老後には2,000万円必要とも1億円必要とも言われていますが、「そんなに貯金できるわけがない」と諦めてはいませんか。そうこうしている間にも、あなたのお隣さんは、こっそりと着実に老後の準備を進めているかもしれません。ここでは、平均貯蓄額から見る世の中の資産状況と、今からでも間に合う老後資金のつくり方をお伝えします。

40代独身世帯の貯金事情

> 金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2018年)」によると、40代の単身世帯の平均貯蓄額は657万円でした。「貯蓄1,000万円以上」が16.5%いる一方で、「貯蓄ゼロ」は42.6%です。

> ごく一部の高額回答に引き上げられてしまう「平均値」より実感に近いといわれる「中央値」を同調査で見てみると、25万円となっています。40代は、今までしっかりと積み上げてきた方は額面が大きくなっているのですが、貯蓄ゼロの方も一定数いるという、「貯蓄できる人」と「貯蓄できない人」の差が激しい世代だということがわかります。

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40代独身、将来のためにいくら貯金する?不安を解消する貯金計画術(2019/08/03公開)

老後の生活費は、一世帯平均23.7万円

> 総務省統計局の2017年家計調査報告「家計収支編」によると、2人以上の高齢無職世帯の1ヵ月の平均消費支出は23万7,682円でした。60~64歳は29万34円、65~69歳が26万4,661円、70~74歳は24万3,416円、75歳以上が21万5,151円と、年齢が上がるに連れて支出は少なくなっています。このデータから分かるのは、老後の生活は月20万円以上、多くても30万円があれば暮らせるということです。

> 厚生労働省によると、2016年の日本人の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳でした。88歳まで生きるとすると、60歳からの28年間に必要なお金は6,720万~1億80万円ということになります。

> 一方、収入から支出を差し引いた数字は、平均で6万1,046円の赤字でした。年齢別には60~64歳で15万6,282円、65~69歳で7万5,239円、70~74歳で6万6,056円、75歳以上で3万8,874円といずれも赤字でした。この赤字分は貯蓄から補わなくてはなりません。88歳まで生きるケースでは、少し多めに見積もって赤字額を7万円とすると、2,352万円の貯蓄が必要だということになります。

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安心できる老後のために。老後にかかる生活費の平均とその内訳(2019/06/29公開)