1位 PayPay(46.1%)

ダントツで1位となったのが「PayPay」です。(MMD研究所調べ)

PayPayの概要

PayPayは2018年10月にスタートしたソフトバンクグループのQRコード決済サービス。全国の中小店舗を加盟店にするなどして、PayPay経済圏を急速に広げ、後発ながらユーザーシェア率1位を獲得しました。

PayPayを使い始めた理由トップ3

ユーザーがPayPayを使い始めた理由の上位は以下の3つです。

1位 キャンペーンを知って興味を持った
2位 ポイントがたくさん貯まる
3位 会計がスピーディーに終わる
引用 MMD研究所

PayPayではポイント(PayPay残高)アップキャンペーンがよく開催されます。また、Tポイント加盟店で「Tポイント」と「PayPay残高」の二重取りができる点でもお得感が高くなっています。

また、会計のしやすさも特筆すべき点です。例えば、QRコード決済の金額入力画面はレジの人が数字を確認しやすい仕組みになっているなど、アプリがユーザーの使いやすさを重視する設計になっています。

現在はPayPayが一人勝ちだが、加盟店手数料有料化でユーザー数に変化も?

以上で説明した通り、ユーザー数の多さにおいてはPayPayが一人勝ちの状態です。

しかし、PayPayでは2021年10月1日より手数料がゼロだった中小加盟店にも新たに手数料が発生するようになるため、早くも中小店舗を中心に加盟店脱退の動きが出ています。

その影響でPayPayが使えるお店が減るとユーザーも大きく減少する可能性があります。それによって今後QRコードのシェア率にも大きな動きが出てくるかもしれません。  

文・
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。

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