レモングラスは、古くから食用や薬用として使われてきた植物で、爽やかな柑橘系の香りが特徴です。レモングラスのアロマは、心と体にさまざまな効果効能をもたらすとされ、日常のいろいろなシーンで活用されています。ここではレモングラスのアロマの効果や活用法、さらに精油をブレンドする時のポイントについて解説します。

レモングラスとは?

レモングラスのアロマ効果|活用法、ブレンドする際のポイントも紹介
(画像=『Lovely』より引用)

レモングラスは、インド原産のイネ科の植物です。精油はレモングラスの葉を蒸留して抽出されます。まずはレモングラスについて、植物としての特徴とその香りについて紹介します。

熱帯に分布するイネ科の多年草

レモングラスは、中国やインドネシアなど主に熱帯地域に分布しています。イネ科に属している多年草であり、成長すると2メートルほどの高さになります。まっすぐに伸びる細長い葉が特徴です。植えてから収穫までは、平均半年程度と言われています。

ハーブとして広く使われている植物

インドでは数千年前から、アーユルヴェーダと呼ばれる伝統医学でレモングラスを用いてきました。感染症や熱病などの予防に使われていたとされています。現在では、トムヤムクンやカレーなどのエスニック料理の香り付けにハーブとして使われることが多く、肉や魚の臭み消しとしても活躍している植物です。その他、ハーブティーとして飲まれることもあります。

爽やかさと甘さのある香り

レモングラスの葉は、レモンのような爽やかな香りが特徴的。水蒸気蒸留法によって、この葉から精油が抽出されます。レモングラスの精油にはレモンと同じ「シトラール」という成分が含まれるため、レモンのような爽やかな香りがするのです。

レモングラス精油の香りの強さは、中~強とされます。レモンよりも力強く、やや青みがかった印象と甘みもある香りで、土の香りもほのかに感じさせます。万人受けしやすいシトラス系の香りのため、アロマ初心者にもおすすめです。

レモングラスのアロマがもたらす効果

レモングラスのアロマ効果|活用法、ブレンドする際のポイントも紹介
(画像=『Lovely』より引用)

昔から薬用として用いられてきたことからも分かるように、レモングラスのアロマにはさまざまな効果や効能が期待できます。ここでは、レモングラスのアロマの持つ効果効能について紹介します。

リラックス&リフレッシュ効果

レモングラスのアロマには、心を落ち着かせる効果があるとされています。さらにストレス解消や、緊張感や不安感をやわらげ心をほぐしてくれるとも。つまり、リラックス効果とリフレッシュ効果のどちらも得られると考えられています。また精神面からくる体の不調にも、効果を発揮してくれるようです。

集中力アップ効果

レモングラスの爽やかな香りは、脳を活性化すると言われています。集中力と記憶力を高める働きがあるため、仕事や勉強の前はもちろん、車の運転時やスポーツの前などにも役立ちます。ある研究によれば、レモングラスの香りを嗅ぐと認知症の改善効果が見られたという結果もあるそうです。

抗菌・消臭効果

抗菌効果や抗カビ、抗ウイルス効果が高いと言われるレモングラスは、雑菌からくるニオイ対策にも有効です。お部屋はもちろん、キッチン、トイレ、車内など、ニオイの気になる場所の消臭に役立ちます。

虫除け効果

先述したように、レモングラス精油は虫の嫌がる「シトラール」という成分を多く含んでいます。そのため、蚊やハエ、ダニ、ノミなどの虫除けとしても使えます。市販の虫除けにも、レモングラスを含んでいるものも多いです。

血行促進効果

代謝と血行を促進する作用があり、リンパ系、血液、体液の循環をスムーズにしてくれるとも言われるレモングラス。運動後の疲労回復や肩こり改善、冷えやむくみ解消に効果があるとされています。レモングラスの精油を希釈したマッサージオイルを使って、気になる部分をマッサージしてみてはいかがでしょうか。