誰もが思春期に必ず経験すると言われている反抗期。中学生や高校生のころ、両親に対して素直になれずに何度も衝突したという人は多いのではないでしょうか。
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しかし、みなさんもかつて経験しているとはいえ、親の立場で反抗期の子供と接するのは大変なもの。我が子の言動や態度に対してイラッとするようです。
息子に弁当箱を投げつけられた
「ホントに今さらですけど、お母さんの気持ちがわかりました。反抗期の子供と一緒に暮らすってなんて大変なんだろうって(苦笑)」
そう話すのは、現在高校生の息子さんを持つ後藤知美さん(仮名・37歳)。最近はすっかり大人しくなってきたそうですが、中学時代は反抗期真っ盛りでいつも手を焼いていたといいます。
「当時は何を話してもブスッとした態度で返事をしてくるし、今の会話に怒る要素あった?ってところでキレてくることもしょっちゅうでした。
でも、小さいころから甘やかしたつもりはなく、私も言いたいことはハッキリと言うタイプ。ノドを痛めるほど怒鳴ったのは一度や二度じゃないですが、のれんに腕押しというか息子に私の言葉は全然届いていませんでした」
今から3年前のとある土曜日、息子さんはその日サッカー部の練習試合があり、お弁当を持たせていました。ところが、帰宅した息子さんはただいまも言わずに「何でからあげが入ってねぇんだよ!」とブチ切れ。空の弁当箱を思い切り投げつけられたそうです。
「からあげは息子の好物で弁当のときにはなるべく入れるようにしていたんです。でも、この日は冷凍食品のストックも鶏肉も切らしていたので違うおかずにしたんです。どうやらそれが気に入らなかったみたいです」
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