北海道の東部、いわゆる「道東」の見どころというと、どういったものを思い浮かべるでしょうか? 大きな街としては根室や帯広、北見などがあり、かなり広い範囲を指していますが、今回はその中でも特におすすめのスポットやグルメを紹介します。ドライブ旅の休憩にピッタリな「美幌峠(びほろとうげ)」や、世界自然遺産の「知床(しれとこ)」など、大自然の見応えも満点です。

|屈斜路湖を望む美幌峠はドライブの休憩にピッタリ

道東の観光名所として多くの人が訪れるのが、日本最大のカルデラ湖である「屈斜路湖(くっしゃろこ)」を望める「美幌峠」です。

道東エリアのちょうど真ん中近くに位置しているので、立ち寄りやすい位置にあるというのも人気の理由の1つですが、何と言っても注目なのはその壮大な景色。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

道東には、地平線が見える展望台や一直線の道路が伸びる景色など、多くの絶景スポットと呼ばれる場所がありますが、美幌峠は眼下に屈斜路湖が広がり、その真ん中に「中島」が浮かぶ景色を一望できる、とても爽快なスポットなのです。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

遠くには知床連山まで見渡せることもあり、道東の景色を堪能する場所としては最適。また、天候にもよりますが、夜には満天の星、朝は雲海とさまざまな楽しみがあるのも人気の理由となっています。道の駅もあるので、長距離ドライブの体力をここで回復させるといった利用法もおすすめ。峠での休憩を景色とともに楽しんだあとには、湖の周辺のドライブを楽しみながら次の目的地に向かいましょう。

世界遺産の自然を存分に味わえる「知床」

ユネスコ世界自然遺産に登録されている「知床(しれとこ)」は、雄大な自然スポットが数多くある道東の中でも少し特殊な自然を味わえる場所として、人気を集めています。

そんな知床の自然を存分に味わうためにおすすめなのが、クルーズへの参加です。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

知床半島には多くのヒグマが生息しているということもあり、車で行ける範囲は制限されています。半島の先端にあたる知床岬へも、陸路で行くには高レベルなトレッキングの知識や経験が必要で、初心者ではまず不可能。その一方で、クルーズに参加すれば1〜2時間ほどで岬の近くまで行けるのです。

知床半島の奥部は、文字通り手付かずの大自然を堪能できる場所で、切り立った断崖絶壁など見応え抜群の光景が次々と現れるため、クルーズ中はシャッターチャンスの連続となること間違いなしでしょう。

また、知床に生きる野生動物たちも注目です。運が良ければ、かなり近くでその様子を観察できることもあります。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

すでに触れたヒグマに関しても、船からであれば安心して観察できます。

さらに知床半島の東側に位置する、羅臼(らうす)町では、海の生き物のウォッチングクルーズが人気のアクティビティとなっています。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

時期によって出会える可能性のある動物は変わってきますが、マッコウクジラやイシイルカ、ミンククジラなど、その生物多様性においても知床は見どころの宝庫。4〜6月頃には、海の王者と呼ばれるシャチも近海に来ています。野生のシャチを見るアクティビティがあるのは、日本では知床だけです。

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(画像=beauty news tokyoより引用)
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(画像=beauty news tokyoより引用)

野生動物ということもあり、出会えるかどうかは運次第ですが、知床連山や国後島など壮大な自然をバックにした姿は、神聖ささえ感じる美しさがあるので、ぜひクルーズで知床の海を満喫してみてくださいね。

街それぞれのご当地グルメも満喫しよう

ジンギスカンやラーメン、新鮮な海の幸など、北海道の美味しいご当地グルメにはさまざまなものがあります。道東でも、そういった定番の北海道グルメは食べられますが、注目してほしいのはいろいろな街それぞれのご当地メニューです。

まず紹介するのは、帯広の「帯広豚丼」です。豚丼というと、すでに全国どこでも食べられているメジャーな食べものですが、十勝地方、特に帯広における豚丼の歴史は長く、街の名物グルメとしてとても人気があります。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

よく見るのは、割下で煮た豚肉をご飯の上に載せるという料理だと思いますが、帯広豚丼は調理法が全く異なります。帯広では、ご飯の上に載せられているのは、甘辛いタレをつけて焼いた豚肉。お店によって少しずつレシピは違っていますが、炭火で焼いているお店もあり、香ばしさが食欲をそそる絶品です。

そして、北見では「オホーツク北見塩焼きそば」が多くの店舗で提供されています。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

このメニューはオホーツク海のホタテや、日本一の生産高を誇る北見タマネギを使うことなど、食材に関するルールがあります。それに加えて、お皿ではなく鉄板で提供すること、防腐剤などを一切使っていない留辺蘂(るしべし)町産の割り箸を使うこと、という感じで単純に地域の食材を活用するだけではない興味深いメニューなのです。地元の新鮮な食材を使っているので、もちろん味に関しても満足できること間違いありません。

このように、道東には根室の「エスカロップ」や網走の「モヨロ鍋」など、それぞれの「街のご当地グルメ」と呼べるメニューが存在します。訪問の際はお試しくださいね。

そして、道東では酪農が盛ん。「別海(べつかい)」や「中標津(なかしべつ)」などは、住んでいる人よりも牛の数の方が多い町として知られていますが、その美味しさをストレートに味わえる牛乳はもちろん、乳製品も美味しいものが盛り沢山。お土産にできるチーズなどの加工品も人気ですが、旅の途中に立ち寄りたいのがジェラートのお店です。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

濃厚ながらもさっぱりとした後味のジェラートは、本州ではなかなか味わえません。ジェラート専門店や道の駅など、いろいろな場所で楽しめるので、ぜひ旅程に組み込んでみてくださいね。

自然の恵みを肌で感じられる道東。屈斜路湖周辺では絶景続きのドライブも楽しめますし、知床半島ではその自然美や生物多様性に「さすがは世界遺産!」と思わされることでしょう。

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(画像=beauty news tokyoより引用)

その恵みの豊富さは食事の面からも一目瞭然。街によってさまざまなグルメがあるのも、道東の大きな魅力です。ぜひ自然もグルメも両方を満喫できる道東へ出かけてみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>

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