世界でトップシェアとされる「VISA」ブランドが付いたクレジットカード。ほとんどの国や店舗で使え、多くの提携会社が発行しています。ただ、同じVISAブランドでもカードによって特徴があるため、それぞれの違いを知ったうえで自分に合うものを選びましょう。

国際ブランドとカード発行会社の違いは?

(写真=PIXTA)

「国際ブランド」という言葉をよく聞きますが、これは世界中で利用できるクレジットカードの決済システムを提供している会社のことです。具体的にはVISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブの5社となります。また最近では、中国系の銀聯カードや米国を中心に展開するディスカバーカードも国際ブランドに近い存在といわれています。

クレジットカードの券面には、必ずVISAやJCBなど国際ブランドのロゴが表記されています。世界中にある多くの店舗はこれら国際ブランドの加盟店になっていて、各カードはそれぞれの加盟店で利用できます。このように、世界中でカード決済ができるシステム機能を提供しているのが国際ブランドなのです。

一方で、三井住友VISAカードやセゾンカード、楽天カードなどは「カード発行会社」となります。会員サービスを提供したり請求書を送ったりするなどの業務を担い、国際ブランドと連携することでカード事業を運営しています。

VISAカードは世界中に加盟店があり海外でも最強

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日本では、米国に本社を持つVISAからライセンスを得た多くの会社がVISAカードを発行しています。そのためVISAはクレジットカードの国際ブランドとして馴染みが深く、国内でも広く知られています。

VISAは世界でもトップシェアとされていて、最大の強みはカードを使えるお店が多いことです。世界中の200以上の国と地域に多くの加盟店があるため、海外旅行の際にはほとんどのお店で利用できる便利で安心なクレジットカードといえるでしょう。

ただし、VISAはブランド提供のみでクレジットカードの発行や付帯サービスの提供はしていないので、発行会社によってサービスが変わります。そのため、各種VISAカードのサービス内容を比較・確認したうえで特典が多く付加価値が高いカードを選ぶことが大切です。

VISAブランドのおすすめクレジットカード7選

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VISAブランドが付いたクレジットカードはたくさんありますが、その中からおすすめの7種類のカードを紹介します。

三井住友クラシックカード

まず、VISAというブランドのステータスを実感できるクレジットカードとして挙げられるのが、正統派の銀行系カードです。「三井住友クラシックカード」は日本で初めてVISAブランドのクレジットカードを発行した三井住友グループが発行するもので、認知度・信頼度ともに最高レベルといえるでしょう。

ネット申し込みで初年度年会費は無料となり、カードの利用で貯まるポイントを活用できる独自の「ポイントUPモール」もあります。

MUFG カードスマート

三菱UFJ系の「MUFG カードスマート」もスタンダードなカードで、初年度年会費は無料です。取引内容に応じて優遇される「スーパー普通預金(メインバンクプラス)」口座を開設すれば、クレジットカードの利用代金引き落としにより三菱UFJ銀行や提携先コンビニのATM手数料が無料になります。貯まったポイントは提携先のサービスや景品、ポイントと交換できるほかキャッシュバックも可能です。

三井住友VISAデビュープラス

初めてクレジットカードを作るという新社会人や若年層向けには、VISAブランドとして安心感がある「三井住友VISAデビュープラス」がおすすめ。18歳~25歳限定のカードで、26歳以降は最初のカード更新時に「プライムゴールドカード」や「クラシックカード」へと切り替わりランクアップできます。初年度年会費は無料で、翌年度以降も年1回利用すれば無料となります。

エポスカード

丸井グループが発行する「エポスカード」も若年層が利用しやすいカードで、全国のマルイ店舗に設置したカウンターで即日発行できるうえ年会費は永久に無料です。カードで支払えば全国1万店以上のレストランや居酒屋、美容院、カラオケ、遊園地、水族館などを優待価格で利用できます。

イオンカードセレクト

イオンで買い物をすることが多い女性向けにおすすめなのは、イオンの「イオンカードセレクト」です。年会費だけでなくETCカードや家族カードも無料で、イオン銀行のキャッシュカードと電子マネー「WAON」の機能が付加されていて便利です。イオングループでの買い物はポイントが2倍に、毎月20日と30日には5%引きになり、イオン銀行のATM利用手数料も無料です。

三井住友アミティエカード

「三井住友アミティエカード」は、旅行やショッピングを楽しみたい女性に適したもので、国内・海外旅行傷害保険やショッピング補償保険が充実しています。ネット申し込みで初年度会費は無料となり、カードで携帯電話料金を支払うとポイントが2倍貯まります。

セゾンカ-ド

有効期限がない永久不滅ポイントを貯められる「セゾンカ-ド」は、年会費も永年無料です。カードで支払えば毎月第1・第3土曜日には西友やリヴィンなどで5%引きとなり、全国の多くの店舗で優待割引が受けられます。「セゾンポイントモール」を通じてお得にポイントを貯められ、amazonギフト券やマイル、他社のポイントとも交換することも可能です。

ネットショッピングでお得なVISAカードはどれ?

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ネットショッピングでお得なクレジットカードとしては、楽天が発行するポイントを貯めやすい「楽天カード」が挙げられます。年会費は初年度以降もずっと無料で、通常のポイント還元率は1.0%、楽天カードを電子マネー「楽天Edy」と連動させれば、チャージや支払いでさらにポイントが貯まります

ヤフーの「Yahoo! JAPANカード」はやはり年会費が永年無料で、ポイント還元率は通常1.0%です。「Yahoo!ショッピング」や「ロハコ」での買い物はポイント3倍になり、ポイントアップキャンペーンも頻繁に実施しています。Tカードとの一体型になっているため、利用時にダブルでポイントが付きます。

自分の属性やライフスタイルに合ったVISAカードを選ぼう

(写真=PIXTA)

このように多くの提携会社がさまざまなVISAブランドカードを発行していて、紹介したクレジットカードのほとんどにはワンランク上のゴールドカードもあります。各カードの特徴を比較したうえで、自分の属性やライフスタイルに最適な1枚を選んでください。

文・渡辺友絵(ライター・編集者)

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