人生、詰んでからがスタートだ
ライター大木亜希子の詰みバナ!
フリーライター・大木亜希子。元アイドルで元会社員。こじらせたり、病んだり、迷って悩んだ20代を経て30代へ。まだまだ拭いきれない将来に対する不安と向き合うために、同じく過去に“詰んだ”経験を持つ女性たちと、人生リスタートの方法を語り合っていきます。「詰む」って案外、悪くないかも……?

こんにちは。作家の大木亜希子です。

連載『詰みバナ!』第2回目のゲストは、元AKB・SKE48で、現在はフリーランスのマルチクリエイターとして活躍する佐藤すみれさん。

私もライターになる以前はSDN48という姉妹ユニットで活動していたため、佐藤さんとは境遇が似ているんです。

アイドル時代は誰よりも努力を惜しまずに歌やダンスに励んでいたすみれさん。そんな彼女にある日、突然言い渡されたのが「名古屋異動」でした。

「全てがゼロになったと思いました」と当時を振り返るすみれさん。

どんな風に、ドン底期からはい上がったのでしょうか。これまでのストーリーを聞きました。

モー娘。オーディション「最終審査落ち」からのリベンジ

著者名

大木亜希子(以下、大木)

すみれちゃんといえばアイドルというイメージが強いんですけど、芸能界デビューはすごく早かったんですよね?

著者名

佐藤すみれ(以下、佐藤)

はい。6歳で子役としてデビューしました。

著者名

大木

私も14歳で芸能の仕事を始めたから一般的な社会人デビューよりは早いけど、すみれちゃんの方が大先輩ですね! 子役時代から、アイドルに興味はあったんですか?

著者名

佐藤

そうですね。ミュージカルの経験があったので、歌やダンスをもっとやってみたいなって。なので、中学1年生の時にモーニング娘。のオーディションを受けました。しかも、ラスト5人まで残ったんですよ。

つんく♂さんからも「伸びが良い、透き通る声だね」って声を掛けてもらいました。あの言葉は、今でも宝物ですね。

著者名

大木

つんく♂さんにそこまで言われたら、「もしかしたら合格するかも」って思いませんでした?

著者名

佐藤

正直思いました(笑)。でも、最終審査で落ちてしまったんですよ。

著者名

大木

最後まで残ったのに、相当悔しいですよね……。

著者名

佐藤

悔しいというよりも、もはや怒りに近かったですね。だって、さっきまで横並びで競ってた他の子はデビューできるのに、私はそこでおしまい。

あまりにも一瞬で、理解できなかったんです。「本当にこれで終わりなの?」「どうして?ありえない!」みたいな……今だから言えるんですけどね(笑)

「名古屋に来るな」元SKE48佐藤すみれは、なぜアウェーな場所ではい上がれたのか【大木亜希子の詰みバナ!】
(画像=『Woman type』より引用)
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