがあること

条件の引用:裁判所のホームページより

2つめは、「給与所得者等再生手続」です。
給与所得者等再生手続は、主に給与を得ている会社員を対象としています。
必要な条件は下記の3つです。

・借金などの総額(住宅ローンを除く)が5000万円以下であること
・将来にわたり継続的に収入を得る見込みがあること
・収入が給料などで,その金額が安定していること

条件の引用:裁判所のホームページより

このように、他の債務整理と違い個人再生は手続きの仕方が条件によって異なります。

「特定調停とは?」
特定調停とは、借金の返済ができなくなってしまうであろう債務者(特定債務者)の借金に関する利害関係の調整を行い、経済的再生を目的として行う手続きのことをいいます。また、特定調停は裁判所に申し立てを行い、所定の手続きを行わなければなりません。

SMBCモビットでのおまとめ(ローン一本化)に向いている方とは?

Q:「SMBCモビットを利用したおまとめ(ローンの一本化)がおすすめなのはどんな人ですか?」
A:「SMBCモビットを利用したおまとめ(ローン一本化)がおすすめなのは、数社から10万円位内の少額の借り入れをしている方です」

数社から10万円位内の少額の借り入れをしていると、どの会社に何日にいくら返済するかを把握するのが大変です。しかし、SMBCモビットを利用して借り入れをおまとめすれば、返済額も返済日のスケジュールも簡単に把握できます。

このほかにも、SMBCモビットでおまとめをするのがおすすめな方がいます。詳しく見ていきましょう。

会社に電話連絡がいくのを避けたい方

SMBCモビットでおまとめをすると、Webだけで申し込みをはじめ契約や借り入れまですべて完結できます。WEB完結の場合は電話もかかってきませんし、郵送で書類やカードが送られてくることもありません。

借り入れをすると、多くの場合は在籍確認として会社に電話連絡がきます。もちろん、在籍確認である旨は本人以外に明かされることはありません。しかし、会社の規模や電話対応した方によっては、取引先などからの電話ではないことがわかってしまいます。また、「〇〇さんはいらっしゃいますか?」と電話がかかってくるため、営業の電話でないことは明らかです。

在籍確認で会社に連絡がいくのを避けたい方には、WEB完結の場合に電話連絡を避けられるSMBCモビットでのおまとめがおすすめです。

ローンをまとめた金額が100万円超になる方

ローンのまとめ金額が100万円超になる方は、SMBCモビットのおまとめがおすすめです。この理由は金利にあります。

SMBCモビットの金利は年3.0%~18.0%に設定されています。金利が何%適用されるかは、借り入れ金額によって異なり、借り入れ金額が100万円未満の場合だと金利の最高額が適用される傾向にあります。

そのため、借り入れが100万円未満であれば金利は高くなってしまいますが、100万円を超えれば、上限金利の適用が行われ、上限金利は年15%となります。ですから、SMBCモビットでおまとめをして、返済額の合計が100万円超になれば、現在支払っている金利よりも低く抑えられるようになります。

SMBCモビット以外の消費者金融でおまとめの審査に落ちた方

おまとめローンでもフリーローンでも、審査内容は会社ごとに決められています。もし、ほかの消費者金融で審査に落ちた場合でも、SMBCモビットの審査は通る可能性もあるため試してみてもいいでしょう。

ただし、ここで重要なのが「一度にたくさんの審査を受けないこと」です。一度にたくさんの審査を受けると「申込ブラック」と呼ばれる状況に陥ってしまいます。「他社に申し込んだことがどうしてバレるの?」と不思議に思われることでしょう。これには照会情報の保管期間が関係しています。

審査を行うには、信用情報を照会しなければなりません。このとき、照会情報が記録として残されます。照会情報の保管期間は、信用情報機関によって照会日より6ヵ月間、6ヵ月以内、当該利用日から1年を超えない期間と異なります。

例えば信用情報機関の一つであるCICでは次のように期間を設けています。

CICに加盟するクレジット会社等から登録される情報
申込情報……照会日より6ヶ月間
クレジット情報…契約期間中および契約終了後5年以内
利用記録…照会日より6ヶ月間

出典:CIC「信用情報の保有期間」

保管期間があるため一度に多くの申込をすると、他社に申し込んでいることがわかってしまうのです。申込ブラックになると審査に通りづらくなるため、注意が必要です。

SMBCモビットのおまとめローンに関するQ&A

Q.おまとめローンと借り換えの違いは?

おまとめローンとは、複数社からの借り入れを1社にまとめることです。それに対し借り換えとは、高い金利の会社から低い金利の会社に借り入れ会社を変えることをいいます。

借り換えの場合には、高い金利の会社で借り入れている金額分を低い金利の会社から借り入れをすることから始めます。低い金利の会社から借り入れたお金を高い金利の会社の返済にあてることで、借り入れを一本化できます。

結果として、ローンを一本化する点では同じですが、おまとめローンと借り換えは方法や目的が異なります。

Q.SMBCモビットにおまとめローンはありますか?

SMBCモビットにおまとめローンはありません。しかしながら、SMBCモビットでローンをまとめたい場合には、借り換えの方法でローンをまとめることが可能です。

おまとめローンは返済しかできませんが、SMBCモビットであれば、借り換えのため追加で借り入れもできます。今後も借り入れの予定があり、利用限度額まで借り入れをしておらず、借り入れが年収の3分の1以内の金額であれば、SMBCモビットでローンを一本化するとよいでしょう。

Q.SMBCモビットのカードローンを利用して他社の借り入れを一本化できますか?

SMBCモビットのカードローンを利用して他社の借り入れを一本化できます。

SMBCモビットにはおまとめローンはないため、借り換えを利用します。カードローンを利用して他社の借り入れを一本化する場合には、SMBCモビットのカードローンの限度額より下であることが必要です。限度額以上は借り入れることができないため、確認をしてから利用しましょう。

Q.SMBCモビットで他社の借り入れをまとめた場合、住宅ローンの審査に影響は出ますか?

SMBCモビットで他社の借り入れをまとめた場合、住宅ローンの審査に影響が出ることはありません。

住宅ローンは除外貸し付けとなるため、総量規制には含まれないからです。そのため、住宅ローンを含めた借り入れが年収の3分の1以上になったとしても、特に問題はありません。ただし、貸し付け側の審査で住宅ローンの審査は行われます。返済額に無理があると考えられた場合には、住宅ローンの審査に影響が出ることもありえます。

SMBCモビットなら、おとまめローンの代わりになる借り換えができる!

SMBCモビットにはおとまめローンはありません。しかし、借り換えの方法を用いることで、数社からの借り入れを一本化することが可能です。また、SMBCモビットはWebに特化しているため、煩わしく感じる手続きを簡単かつ早く行えます。

SMBCモビットでのおまとめ方法は、借り換えのため例外貸し付けが適用はされませんが、ローンの一本化を考えている方におすすめです。

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