アンケート実施期間/2021年6月4日~6月17日
有効回答数/864名
調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査

今回の調査でわかったこと

管理職になるメリットは「自身の成長」
尊敬できる女性上司の存在が、昇進意欲に影響することが明らかに

今回は「管理職」経験者の女性の実態および、非管理職女性が抱く管理職に対する意識調査を実施しました。

管理職経験を持つ女性が感じている「管理職として働くメリット」は、「自分の成長につながった」(68.0%)がトップに。一方で「管理職として働くデメリット」は、「責任が重くなった」(55.7%)が一位となっています。

また、管理職経験がない人に「今後管理職になりたいか」を聞いたところ、「なりたい」派(39.1%)を「なりたくない」派(54.9%)が上回る結果となりました。

管理職に対する志望度には、尊敬できる女性上司の有無が影響するようで、「とても影響がある」(25.1%)、「やや影響がある」(31.4%)を合計すると、半数以上の女性がロールモデルの存在の重要性を感じていました。

Q.1 管理職(リーダー職)の経験は?

【864名調査】管理職になりたくない人が多数派? 女性の昇進意欲を左右する職場の要因とは
(画像=『Woman type』より引用)

【年齢別に見た管理職経験の有無】

【864名調査】管理職になりたくない人が多数派? 女性の昇進意欲を左右する職場の要因とは
(画像=『Woman type』より引用)

アンケート回答者864名のうち、管理職経験者は219人(25.3%)。年齢別で見てみると、30代では28.9%、40代では32.0%と3割近くの人が管理職経験があると回答しましたが、20代では約1割にとどまりました。

Q.2 管理職として働くメリットは?

【864名調査】管理職になりたくない人が多数派? 女性の昇進意欲を左右する職場の要因とは
(画像=『Woman type』より引用)

Q.1で管理職経験があると回答した人に、管理職になってよかった点を聞いた結果、1位は「自身の成長につながった」(68.0%)との結果に。

次いで「自分の裁量でできる仕事が増えた」(46.6%)、「給料が上がった」(43.8%)という点にメリットを感じている女性が多いことが分かりました。

Q.3 管理職として働くデメリットは?

【864名調査】管理職になりたくない人が多数派? 女性の昇進意欲を左右する職場の要因とは
(画像=『Woman type』より引用)

管理職として働くデメリットに関しては、「責任が重くなった」(55.7%)がトップとなりました。

「面倒な仕事が増えた」(47.0%)、「残業時間が増えた」(35.2%)と続くことから、業務量が増えたことに対する不満や負担を感じている様子が伺えます。

管理職になってよかったこと、よくなかったことに関する具体的なエピソードも聞きました。

よかったこと

・自分の裁量で仕事ができるようになり、自らの責任で決めた仕様が製品に組み込まれた。その製品が社会の中で利用されることで、社会に貢献できる喜びを知った(30代/エンジニア系/東京)

・部署全体の方向性や会議にも参加できて、仕事のやりがいが増えた(30代/事務・経理・人事系/東京)

・上司がどのような仕事をしていたのか分かった。周囲を見渡せる余裕が出来たので、立ち回りが洗練された気がする(30代/事務・経理・人事系/東京)

・部下から「〇〇さんに教えてもらって良かった」と言われ、後に部下も成長し昇進した(30代/事務・経理・人事系/大阪)

よくなかったこと

・周囲から仕事をやって当たり前と扱われる。当たり前だけど、弱っている時に悲しくなる(40代/事務・経理・人事系/大阪)

・男性が多い中で女性管理職は自分しかおらず、悩みがあっても気軽に相談できる人がいなくなってしまい、精神的に病んでしまった(30代/営業系/福岡)

・経営陣から与えられたノルマと部下の残業時間の限度の板挟みにあい、過度に残業する月が多くなった(50代/事務・経理・人事系/東京)

・少しお給料は上がったものの、責任の大きさとお給料が見合わない(40代/サービス・販売系/東京)