NSGグループのNSG美術館では、2022年1月22日(土)~3月13日(日)の期間、同館収蔵作家で新潟市出身の日本画家、粛粲寶(しゅくさんぽう)の作品展『粛粲寶の「神・仏・人」展』が開催される。

ユニークな世界観を創り上げた画家

新潟市出身の日本画家、粛粲寶の作品展『粛粲寶の「神・仏・人」展』を開催
(画像=STRAIGHT PRESSより引用)

粛粲寶は、新潟市西堀生まれの日本画家だ。小林古径に師事した作家の中でも、粛粲寶ほどユニークな世界観を創り上げた画家は他にいない。同作品展では、古典の教養に支えられた書と漫画にも通ずる画風が混然一体となった作品の数々を堪能できる。

新潟市西堀生まれの日本画家「粛粲寶」

新潟市出身の日本画家、粛粲寶の作品展『粛粲寶の「神・仏・人」展』を開催
(画像=STRAIGHT PRESSより引用)

NSG美術館にて所蔵されている粛粲寶の作品は、花鳥風月、人物画などで独特の画風を構築し、高い人気を博した。粛粲寶は帝展、院展での入選を果たした後に、一旦絵から離れ、奈良の古寺で下働き等をしながら、約4年程寄食生活をしていた。その時に得た中国古典の教養や仏教への造詣の深さが、その後の画風に大いに影響しているという。同作品展では、粛粲寶氏の神・仏・そして童子や老人などの人物画の展示が行われる。

『粛粲寶の「神・仏・人」展の観覧料は、大人300円、専門学生・大学生200円、高校生以下無料となっている。団体料金は(20人以上)大人200円、専門学生・大学生100円、高校生以下無料だ。また、学生は学生証の提示が必要だ。

『粛粲寶の「神・仏・人」展』で粛粲寶の描くユニークな目や鼻、大胆な表情を楽しんでみては。