ついつい後回しにしてしまいがちなのが、お部屋の掃除。
掃除機は何とか週に数回かけられても、細かいところまでは手が回らない人も多いでしょう。
ただ、放置すると汚れはどんどん取りづらくなるもの。
その代表的なものが、フローリングの黒ずみ汚れです。

特に賃貸で住んでいる人にとっては大問題!
引っ越すときになって慌てて落とそうとしても、蓄積された汚れは簡単には落ちません。
あまりにひどいと敷金が返ってこないかも…。

そうならないためにも、時間を作って一度フローリングのお掃除に挑戦することをおすすめします。
プロに頼まなくても、自分でできることはたくさんありますよ。
今回は、フローリングの黒ずみをしっかり落とせる方法を解説します!

フローリングの黒ずみの原因

フローリングの黒ずみ,掃除方法
(画像=JOERAより引用)

黒ずみを落とす方法の前に知っておきたいのが、フローリングの黒ずみの原因です。
原因は一つではありません。
自分の生活環境やお部屋の場所によって、黒ずみを起こす原因はいろいろあります。
その原因に合わせた掃除方法を選べば、より早くキレイにお掃除ができますよ。
ここでは、フローリングの黒ずみの原因について解説していきます。

リビング周りに多い、皮脂による黒ずみ

黒ずみの原因として最も多いのが、皮脂の蓄積による黒ずみです。
特に足の裏から出る皮脂が、生活している間にフローリングに付着し、時間の経過とともに酸化することで黒ずみに変わっていきます。
毎日寝起きして生活している場所なので、どうしても避けることができない原因といえますね。

夏場のように裸足で生活する季節に蓄積しやすいとされています。
また、冬場でもお風呂上りは裸足でいることもありますし、マンションのように気密性が高い物件だと冬でもそれなりに暖かいので、裸足のまましばらく過ごしている人も意外と多いもの。
住んでいる人数が多いほど皮脂汚れもつきやすく、家族で住んでいる場合にはより黒ずみができやすくなるという特徴もあります。

キッチン周りに多い、油はねによる黒ずみ

どんなに気を付けていても、料理をしている間に油がはねてしまうのは仕方のないことです。
ただ、明らかに油がこぼれてしまった部分はすぐに拭き掃除をしても、床まで毎回拭き取っている人はほとんどいないでしょう。
その油汚れが蓄積し、酸化することで黒ずみになります。
皮脂による黒ずみと同じ流れですね。
料理をすることが少ない人もいるかもしれませんが、週に数回しか料理をしなくても汚れだけは溜まっていってしまうものです。
残念ですが、完全に防ぐことは難しいですね。

窓際に多い、カビによる黒ずみ

フローリングの黒ずみ,掃除方法
(画像=JOERAより引用)

主に結露が原因で発生しやすいのが、カビによる黒ずみ
湿度が高くなりやすい梅雨の時期や、屋内外の温度差が大きい冬場に起こりやすい原因です。

このタイプの黒ずみは、できる限り早く取り除く必要があります。
フローリングの見た目が悪くなるのもありますが、カビがフローリングの土台部分にまで侵入して、最悪張替え工事が必要になることもあります。
また、カビを吸い込むことで健康を害することも十分に考えられ、単なる黒ずみ汚れで終わらないケースもあるからです。

気が付いたらすぐに落とすようにして、できればそのまま発生しないように予防対策をしておくとより安心ですよ。
また、除湿剤を窓際に置いたり、空気清浄機などを導入することでおうちの環境を整えることも予防につながります。

お部屋のどこでもあり得る、ワックスの劣化による黒ずみ

通常のワックスは最低でも10年ほどはもつとされています。
賃貸物件を借りている若い世代の人は、一つの場所にその寿命以上住むことは少ないかもしれません。

問題は、戸建てやマンションなどを購入した人の場合。
特にファミリー層では生活する人数が多くなりやすく、劣化の速度も速くなることがほとんど。
持ち家となると数十年は住むことになるので、ワックスも当然劣化します。

ワックスが劣化すると、表面に小さなヒビが入った状態になります。
そこに汚れやほこりが入り込んでヒビがだんだん大きくなり、汚れや上塗りワックスを巻き込んで黒ずんでいってしまうのが原因です。
日がよく当たる場所や人の出入りが激しい場所だと劣化しやすいですが、家の中ならどこでも起こりうる原因といえます。

掃除の前にフローリングの種類をチェック

フローリングの黒ずみ,掃除方法
(画像=JOERAより引用)

黒ずみ汚れは放置せずに早めの対策は必要です。
「それなら今すぐやろう!」と思った人もいるでしょう。
その前に一つ、重要な確認ポイントがあります。
それは、自分のおうちのフローリングの種類です。
これを知らずにお掃除をしてしまうと、かえってフローリングを傷めてしまうので注意が必要です。
一般的に、フローリングは「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類に分けられます。

無垢フローリング

「無垢フローリング」は単層フローリングとも呼ばれ、天然の木を伐り出した1枚板でできているフローリングです。
ナチュラルな色合いと質感で高級感があり、注文住宅などで使われることが多い種類です。

無垢フローリングのお掃除には、水を使ったお手入れは厳禁!
傷つきやすく、湿気に弱いタイプなので、水拭きして放置していると板材が曲がったり割れたりする原因に。
黒ずみを落とすどころか、フローリングを全部張り替えることにもなりかねません。
無垢フローリングのお掃除は、掃除機と乾拭きのみとし、水分がついてしまったらすぐにしっかり拭き取りましょう。
毎日コツコツお掃除することが必要といえますね。

複合フローリング

一方の「複合フローリング」は、薄い木材を何枚も重ねて、表面に木目となる天然木の層を乗せてあるフローリング
ミルフィーユみたいなイメージですね。
表面にあらかじめ樹脂コーティングされているので、耐久性が高くてお手入れもしやすく、品質と価格が安定している素材として広く使われています。
マンションなら、大体はこの複合フローリングが使われています
賃貸物件ならまず間違いないですね。
建売戸建ての場合には、メーカーや工務店に確認を取るとより安心です。
こちらのタイプならお手入れ方法もさまざま。
ドラッグストアなどで売っているフローリング用洗剤なども気にせず使えますよ。