「セブンカード・プラス」は、買い物やチャージで効率的に「nanaco」ポイントが貯まるクレジットカードです。nanacoへのオートチャージ機能があり、おサイフケータイとも連動しています。「セブンカード・プラス」とnanacoの親和性の高さについて説明します。

「nanaco」と親和性が高い年会費無料の新たなクレカとしてスタート

(写真=PIXTA)

「セブンカード・プラス」はセブンイレブンやイトーヨーカドーなどセブン&アイ・ホールディングスグループでお得に利用できるクレジットカードで、グループの電子マネー「nanaco」のポイントを効率的に貯めることができます。国際ブランドのJCBあるいはVISAを選択することができ、海外での破損や盗難に備えた「ショッピングガード保険」も付帯しています。

「セブンカード」の名称で知られていましたが現在は募集を中止し、新たに「セブンカード・プラス」として展開を始めました。ゴールドカードも発行しているものの一般募集はしていません。

初年度年会費はもともと無料ですが、さらに2020年1月からは2年目以降の年会費も無料になると発表されたため、実質的に年会費無料のクレジットカードになります。申し込み方法には店舗、郵送、インターネットがあり、ネット経由でオンライン口座を設定すればネット上で申し込みを完結することができます。

nanacoとの「一体型」とスマホでも使える「紐付け型」の2タイプから選ぶ

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入会申し込み時には、まず「一体型」と「紐付け型」の2タイプからどちらか1つを自分で選びます。クレジットカードと電子マネーの「nanacoカード」が1枚になったタイプが「一体型」で、すでに持っている「nanacoカード」やおサイフケータイに搭載された「nanacoモバイル」とクレジットカードを連動させたタイプが「紐付け型」となります。

「一体型」か「紐付け型」かで、ポイントが貯まる場所も異なります。「一体型」では「セブンカード・プラス」に搭載したnanacoに貯まり、「紐付け型」では保有している「nanacoカード」や「nanacoモバイル」のnanacoに貯まります。

クレカ連動の便利なクレジットチャージ機能やオートチャージ機能

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nanacoには現金だけでなく、会員メニューやアプリを通じてクレジットカードから残高を事前チャージすることができます。チャージの方法としては「クレジットチャージ」と「オートチャージ」があり、どちらも初めの事前登録が必要となります。

「クレジットチャージ」は必要な時にいつでもチャージが可能です。「一体型」「紐付け型」ともに利用でき、JCBやVISAをはじめ複数のクレジットカードが使えます。

「オートチャージ」はセブンイレブンかイトーヨーカドーのレジで支払う時に残高が設定金額未満だった場合、自動的にチャージされるものです。残高不足の場合に急いでチャージする手間が不要となり、手持ちの現金がなくても困りません。

セブンカード・プラスであれば申し込み時にオートチャージ機能を設定できるので、カードが届けばすぐオートチャージが使えます。入会時はオートチャージを実行する残高が1,000円、オートチャージ金額が5,000円に設定されていますが、nanaco会員メニューから金額設定の変更手続きをすることが可能です。