夏のお出かけでは、赤ちゃんが虫に刺されないか特に心配ですよね。赤ちゃん用の虫よけは、大人用より肌に優しい成分でできたものや、肌に直接塗らないものもあります。赤ちゃん用の虫よけの選び方と使い方、おすすめ商品をご紹介します。

赤ちゃんに虫よけは必要? いつから使っていいの?

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

新生児の赤ちゃんから虫よけ対策は必要

赤ちゃんは抵抗力が弱いため、虫に刺されると大人よりも腫れ上がってしまい重症化することがあります。蚊に刺されると蚊が媒介したウイルスによってデング熱や日本脳炎などの感染症を引き起したり、虫刺されを掻きむしることにより「とびひ」にかかる可能性もあります。

虫よけには生後0ヶ月から使える種類もあるので、お散歩やレジャーなど虫に刺される可能性のある場所にでかける時は、赤ちゃんにもしっかりと虫よけ対策をしましょう。

赤ちゃんに大人用の虫よけを使ってはいけないの?

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

大人用の虫よけは赤ちゃんに刺激が強い成分が使われていることが多い

日本では、大人用の虫よけに多く含まれているディートという成分を、生後6ヶ月未満の赤ちゃんに使用することができません。ディートは虫よけ効果は高いものの、赤ちゃんの肌には刺激が強いのです。赤ちゃんの月齢や虫よけに含まれる成分をチェックして、赤ちゃんに安心して使える虫よけを選ぶようにしましょう。

赤ちゃん用の虫よけの選び方

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

赤ちゃん用の虫よけを選ぶ時のポイントをご説明します。

虫よけのつけ方で選ぶ

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

虫よけの種類を、ジェル・クリームタイプ、スプレー・ミストタイプ、シートタイプに分けてそれぞれの特徴を見ていきましょう。

ジェル・クリームタイプの虫よけ
ジェル・クリームタイプの虫よけはテクスチャーが柔らかで伸びやすく、全身に塗るのに適しています。ジェル・クリームタイプの虫よけは洋服や帽子に塗ることができませんが、スプレータイプと違って虫よけを吸い込んでしまう危険性がないので安心です。

スプレー・ミストタイプの虫よけ
スプレー・ミストタイプの虫よけは、吹きかけるだけなので手軽で、肌だけでなく洋服や帽子にも使うことができます。日焼け止めの上に虫よけを塗りたい場合にも便利ですね。しかし、スプレー・ミストタイプの虫よけが飛散して赤ちゃんの目に入ったり、吸い込んでしまったりする危険性があるので、注意が必要です。

シートタイプの虫よけ
シートタイプの虫よけは、肌にムラなく塗れて、コンパクトなので持ち運びにも便利です。シートタイプの虫よけは、ウェットティッシュのような使い心地で、ジェル・クリームタイプの虫よけを塗るのが苦手な赤ちゃんにもおすすめです。日焼け止めの後にシートタイプの虫よけを使うと、日焼け止めを拭き取ってしまうことがあるので注意しましょう。

赤ちゃんの年齢や使うシーンで「ディート」、「イカリジン」の成分を選ぶ

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

虫よけに効く成分にはディートとイカリジンの2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

「ディート」はレジャーにおすすめ
ディートは、大人用の虫よけによく使われている成分で、蚊、アブ、ブヨ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ツツガムシなど、多くの種類に虫よけ効果を発揮するので、屋外でのレジャーに向いています。

ディートは生後6ヶ月未満の赤ちゃんには使用できないこと、ディートの濃度と年齢によって使用回数が制限されているので、虫よけに含まれるディートの濃度も確認しましょう。ディートの成分が入った虫よけは、子供の顔には使用しないことも注意したいポイントです。

「イカリジン」は普段使いにおすすめ
イカリジンは、ディードと同じくらいの虫よけ効果があるとされており、日本では2015年に虫よけ剤としての使用を承認されています。イカリジンは低刺激なので生後0ヶ月の赤ちゃんから使うことができ、1日に使用できる回数の制限もありません。イカリジンは、蚊、ブヨ、アブ、マダニの4種に対し効果が認められていますが、ディートの虫よけより効果を発揮する虫の種類が少ないのが特徴です。

「ハーブなどの天然成分」は肌に優しいので敏感肌の赤ちゃんにおすすめ

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

赤ちゃんに、ディートやイカリジンのような化学成分が使われた虫よけを使うのが不安な場合は、ハーブなどの天然成分の虫よけがおすすめです。天然成分が使われた虫よけは、虫の嫌いな香りで虫を寄せ付けない仕組みで、肌への刺激が少ないことがメリットです。天然成分の虫よけは、イカリジンやディートが使われた虫よけよりも効果が弱いので、こまめな塗り直しが必要です。

天然成分の虫よけでも、アレルギーが出ないとは限らないので、赤ちゃんの肌が弱く心配な場合はパッチテストを行ってから使うと安心ですね。天然成分では、ユーカリ、ミント、レモングラス、ゼラニウム、ローズマリー、ローズゼラニウムなどに虫よけ効果があるとされています。

ユーカリ成分は3歳未満の子供への使用に注意が必要
ユーカリ油(レモンユーカリ油)は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が虫よけ成分として推奨する一方、ユーカリ油に含まれる成分が呼吸や中枢神経系へ問題を引き起こす可能性があるとして、3歳未満の子供へは使用しないように注意を促しています。天然成分の虫よけにはユーカリ油が使われたものが多いですが、赤ちゃんには念のため避けた方が良いでしょう。

虫よけの対象年齢や1日に使用できる回数を守って使おう

赤ちゃんに虫よけを使う時は、虫よけの注意書きをよく読み、虫よけに使われている成分と、対象年齢、1日の使用回数などを確認することが大切です。虫よけの商品ごとに使い方の注意点が異なる場合があるので、必ず虫よけに記載されている注意書きは確認してくださいね。

イカリジン・ディート・天然成分の使用条件や効果の持続時間

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

ディートとイカリジンの虫よけは、含まれる濃度の違いによっても効き目や対象年齢が異なり、濃度が高い方が虫よけ効果の持続時間が長くなります。現在販売されている虫よけには、ディートの虫よけであれば濃度が12%以下と30%、イカリジンの虫よけであれば濃度5%と15%の商品があります。イカリジンは濃度に関係なく生後0ヶ月~大人まで使用することができます。ディートの虫よけは生後6ヶ月未満の赤ちゃんには使用できませんが、濃度12%以下の場合は「生後6ヶ月~2歳未満の子供に対し1日1回まで」「2歳~12歳未満の子供に対し1日3回まで」使用することができます。ディートの濃度が30%の虫除けは、12歳以上から適宜使用することができます。

ディートには使用回数制限があるため、長時間屋外で過ごす場合などにはこまめに塗り直しができるイカリジンや天然成分の虫よけがおすすめです。虫よけの成分や特徴を理解して、赤ちゃんの年齢やシーンに合わせて虫よけを選んであげましょう。

ベタつかず無香料タイプの虫よけがおすすめ

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

赤ちゃんの虫よけを選ぶ時は、使用感と香りも確認しましょう。ベタつく虫よけは赤ちゃんが嫌がることもあるので、赤ちゃんにはさらっとして軽い使用感で肌になじむ虫よけがおすすめです。

虫よけの香りはできるだけ無香料の虫よけを選んであげることもポイントです。天然成分以外の虫よけには香料が使われることがありますが、香料は赤ちゃんの肌への刺激になることがあります。天然成分の虫よけでも香りが強すぎるものは赤ちゃんが嫌がることがあるので、香りの強さも確認して選んであげましょう。

虫よけ効果のある日焼け止めは1本2役で便利

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

日焼け止めの中には、1本で虫よけ効果も得られる日焼け止めもあります。夏場に外出する時は、虫よけと日焼け止めの2種類を毎回塗るのはけっこう大変ですよね。虫よけ効果のある日焼け止めなら、日焼け止めと虫よけを重ね塗りする手間がありません。虫よけ効果のある日焼け止めは、何度もクリームやスプレーを塗られるのを嫌がる赤ちゃんにおすすめです。

外出時の塗り直しで持ち運ぶ時も、虫よけ効果のある日焼け止めを1本持って行けば良いので荷物もかさばらずに済みますよ。

虫よけをつける時のポイントや注意点

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

赤ちゃんに虫よけをつける時の注意点をご紹介します。

虫よけはムラなく塗ることが大切

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

赤ちゃんの肌に虫よけを塗る時は、肌の露出部分に余すところなく塗ってあげましょう。薄手の服だと服の上から虫に刺されることがあるので、赤ちゃんの洋服にも虫よけをつけると安心です。虫よけを塗る部分にムラがあると、虫よけを塗っていない部分から虫に刺されてしまうことがあるので、虫よけをムラなく塗ることは重要ですね。

赤ちゃんに虫よけを塗る時は、特に肌の薄い目や唇の周りは避けるようにしてください。月齢の低い赤ちゃんはこぶしや指をなめてしまうことが多いので、赤ちゃんの様子に合わせて虫よけを赤ちゃんの手に塗るかを判断しましょう。

スプレー・ミストタイプは吸い込みに注意

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

スプレー・ミストタイプの虫よけは、赤ちゃんに吹きかけた時に、薬剤が赤ちゃんの目や口に入ってしまうおそれがあります。スプレー・ミストタイプの虫よけを使う場合は、一旦ママの手のひらに取ってから、塗り伸ばしてあげましょう。

こまめに汗を拭き、2〜3時間おきに虫よけを塗り直す

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

蚊は、人の汗に反応し人を感知するので、汗をかきっぱなしにすると蚊をおびき寄せてしまうことになります。虫よけ成分は汗で落ちてしまうと効果が薄れてしまうので、赤ちゃんが汗をかいたらこまめに汗を拭き取り、少なくても2~3時間おきくらいに虫よけを塗り直してあげてください。その時にディートの虫よけには1日の使用回数制限がありますから、こまめな塗り直しにはイカリジンや天然成分の虫よけで塗り直しをするようにしましょう。

虫よけは日焼け止めの後につける

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

日焼け止めと虫よけを一緒に使いたい時は、日焼け止めを塗った後に虫よけを塗るようにしましょう。虫よけの上に日焼け止めを塗ってしまうと、虫よけ成分が空気中に揮発されづらくなり虫よけ効果が落ちてしまいます。虫よけ効果を発揮させるために、虫よけは一番外側に塗るようにしましょう。