子どもと関わっていると、突然ぐずり出したり暴れたり……といった行動は誰にでも起こること。わかっていても、あまりにもおさまりがつかないと「この子はいったい何がしたいの? どんな気持ちなの!?」と途方に暮れて、こっちまで泣きたくなってしまうこともありますよね。
子どもをいつまでも赤ちゃんのように過保護に見守ってしまったり、逆に体の成長に伴ってつい大人扱いしてしまったりするのは、どちらも避けたいものですよね。乳児期、幼児期、学童期、思春期……と、時期に応じた子どもの心理を理解した上で接することができたら、大人も子どももよりハッピーだと思いませんか?
チャイルド心理学で、トラブル時も親子で話し合いやすく
言うまでもないことですが、子どもの心の成長は養育者である親の影響を大きく受けやすく、そこには「信頼関係」がとても大切です。ここでも、チャイルド心理学が活きてくるのです。
子どもが今どんな状況で何を感じているのかを少しでも理解してあげることで、保育園や学校でもし気になることやトラブルがあっても親子で話し合いやすくなり、サポートもしやすくなります。親が「自分の気持ちを理解しようとしてくれる」と子どもが感じることで、親子の信頼関係も深まります。
このように、子育てをしたり子どもとかかわったりする上で「発達段階ごとの子どもの心理を知ること」はとても重要なのです。
チャイルド心理学は子育てにも仕事にも活かせる
生まれたばかりの子どもは当然話すことができませんが、その後もある程度の年齢にならないと、子どもは上手に言葉で自分の気持ちを伝えることができないもの。そのため、子どもは行動やしぐさ、態度で自分の気持ちを表現しようとします。チャイルド心理学を学び、この表現を心理的な観点から読み取り理解することで、様々なシーンで子育てに活かすことが可能となります。
たとえば、指しゃぶりや爪を噛むように口に手を持っていくしぐさは、子どもが不安な気持ちや寂しさを紛らわすしぐさとされています。また物や人を噛むしぐさは親への不安によって子どもが情緒不安定であったり、イライラが募っている時に出やすい行動だと言われています。
一番身近な存在である親が「子どものこの行動にはどんな意味があるんだろう?」と子どものしぐさや行動を理解することで、子どもにとってより安心して過ごせる環境を作ることができると言えます。子どもの気持ちを理解したい人だけでなく、子育てに不安を抱えている人も、子どもの心理を理解することで子どもとの接し方を考える心の余裕が生まれます。
チャイルド心理学は、子どもとかかわる職業の人にも役立ちます。塾や子ども向け施設で働く人、ホームヘルパーなど子どもと接する機会が多い仕事に就いている人は、仕事をする上で子どもたちとのコミュニケーションを円滑にすることができます。
チャイルド心理カウンセラーってどんな資格?
チャイルド心理を扱う資格の1つに、日本メディカル心理セラピー協会の「チャイルド心理カウンセラー」があります。「チャイルド心理カウンセラー」とは、胎児期から乳児、幼児、学童、思春期までの子どもの心理や発達を十分に理解し、悩みや問題に対してカウンセリングをおこなう技能と知識を持っていることを証明する資格です。
赤ちゃんが泣く心理や赤ちゃんの気持ちの動き方、子どもの性格や仕草、会話が与える親子関係への影響、小学校~中学校にかけての発達と心理、子どもが喧嘩をする原因、反抗期の接し方など、子どもの心理に関しての知識を得て、資格を取得した後はチャイルド心理カウンセラーとして活動することができます。
子供心理カウンセラーってどんな資格?
そして日本インストラクター技術協会の「子供心理カウンセラー」は、子どもの心の発達や成長、家族や社会との関係など、子どもの人格や性格の形成にかかわる知識を持ち、適切なアドバイスやカウンセリングを行う知識を取得していることを証明する資格です。
この資格には、発達段階に応じた親や周囲との関わり方やその関わりが与える影響、子どもが見せるしぐさから見る心理、子どもの悩みや問題への接し方など、子どもの成長と発達の段階に合わせて適切なアドバイスや助言ができる知識や技術が必要となります。
「子供心理カウンセラー」の資格を取得した後は、子ども心理アドバイザーとしてカルチャースクールや親子教室、学校での相談員などとして活躍の場が広がります。
チャイルド心理カウンセラー、子供心理カウンセラーをW取得!
ここまで、「チャイルド心理カウンセラー」と「子供心理カウンセラー」の2つの資格の説明をしてきましたが、いざ興味を持って「資格をとりたい!」と思っても、子育て中の忙しい毎日の中で資格の勉強をするのはなかなか大変です。
そんな中でおすすめなのが、在宅で完結する通信講座。しかも、チャイルド心理カウンセラー、子供心理カウンセラー2つの資格をダブルで取得することもできてしまう、「諒(りょう)設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクール」を紹介しましょう。在宅でスキマ時間を活用して、自分のペースで取り組めるのはなんとも助かります。
おすすめ講座① 諒設計アーキテクトラーニング
諒設計アーキテクトラーニングは、「チャイルド心理カウンセラー」「子供心理カウンセラー」2つの資格を在宅で無理なく取るための通信講座。
1日30分程度の学習で、5回の添削課題を提出しながら初心者でも約6ヵ月で無理なく進められるカリキュラムですが、短期集中で頑張りたい人は、最短2か月で修了できます。修了後は「子供心理カウンセラー」、「チャイルド心理カウンセラー」の試験をそれぞれ受験し、試験に合格することで資格が認定されます。
また、試験が免除される「スペシャル講座」も用意。スペシャル講座では5回の添削課題を全てクリアした後、卒業課題を提出することで、試験免除で「子供心理カウンセラー」と「チャイルド心理カウンセラー」の2資格が講座卒業と同時に認定されます。すぐにでも資格を取得したい人にはぴったりの講座ですね。
おすすめ講座② SARAスクール
SARAスクールの子ども心理資格講座は、子ども心理の資格認定を行っている日本メディカル心理セラピー協会(チャイルド心理カウンセラー)と日本インストラクター技術協会(子供心理カウンセラー)に認定された内容。
家事や育児、仕事などで忙しい人でも無理なく続けやすいよう、1日30分の勉強を半年間続ければ修了でき、「子供心理カウンセラー」と「チャイルド心理カウンセラー」の内容がしっかり身につくカリキュラム構成になっています。
講座には「基本コース」と「プラチナコース」があり、プラチナコースなら、講座を受講して添削物を提出すると試験免除で「子供心理カウンセラー」と「チャイルド心理カウンセラー」の2つの資格が一度に習得できます。こちらも、家にいながら短期間で着実に2つの資格を取得したい人にぴったりの講座と言えますね。
チャイルド心理学、資格と講座の口コミ
ここで、諒設計アーキテクトラーニングとSARAスクールにの各講座に寄せられた口コミを紹介します。
「去年コロナ渦になってから、子どもたちの笑顔が少なくなってきたのがきっかけで勉強し始めました! 勉強し始めるともっと早くすればしりたかったなと思うことがたくさんありました。これからは、自分が勉強したことが人様に役立つように、一人一人大事にカウンセリングしていって子どもたちに寄り添いたいと思います」(諒設計アーキテクトラーニング受講者)
「子育ての時期に下の子のイヤイヤ時期が長引いて、子育てで悩んでいた時に藁にもすがる思いで申し込みました。子どもの心理が学ぶ前より理解できるようになり、気持ちに余裕を持てるようになり助かりました。悩み多きママさんにお勧めです」(諒設計アーキテクトラーニング受講者)
「塾の講師として働いていますが、子どもが家族とうまくいっていない家庭が多く、受験にも悪影響が出るため、子ども心理資格を取得しました。取得後は、勉強面だけではなく、子どもの発達段階に合った心のケアもできるようになり、保護者からの信頼も厚くなったと感じています」(SARAスクール受講者)
「以前に夫婦・家族心理資格を取得し、子どもの心理にも興味があったので受講しました。胎児から小学生までの心理など幅広い知識を学べました。分かりやすいテキストと、疑問点を何度でも無料で質問できるシステムが良かったです」(SARAスクール受講者)
チャイルド心理カウンセラーと子供心理カウンセラー。実際の子育てから仕事のスキルアップまで、資格で培った知識は幅広く使えそうです!
瀧戸詠未 ライター/編集者。趣味は食べ歩き・飲み歩き。
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