雄大な磐梯山(ばんだいさん)を中心に自然の豊かさが体感できる磐梯高原エリア。猪苗代湖(いなわしろこ)周辺や裏磐梯には、緑豊かな居心地のいいカフェが点在しています。ドライブの途中に立ち寄りたい、手作りスイーツやコーヒーのおいしいカフェをご紹介。ランチに利用できるお店もあります。

1 cafe217(ニーナ)

濃厚なショコラとオリジナルブレンドのコーヒーが美味

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=「ニーナのガトーショコラ」480円と「オリジナルブレンド珈琲」500円(各税別)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

猪苗代湖近く、国道49号沿いにあるスイーツとパスタが評判のカフェ。スイーツの定番はガトーショコラ。甘すぎない大人向けの味わいで、オリジナルブレンドのコーヒーとの相性も抜群です。器は一点ものにこだわり、信楽焼「文五郎窯」の作品を使用。質感が独特で、料理を一層引き立ててくれます。
ランチタイムには3種類のパスタも提供。モチモチ感が絶品で、特に1番人気の「あおさのりとホタテのクリーム」は、磯の香りが漂うアオサと鮮度抜群のホタテの甘みが際立つ贅沢な味わいです。

築60年の農業用倉庫をリノベーションした癒しの空間

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=倉庫だったとは思えない内観。「そのギャップを楽しんでほしい」と店主、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

店名の「217」はニーナと読みます。店主の誕生日が2月17日で「語呂合わせが日本的」と、カフェをオープンする際はこの名前と以前から決めていたそうです。建物は、お米の備蓄や、農作業に使用する機器を保管していたという倉庫を利用。外壁と屋根を残して内部に新たな部屋を作りました。障子風の建具が印象的で、白とベージュのみに色を絞った落ち着いた空間になっています。自慢のパスタや季節のスイーツをいただきながら過ごす時間が、日々の喧騒から心身をリセットしてくれます。

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=cafe217(ニーナ)『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

福島県耶麻郡猪苗代町大字長田字南鳥帽子660-1
JR猪苗代駅から車で約7分
11:00~17:00(L.O.16:30)、ランチ11:30~14:00(L.O.)
定休日:火曜(不定休あり)
0242-85-8640
駐車場:無料

2 Lunch & Cafe Sunny

リピーター多数。人気の手作りシフォンケーキ

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=「ふわふわシフォンのケーキ」ドリンク付き900円、「アイスショコラ」は+250円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

猪苗代湖と五色沼を結ぶ、国道2号沿いにあるカフェ。チョコレートソースかキャラメルソースが選べる「ふわふわのシフォンケーキ」は、リピーターも多い人気メニュー。名の通り、フワフワの生地にバナナを挟んであり食べ応えも十分。さらにザクザクとした食感のクランチがアクセントになっています。
ドリンクをセットにするなら見た目より甘すぎず、深煎りのコーヒーの苦みもしっかりと感じられる「アイスショコラ」を。他、「手作りシフォンケーキ入りパフェ」も評判です。

夫婦2人で切り盛りするアットホームなカフェ

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=ログハウス風のかわいい店内。男性客も多く来店、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

コーヒーは自家焙煎の深煎り、牛乳は会津牛乳、スイーツには猪苗代産のブルーベリーやイチゴを使用するなど、できるだけ地元の食材を使うという素材選びにもこだわりを感じられます。
ランチタイムには「塩豚ソテー」や「鶏もも肉のはちみつレモン漬け」「もつ煮込み」など様々なジャンルの料理から2種類を用意。野菜もたっぷりでボリュームもあり、男性でも満腹になると好評です。ドリンクは全てテイクアウトも可能。スイーツは14時からのカフェタイムに楽しめます。

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=Lunch & Cafe Sunny『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

福島県耶麻郡猪苗代町字大谷地6353-2
JR猪苗代駅から車で約10分
JR猪苗代駅からバス乗車、「国際スキー場入口」下車徒歩約5分
11:00~17:00(L.O.)、12~3月(平日)11:30~
定休日:水曜(冬期は平日不定休)
090-2437-2038
駐車場:無料

3 En cafe

500℃の石釜で焼き上げるカリッ、モチモチのピザ

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=「会津山塩ピザ マルゲリータとマリナーラのハーフ&ハーフ」1,200円、「アイス雪室カフェオレ」500円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

磐梯山の麓、大塩裏磐梯温泉に湧く温泉を煮詰めて作る「山塩」を生地に使っているピザが評判のカフェ。山塩は海の塩に比べミネラルが豊富で、甘みが強いのが特徴です。イタリア産の小麦粉とも相性が良いこの生地を、オーナーがほれ込んだペレット専用の高温釜を使って1分30秒ほどで焼き上げます。短時間で焼くので水分を逃がさず、歯応えはカリっと食感はモチモチな仕上がりに。特にソースにも山塩を使用したマルゲリータはトマトソースの酸味と良く合います。

裏磐梯の森の奥の奥にある隠れ家カフェ

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=カウンターに座ると、緑の木々を眺めながら過ごせます、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

デザートには、ハート型のスイーツピザがおすすめです。定番の「チョコバナナ」や季節の果物を使ったものなどが揃い、その見た目も味も大満足。雪室で熟成させた豆を使ったまろやかな味わいのコーヒーとの相性もぴったりです。
裏磐梯の森の中にあり、窓の外にはブナやミズナラが林立する美しい緑が広がる隠れ家的な店です。

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=En cafe『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字曽原山1095-60
JR猪苗代駅から車で約30分
10:00~16:45(L.O.16:00)
定休日:火~木曜、11月上旬~4月下旬休業
0241-23-5552
駐車場:無料

4 自家焙煎珈琲店 MOTO COFFEE

豆の個性が楽しめるスペシャルティコーヒー

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=「ハンドドリップコーヒー」500円と「チーズケーキ」470円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

裏磐梯の曽原湖と小野川湖を結ぶ街道沿いにあるコーヒー専門店。季節変わりでエチオピア産やコスタリカ産など、5種類のスペシャルティコーヒーが用意されています。メニューには産地や香り、味わいなどのコメントが書かれており、豆選びに一役買ってくれます。運が良ければ、南国フルーツのような味わいが楽しめるインドネシア・バリ島産の豆など、他の店ではなかなかお目にかかれないものに出合えることも。手作りのチーズケーキやスコーンを合わせるのがおすすめです。

コーヒータイムは落ち着いた空間の2階で

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=2階のカフェスペース。不定期で音楽会も開催される、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

1階でオーダーをしたら、2階のカフェスペースへ。カウンターに座れば、目の前に店主も魅了された雄大な磐梯山が一望できます。焙煎機やエスプレッソマシンなどの機械が好きでコーヒーに目覚めたというご主人。豆が持つそれぞれの味を楽しんでもらうために焙煎や抽出の勉強に余念がないそうです。経験と知識を生かし、1杯1杯ハンドドリップで淹れられる芳醇なコーヒーは格別。美しい景色とともに味わえば、さらに豊かなひとときを堪能できます。
また、周囲に食事ができる場所が少ないことから、今後は軽食を提供する予定です。

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=自家焙煎珈琲店 MOTO COFFEE『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字甚九郎沢山1097-125
JR猪苗代駅から車で約25分
11:00~18:00
定休日:木曜
0241-23-5884
駐車場:無料

5 パン工房ささき亭

素材と手作りにこだわったパンをコーヒーと一緒に楽しむ

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=「田舎パンのサンド ハム&タマゴ」440円とコーヒー350円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

曽原湖(そはらこ)から車で約5分、裏磐梯(うらばんだい)のペンションが点在するエリアにあるパン工房。フレンチのシェフをしていたご主人が、手作りするこだわりのパンがいただけます。サンドイッチなら、天然はちみつ入りの田舎パンを使ったものをぜひ。おすすめのハム&タマゴは、会津若松市の精肉店にオーダーしているというハムの塩味が絶妙です。ゆで卵は平飼いしている鶏卵を使い、濃厚な味わいが楽しめます。春から夏はラタトゥイユ、秋はキノコのピザトーストも定番メニューです。

カフェスペースから四季を彩る裏磐梯の大自然を一望

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=店に入るとパンのいい香りに包まれる。カントリー調のインテリアもかわいい、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

お店では、旬の野菜や地元のフルーツを使ったパンを毎日30~40種類焼き上げています。種類が一番揃うのは10時頃で、14~15時には売り切れてしまうこともあるため、電話予約が確実。おいしいパンは、カフェスペースで1杯ずつハンドドリップで淹れるコーヒーと一緒に。磐梯山を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。「ここに来て、このロケーションでパンを食べてほしい」とご主人。
店奥には、暖炉を囲みながら本とパンを楽しめる「磐梯山 眺望文庫」も併設しています。

わざわざ行きたい、食事も雰囲気も素敵な猪苗代・裏磐梯のカフェ
(画像=パン工房ささき亭『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字甚九郎沢山1097
JR猪苗代駅から車で約30分
8:00~売り切れ次第終了
定休日:月・火曜(月曜が祝日の場合は火・水曜休み)
0241-32-2824
駐車場:無料

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

記事公開:2019/12/14

提供・星野リゾート みちくさガイド



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