仕事大好きママの
「時短転職」体験記
仕事か、プライベートか。働き方を二者択一で考える時代はもう終わり。「仕事のやりがい」も「子育て」も。全部諦めないと決めた“仕事大好きママ”の「時短転職」体験記をお届けします!

育休から復帰して半年。フルタイム勤務に戻すより、もうしばらく時短勤務を続けたい。でも、もっと成長したいし、仕事は頑張りたい。

意を決して「時短勤務のまま、もっと仕事のウエイトを上げたい」と会社と交渉するも、「お母さんは無理をしない方がいいでしょ?」と、NOを突きつけられ――。

前回の連載では、もんもんと過ごす中、時短勤務転職をする決意するまでについて書きました。

>>「お母さんなんだから、頑張らなくていいよ」マミートラック真っ只中にいた私の転職体験記

今回の記事では、私が、育児と両立しながらどのように転職活動を進めたのか、書いていきたいと思います。

転職活動をする時間がママにはない?

朝起きて、家族の食事を準備し、ぐずる子どもをなだめながら出掛ける準備。時計とにらめっこをしながらダッシュで保育園と職場へ。

限られた時間の中、全力で仕事をして……時計を見れば、もうこんな時間! 慌てて子どもを迎えに行き、家に帰ってきたらまた、炊事に追われ、子どもと遊んで寝かしつけ……。

一体、「自分の時間」なんてどこにあるの?

そう、働くママにはとにかく時間がない。1日の中で、自分の自由時間はせいぜい1時間あるか、お昼休みくらいなもの。

転職活動についてじっくり考える時間も、余裕を持って取り組む時間もないのが実情です。私自身もそうでした。

時短勤務の転職に挑戦した私が職務経歴書づくりに3カ月を費やした理由
(画像=『Woman type』より引用)

転職活動って、意外と時間がかかります。自己分析、履歴書や職務経歴書の作成、企業探しにエージェントとの面談、企業との面接に、場合によっては筆記試験など。

人によってかかる時間は違いますが、内定を得るまでには少なくとも2~3カ月は要することがほとんどでしょう。長い人だと、半年~1年近くかかることも。

同じワーママ転職をやり遂げた友人の中には、途中休止期間を挟んで、2年かけて転職したという人もいたほどです。

私の転職軸は何? 「優先順位」を決めることからスタート

そこで私は、転職活動は「細く長く」挑むつもりで戦略を立てることにしました。

まずは、仕事探しをするときの優先順位づけを隙間時間に考えることからスタート。

転職するなら、給料を上げたい、労働環境も人間関係も良くしたい……なんてあれもこれも欲しくなってしまうものですが、すべてが揃う環境はなかなかない。

過去の転職経験から、理想を全部かなえようとすると、この先の転職活動で企業探しに苦しむことになると分かっていたので、転職先に望むことの優先順位を先にしっかりと決めておくことにしました。

そして、「時短勤務ができる」「フレキシブルな働き方ができる」「経営理念に共感できる」こと、この三つを今回の転職の最重要項目としました。

あとはこの条件にあてはまる会社を求人サイトやエージェントを使って探していけばいい。企業探しに無駄な時間を割いたり、面接に行ったりする手間が省けると考えたのです。

職務経歴書の作成にかけた3カ月

時短勤務の転職に挑戦した私が職務経歴書づくりに3カ月を費やした理由
(画像=『Woman type』より引用)

転職軸を決めたら、いよいよ本格的に転職活動をスタート。転職エージェント(人材紹介)と、求人サイトの両方を使って、選考を進めていくことにしました。

どちらを利用するにしても、最初に必要になるのが、履歴書と職務経歴書の作成。私は過去に転職経験があったので、以前使ったデータを最新の状態にアップデートすることに。

職務経歴書には、自分を商品だと思い、商品概要・売りポイント・長所短所を、端的に分かりやすくまとめていきました。

ただ、社会人歴が10年以上ともなると、やってきた仕事も膨大で、まとめるのはかなり骨の折れる作業です。自由時間ができるタイミングで自分でコツコツ書いては推敲し、さらには転職エージェントの担当者に添削してもらい……完成までに3カ月くらいかかりました。

なんでそんなにかかったの? と驚かれるかもしれませんが、このフェーズを丁寧に取り組んで本当によかったと思っています。

自分のこれまでのキャリアと、とことん向き合ったことで、その後に挑んだ面接は、いずれも自信をもって受け答えすることができ、説得力が増したのです。

また、転職活動を細く長くやっていくと腹を決めていたので、時間がかかっても、焦らずにいることができました。