※この記事は、2021年6月に更新されています【落雷対策専門家 監修】※

近年、カミナリを伴い突発的な大雨が降るゲリラ豪雨が増加。今年も「ゲリラ雷雨が頻発する」という予想が出ています。

カミナリが鳴ってる時の入浴は危険? 死亡するケースも? 落雷対策専門家が明かす「実はNGなカミナリ対策」
(画像=落雷での死亡者数は年平均13.6人。(1994~2003警察白書)カミナリの直撃を受けると80%以上が死亡する、『Woman type』より引用)

恐ろしいのは、激しい落雷。停電が起きたり、カミナリに打たれて感電して死に至るケースもあるため、正しい落雷対策は身に付けたいものです。

『Yahoo!天気・災害』にも全国の落雷情報を提供している、落雷対策専門の気象情報会社『フランクリン・ジャパン』の今村益子さんは「ゴロゴロと雷鳴がかすかにでも聞こえた時にはすでに落雷の危険地域に入っている。すぐに建物の中に避難するべき」と話します。

しかし、遠くで雷鳴が聞こえているくらいでは、そう危機感を抱く人は少ないかもしれません。そこで、今村さんに実はNGなカミナリ対策について伺いました。

カミナリを甘く見ずに、自分を守る正しい知識を知っておきましょう。

【1】「山でのキャンプ時にカミナリが鳴ったら、テントの中に逃げこむ」はNG

ビルが立ち並ぶ大都市では、人よりも高いビルや建物(避雷針設備あり)がカミナリを引き寄せるため、人が落雷の直撃を受ける心配はほとんどありません。

しかし、郊外にいる場合や屋外レジャー中は、高い建物がないので、落雷の直撃を受けるリスクが高まります。

建物の中に逃げ込むのは良いのですが、避雷針設備のないあずま屋(屋根と柱だけで壁のない建物)や、ほったて小屋、テントは、カミナリが落ちやすく、かつ、内部の人に電流が流れやすいかなり危険な場所となります。

最も推奨される避難場所として、鉄筋コンクリート製の建物の内部、自動車の内部、避雷針設備の施された建物の内部、本格的な木造建築の内部などが挙げられます。

【2】「家の中にいれば絶対に安全」はNG

野外にいるよりは建物の中にいる方が安全ではありますが、屋内環境においても、カミナリの電流が侵入するルートがあります。

電話線や電源線、アンテナ線などが挙げられ、これらに繋がる電気機器や、壁・柱などからは1m以上離れるとより良いでしょう。

また、水道管や排水管などの金属管などを伝わり、カミナリの高電圧が屋内に侵入する恐れがありますので、落雷時には、入浴なども避けた方がより安全です。