働く女子にとって、しばしば悩みのタネになるのが上司の存在。上司からのちょっとした一言でヘコんだりイラッとしたり。なかなか考え方が合わずモヤモヤしている人も多いのでは? そこでWoman typeでは、かつて株式会社リクルートで最強の母との異名を持ち、現在は女性活躍の推進をミッションとする株式会社ACT3の代表を務める堂薗稚子さんを迎え、上司に対する「何で? どうして?」をスパッと解説する連載企画、『堂薗姐さんの「上司のキモチ」翻訳講座』をスタートします!
今回は、連載スピンオフ企画として実際に3人のワーキングウーマンから堂薗姐さんに上司への不満や疑問をぶつけてもらう座談会を開催。果たしてどんな本音トークが飛び出すのでしょうか……。

座談会に参加したメンバー

著者名

堂園稚子さん

前職では、営業職を経て『リクルートブック』『就職ジャーナル』副編集長、ダイバーシティ推進マネジャーなどのポストを経験。現在は自身が設立した株式会社ACT3で代表を務める

著者名

Aさん

30歳。食品メーカー勤務。営業職を経て、今年からマーケティング部に異動。プライベートでは今年結婚したばかり

著者名

Bさん

28歳。システム会社勤務。大手鉄道会社のシステム運用を手掛ける

著者名

Cさん

26歳。メーカー勤務。1年間、マーケティングを経験し、現在は商品開発を担当。大学院卒の社会人2年目

なかなか気持ちが通じ合わない上司、
本音を言っても大丈夫?

著者名

Aさん

新しい仕事を任されるとき、いつも上司は「これをやったらお前の成長になるから」って言うんです。でも、正直、私は自分の成長のために働いているわけじゃない。だから、そういう言い方をされても全然モチベーションが上がらないんです。どうしてこの人はこういう言い方をするんだろうって、いつも引っかかってしまうんですけど。

著者名

堂薗さん

きっとそれは上司側もAさんがピンと来てないのを分かってると思うよ。一生懸命Aさんを鼓舞しようとしたのに、全然伝わらなかったなって。それで、ションボリしてきっと4時半くらいから新橋で飲んでる(笑)。

著者名

Aさん

本当ですか。そんなヘコむ感性を持ち合わせてるとは思えないんだけど(笑)。

著者名

Bさん

うちの常務もよく現場の声を知りたいって言ってランチミーティングを開くんです。でも、私たちが何か意見をしたら全部否定で返ってくる。「それは現場が変わらなきゃいけないよ」とか。そしたら、こっちはもう「そうですよね」としか言いようがなくて。

著者名

Aさん

部下のモチベートの仕方を心得ていない上司っていっぱいいますよね。でも、そこまで上司に期待していいのかなとも正直思うんです。

著者名

堂薗さん

私は、“グルになっておきたい最大の相手は上司”だと思ってるのよね。まずは何でも本音で言ってみれば? そしたらきっと正当なアドバイスをしてくれるし、あなたに親近感を持ってくれるはずだから。

著者名

Bさん

でも本音をぶつけてもダメな人もいますよね。いろいろこっちが打ち明けたのに、「で、あなたはどう思うの?」って聞き返されて終わったパターンもあります。

著者名

堂薗さん

その上司は下手っぴなんだよねぇ、きっと。そこで諦めちゃうのはもったいない。大事なのは全部自分が主体になること。その後も自分からどんどんアプローチしてみたら?

著者名

Aさん

気心の知れてる上司だといいですけど、分かってもらえない上司にはつい殻に閉じこもっちゃうんですよね。変にいい子になってしまうというか。

著者名

堂薗さん

それは上司から面倒くさい女って思われるのが嫌なのよ。でも、それって愛されたい気持ちの裏返し。誰だって上司から評価されたいって思ってるわけじゃない? でも、この人は自分のことを認めてないって思うから、「分かってない」とかいろいろ文句が出てくる。まずは、分かってもらうためにどう頑張るか。上司は使い倒すためにあると思って行動してみてほしいな。