アラフォー世代のメイクは、トレンドだけでなく“いかに自分を魅力的に見せるか”を意識したコスメ使いで、「楽しく」「美しく」をモットーにしてみませんか。時短美容家の並木まきが、「大人世代がやめたいコスメ使い」をお話します。今回は「ピンク色のチーク」について。
■ピンク色のチークは「おばさん」……?
30代半ば以降、不必要に若づくりな印象が強まりおばさんっぽいメイクになるから……と「ピンク色のチーク」を避けている女性も多いのでは? たしかに、やみくもに塗ったピンク系のチークは、その発色が不自然であるほど“おてもやん”な様相になり、痛々しいメイクに見えやすいのも否めません。
け・れ・ど……! 今や時代は「マスク顔」がスタンダード。マスクをしていなかった時代の「ピンクはおば見え」の定説ですら、ニューノーマルな時代においては時代遅れな感覚になりつつあると言っても過言ではないのです!
つまり「ピンク色は避けましょう」というこれまでの定説だったコスメ使いこそが、今となっては「大人がやめたいコスメ使い」という逆説に……。
■「マスク顔」にピンク色のチークがいい理由
マスクをした顔はどうしても沈んだ印象が強くなり、年齢を重ねている人ほど肌のくすみも手伝って、生気のないムードを加速させがちです。どんなに明るい色のマスクをしようとも、残念ながらマスクが醸す特有の雰囲気も相まって、これは避けられない道。
となると、マスクで覆われていないパーツのメイクこそが腕の見せどころとなるわけで、チラ見えする頬の印象が重要です。マスクは思っている以上に大人の「かわいさ」を邪魔するので、マスク顔にこそ「ピンク色の頬」をぶつけてバランスをとるのが正解だと思います。
マスク生活では、マスクで覆われないアイメイクやヘアへの意識が向きがち。ですが、目が行きやすいのは実はマスクとの境目にあたるチークメイク。対面だと無意識に目に入るからこそ、その日の顔のイメージを大きく左右するパーツでもあるのです。
■ピンクチーク、どう使う? 時短美容家の溺愛チークも紹介
たとえば、私がニューノーマル時代に愛用しているピンク色のチークはこちら。ヘビーローテーション中なので、もはや底見え寸前なのはご容赦を。
一見すると「40代が使うには派手なのでは!?」と思わせる発色ですが、マスクの上部からチラ見えさせるなら、このくらい発色がいいもののほうが華やかに。頬骨の高い位置にブラシで2〜3回くるくるとぼかしながら塗っておくと、マスクとの境目にほんのりと血色が加わり、マスク顔特有の沈んだ雰囲気を薄めるメイクに繋がります。
マスク顔では、ベージュやブラウンといった“くすみ”を感じさせる色のチークだと、暗いムードが強まることも。パキッとした発色のチークのほうが大人をキュートに見せてくれると私は思います。これぞ「華やぎ」。
ちなみに、この色に限らず『SUQQU』のチークは大人肌に合わせやすいラインナップが揃っているので、明るい色のチーク初心者でも使いやすいブランドです。
また、手始めにプチプラでピンク色チークを探すなら、『セザンヌ ミックスカラーチークN 02 ピュアコーラル』が、私のおすすめ。ツヤとマットの4色がグラデーションでセットされていて、透明感のある仕上がりながらしっかりとした発色。その日の顔色に合わせてブレンドできるため、“なりたい血色感”を作りやすいです。
「大人になったらピンクチークはNG」がすり込まれている女性も少なくないかもしれませんが、それってほんとにもったいない! 「華やぎ」を意識したメイクには、ピンクチークを上手に使わない手はありません。
大人の美容では、好きなメイクやスキンケアを存分に楽しみつつ、自分をアゲていきたいもの。ベースは「自分の好きなメイクやスキンケアを楽しむ!」をモットーにしつつも、この連載では「こんなメイクはやめよう」「こんなスキンケアは避けよう」を前向きな気持ちで分析します。次回もお楽しみに!
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