早速ですが、みなさんは「広報」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?

  • 「マスコミ対応」
  • 「企業の顔」
  • 「さまざまな宣伝を仕掛けたり、アイデアを生み出すクリエイティブな部署」

などなど、どちらかというと華やかな仕事が想像されるようです。そんなイメージからか、学生からの人気も高い職種でもあります。

では、実際はどんな仕事なのでしょうか。

この記事では、制作会社の営業から広報に転職した私が日々経験している広報の仕事や、広報に必要なスキル、視点をご紹介します。

広報の仕事内容ってどんな感じ?

広報ってどんな仕事?未経験から転職する方法や給料も現役広報OLが詳しくご紹介します!
(画像= girlwork.tokyo/wp-content/uploads/2020/09/lesson-1024x683.jpg、『Lovely』より引用)

出典 Unsplash

広報という仕事を一言で表すと、ずばり「コミュニケーションを生み出す部署」です。

業務は常に「誰と、どのようなコミュニケーションを取りたいのか?」からスタートします。

「誰と」というのは、つまりステークホルダー(利害関係者)のこと。企業に関わる全ての方を対象にしながら、それぞれとどのような関係性をつくりたいのか。

わかりやすく言えば「自分の会社や製品を、どのように捉えてほしいのか」を考えて、適切な手法を選び、発信していくのが広報の仕事です。

社外広報

おそらく「広報」と聞いた時に最もイメージしやすい業務です。

公式WEBサイトから情報を発信したり、テレビや新聞に広告やニュースリリースを出稿したり、マスコミ(時に一般の方からも)問い合わせを受け付けたりと、「社外」の方に向けたコミュニケーションです。

ステークホルダーは「社外」、つまり一般消費者や取引先が主になります。

メーカーの場合は、製品を紹介する展示会に出展するなど新たな商談の場を設けることも広報の仕事の一つです。

また、企業によっては人事と連携して採用広報に携わることも。就活時期に合わせて、企業を紹介する広告が駅ナカに展開されている光景を見たことがあるかもしれません。

あれらも就活生や保護者層に向けた広報活動の一環といえるでしょう。

社内広報

ステークホルダーが「社内」、つまり社員に向けたコミュニケーションです。

社内報の企画制作や社内WEBページの更新、社員へのメールマガジン配信などが典型的ですが、社内全員を巻き込んだイベント施策なども、広い視点での社内広報です。

社員同士のつながりを強くしたり、自身が所属する組織や会社についての理解を深めることで、帰属意識を高めること、ひいては業務モチベーションを向上させることが目的になります。

異なる側面として、ロゴや商標の使い方についての説明など、自社ブランドを守るための啓蒙活動を広報が担う会社もあります。

端的に言えば「自分たちが働いている会社をもっと好きになってもらうための広報活動」でしょう。

IR広報

「Invertor Relations」の略で、直訳すると「投資家情報」になります。

その名の通り、ステークホルダーは「投資家、株主」です。この場合に求められるコミュニケーションは、企業業績や役員交代、財務情報など、投資判断に必要な情報の提供です。

社内広報、社外広報は、自社製品やサービス、イメージなどを伝える広報でしたが、IRは正確な数字を伝える広報です。

財務や会計知識が必要とされるなど、専門スキルも大きく異なるため、広報とは異なる部署として独立していたり、財務部内に設けられている会社もあるかと思います。