「大好きな町に住みながら、自分のスキルを生かして働きたかったんです」ーーと話すのは東京近郊に住むAさん。

夫と2人のお子さんたちと暮らしながら、「在宅経理」として8年近く働いています。

7年の専業主婦期間を経て在宅経理デビュー。「リモートで仕事ができる人」になるためのポイントとは?
(画像=『Woman type』より引用)

「在宅経理」って……なかなか耳慣れない言葉かもしれませんが、文字通り「在宅」(リモート)で「経理」のお仕事をすることです。

8年前は非常にめずらしかった働き方ですが、コロナ禍で首都圏中心にリモートワークが普及し、在宅経理として働きたい人・仕事ともに増えています。

私が共同経営するWarisでは「在宅経理」になりたい人へ向けたイベント「『在宅経理』で実現する新しいキャリア」を10月15日に共同開催します。

イベントでは実際に「在宅経理」として働く女性たちに「在宅経理という働き方を始めたきっかけ」「在宅経理という働き方のメリット/デメリット」「在宅経理の次のキャリアをどう考える?」などのテーマに沿ってお話しする予定です。

30代半ばで出会った「在宅経理」のキャリア

冒頭のAさんは、「在宅経理」として働き出す前に専業主婦期間が7年ある方です。

新卒で大企業に就職し、経理部に配属になったものの、夫が転勤。しばらくは新幹線通勤を続ける毎日が続き、「繁忙期には最終の新幹線に飛び乗って帰宅……なんてことも」と話します。

上のお子さんを妊娠したこと、持病の悪化などもあって退職したのは20代後半のことでした。

7年の専業主婦期間を経て在宅経理デビュー。「リモートで仕事ができる人」になるためのポイントとは?
(画像=『Woman type』より引用)

それ以降、半年間ほど派遣社員で働いているうちに、再び夫が転勤に。今の町に家族で移り住みました。

「『働きたい』とは何度も思いましたが、2人の子どもを抱えての就職活動は想像していたよりも難しくて……『やってみたいな』と思う仕事はたいてい東京の中心部にあるんですよ。通勤時間を考えると子育てとの両立は現実的じゃないと思いました」(Aさん)

そんな彼女が「在宅経理」の仕事に出会ったのが30代半ば。やってみての率直な感想は……

「楽しい!ですね。専業主婦期間を経て、久しぶりの仕事復帰だったので、自分が経理担当として働いていた時のスキルが生かせるのがうれしかったし、仕事を通じての出会いも面白くて、世界が広がっていくのを感じました。

在宅で働くので毎日出社する必要はなく、通勤時間を仕事以外のことに使えて、働く時間を最大化できるのも良かったです」(Aさん)