こんにちは。整理収納アドバイザーの鈴木久美子です。モノを捨てるのは苦手な人が多いですが、実は、慣れてくると捨てることができるようになってくるのです。モノを無駄に捨ててしまう事はもったいないことではありますが、本来、モノは無駄なく使うということが大切です。また、家中のモノを整理する中で、使わなかったモノを使うきっかけにしてもいいのです。とはいえ増えすぎてあふれたモノは、一旦減らさないと暮らしが整わないのも事実です。心に負担が少なく断捨離できるルールをご紹介します。

何から捨てればいい?

捨てられない人必見!整理収納アドバイザーが教える「最初に手放すべきモノ選びのルール」1.jpg
(画像=michillより引用)

よくお客様が、モノが多すぎて何から手をつけていいのかわからない、と言われます。

もちろん、自分が気になっているモノからはじめてもいいのですが、『捨てやすい順番』があります。

慣れていくと徐々に今まで絶対に手放す事ができなかったモノを、もう要らないかな?と思うようになってきます。

お客様でも、最初はレジ袋1つ捨てるのさえためらっていた方も、最終的には衣類や昔の思い出も整理されていきました。

それは、捨てることを通して少し暮らしが整ったり思考が整ったりしていくことによって、手放す事のメリットを感じてくるからです。

ポイントは、『期限が明確にわかるモノ』、『思い入れが少ないモノ』、『劣化や傷、破損がわかるモノ』から捨てることです。

キッチン

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(画像=michillより引用)

整理収納サポートに入って、よく最初に取り組むのがキッチンです。

キッチンは毎日使う場所ですので、整理の効果を実感しやすい場所でもあります。さらに、キッチンには大量の食材があり、期限切れのモノも多々出てきます。

モノを捨てるのが苦手な方も、期限が切れた食材は、案外サッと捨てられます。

もちろん、本来は期限内に食べる(使う)ことができればよかったのですが、モノの使命を果たす事ができずに、捨ててしまうのはとても残念なことです。今後、できるだけ無駄にしない!と思う教訓にしてください。

また、食材以外にも、使い捨ての食器類、何かに使えそうと思っていた空き容器(ジャムのビンやお菓子の缶)なども見直してみて下さい。

かさばるプラスチック製のタッパー類も、黄ばんでいたり匂いが付いていたりすることも多いです。

洗面所

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(画像=michillより引用)

次に洗面所を見ていきましょう。

あまり思い入れがないモノがたくさんあるスペースです。特に普段、見ていなかった洗面台下の奥からは、ほとんど使っていないモノが眠っている可能性大です。

いつの物かわからない使いかけの化粧品、気に入らなかった洗剤などありませんか?

スプレーやムースなどは捨てるのが面倒で置いていただけ、ということはありませんか?

面倒な気持ちは分かりますが、これはもうやるしかない!1つ1つがキレイな暮らしへの確実なステップです。

これも、捨てるのが面倒だと実感していただき、今後捨てるのが面倒なアイテムは、極力増やさないようにするのが賢明です。

試供品がたまりすぎている、という方は今日から早速使ってみましょう。旅行に行くときに、と言っていると1年以上かかるかもしれませんし、さらに旅行にもっていかない事も多いかと思います。

今日、使う気持ちにもならないサンプルはサヨナラで問題ありません。また、タオルやマット類もよく見てくださいね。どこのご家庭でも大量にあります。

さらに、捨てるタオル(古布)を掃除用といって大量においている方も多いです。

捨てることが決まっているのでしたら、捨てられるはず!バスタオルは大きすぎて掃除に使いにくい、なんてこともありますよ。