体重が増加すると、食べ過ぎなどが原因による肥満と考えがちですが、実はむくみが原因となっている可能性もあります。むくみは、体に余分な水分が溜まった状態のため体重も増えるのです。この記事では、むくみのメカニズムやどんな人がむくみやすいのか、原因、解消方法、改善方法など、むくみについて詳しく解説しています。

むくみの基礎知識

むくみは体重を3キロ変える?根本的な原因から忙しくてもできる解消方法まで紹介
(画像=『Lovely』より引用)

夕方になると足がパンパンにむくんで辛い、そんな経験をしたことのある女性は多いのではないでしょうか。そんなむくみですが、実は体重も変えてしまうのです。軽度のむくみでは3キロ程度ですが、重度になるとそれ以上増えることも。むくみを解消するためにも、まずはむくみのメカニズムについて知っておきましょう。

むくみのメカニズム

むくみは、皮膚の下の細胞と細胞の間に余分な水分が増えた状態で、血液の循環が悪くなった時に見られることが多い現象です。

特に足は心臓よりも下にあるため、長時間座ったままや、立ったままなど、ふくらはぎの筋肉を使わない状態が続くと、ポンプが上手く働かず血液循環が滞ります。夕方になると足がむくみやすいのはそのためです。

むくみで体重は増える?

体重が増えると食べ過ぎかなと思ってしまいがちですが、体の水分量が増えるむくみでも体重は増加します。むくみの場合でも、短期間で3キロ以上も体重が増える場合もあるのです。対して、同じように体重が増える肥満は、脂肪量が増えるためむくみとは経緯が違います。

体重が増えたからといってダイエットを始めても、むくみが原因の場合は思うように体重が減らない可能性も。体重が増えたきっかけが肥満なのかむくみなのか、原因を見極めることも大切です。

肥満とむくみを見分ける方法として一般的に知られているのが、足のすねを押してみることです。強く押しても肥満ではへこみができません。もしもへこみができれば、むくみの可能性が高いと考えられます。

むくみやすい人とは

体内に余分な水分が溜まっている状態のむくみ。体が冷えている人は、体液の巡りが悪くなっているため、余分な水分や毒素が溜まりやすくなります。また、長時間デスクワークをする人は、お尻や太ももが圧迫される他、ふくらはぎの筋肉を動かさないことから、血液を心臓へ戻すポンプ機能が十分に働かないため、むくみやすいと言えるでしょう。

体重が変わるむくみの原因

むくみは体重を3キロ変える?根本的な原因から忙しくてもできる解消方法まで紹介
(画像=『Lovely』より引用)

体重までも変えてしまうむくみ。水の摂り過ぎ以外にも、ホルモンバランスや生活習慣、食生活などさまざまな原因があります。ここでは、顔や体がむくむ原因を見ていきましょう。

女性ホルモンの変化

女性の場合、生理や妊娠、出産などによるホルモンバランスの変化もむくみの原因となります。生理前と後で体重が増減するのは、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が関係しているようです。

生理前や妊娠・出産時は、プロゲステロンの分泌が盛んになるため体に水分を溜めやすい状態になります。生理前のむくみは、プロゲステロンの分泌が減少する生理2~3日目くらいから収まってくるのが一般的です。

生活習慣

不規則な生活やストレスなどによる睡眠不足は、自律神経の働きを乱します。老廃物や余分な水分を体外へ流す水分代謝が崩れることで、むくみを引き起こしやすくなってしまうのです。

また、サイズの合っていない靴やガードルなどによる締め付けも、血管を狭めるためむくみを引き起こす一因になります。

食生活

塩分を摂り過ぎると、体内の塩分濃度を下げようとする働きから体が水分を溜めこみ、むくみやすい状態になります。また、水分の摂り過ぎも体内の水分量が増えるため、むくみの一因に。逆に水分量が不足しても血液の流れが悪くなるので、余分な水分を回収できずにむくみを引き起こします。

食事制限などの無理なダイエットは、体内の水分代謝に必要な栄養素を不足させます。それによってむくんでしまうので、食生活やダイエットには気をつけましょう。

姿勢や体勢

長時間同じ姿勢のデスクワークや立ち仕事は、筋肉を動かさないため血液の流れが悪くなり、むくむ確率が高くなります。特に足は心臓から遠い場所のため、流れが滞ってしまうと水分や老廃物が溜まりやすい状態に。さらに、むくんだ状態を長く続けていると、余分な水分や老廃物が溜まった水太りへとつながる可能性もあります。

空き時間などに足を動かしたり、回したりといった簡単な運動を取り入れて、むくみを解消しましょう。