いつまでも可愛い赤ちゃんだと思っていた子供が、気づくと…あれもイヤ!これもイヤ!と拒否したり反抗したり、イヤイヤ期だと分かっていてもパパママはぐったりしていませんか?全く言うことを聞いてくれない子供との向き合い方のコツを保育士経験のあるママライターがご紹介します。

イヤイヤ期の子供の気持ちはどうなってるの? どうしてそんなにイヤなの?

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

イヤイヤ期の子供に対して「もう何を考えているのか分からない!」とお手上げのパパママも多いと思います。うちの子だけ?みんなそうなの?と疑問がたくさんあると思いますのでここでは子供のイヤイヤ期について保育士目線で書きたいと思います。

年齢に応じた心の成長を知り、パパママも少しだけ楽になりましょう

イヤイヤ期の子供はこういう心の発達をするということが分かると、パパママも少し客観的に子供の成長を見ることができます。「保育園ではイヤイヤ期の子供にどう接しているの?」とよく尋ねられますが、保育園では年齢に応じた発達をしっかりと学んだ保育士が保育をしているので、パパママより冷静に子供の成長を見ている面があります。

保育士と同じように子供の心の発達を知り、どの家庭もだいたい一緒だと知ると、パパママの気持ちも少し楽になるかもしれません。しかし反対に一般的な子供の心の発達を知ることで、他の家の子供の成長と比べて不安になることもあるかもしれません。こちらの記事で紹介する子供の心の発達はあくまでも目安です。子供によって個人差があるということはしっかり心に留めて置いてください。

イヤイヤ期の子供の気持ちを知ろう

一般的にイヤイヤ期は1歳~3歳頃だと言われています。このくらいの年齢の子供は自我が芽生え始め、「自分でやってみたい!」という気持ちが大きくなってきます。しかし、周囲の状況や相手の気持ちを考える力が伴っていないため、激しいイヤイヤ行動が始まります。この時期は「第一次反抗期」と言われていて、イヤイヤ行動は子供の成長にとって欠かせない、順調な成長の証だと考えられています。

この年齢の子供にイヤイヤ期があるのは当たり前なんだと知った後は、自分の子供をしっかり分析してみてください。分析というと何か難しいイメージになってしまいますが、毎日怒ってばかり…というパパママは少し客観的に子供を見てみて、「こういう時にイヤイヤが多いな」、「うちの子ここは絶対譲れないのか…」、「これについてはそこまでこだわってない?」などと、子供の個性をしっかり知ることが大切です。

保育園や幼稚園では一人ひとりに月の目標を決めたりここをしっかり成長させたいなということを保育計画で決めています。しっかりと子供を客観的に見ることで子供への接し方も明確になります。子供を客観的に見て、接するのは皆さんがイヤイヤ期の子供に接するときにも活かせるでしょう。今の子供の状態を知り、「〇歳になるまでにはもう少し成長して欲しいな…」、「△△については今はまだこのままでも大丈夫!」、「XXだけは今、しっかり教えておきたい」などと、パパママが子供への思いをしっかりと持つことで、何でもかんでもイヤイヤしてしまう子供にも感情的になることが少なくなるかもしれません。

保育園や幼稚園で子供はどうしてるの?

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

保育園や幼稚園では集団での生活になりますので、パパママが感じているほどのイヤイヤを子供は園では出すことはありません。もちろん、子供によって個人差はありますが、保育園や幼稚園は一日の流れは決まっていますし、子供が多少イヤイヤしたところで大きく生活の流れを変えることはできません。

イヤイヤ期は、子供の自我が芽生えはじめる過程でどの子供でもあることで、決して悪いことではありません。そのため、家庭でパパママにイヤイヤできることは子供にとても大切なことです。しっかりイヤだと意思表示をすることは自我が芽生えた子供にとって重要な成長過程です。そこだけはどんなに子供にイライラしても心にとめておいてあげてください。家庭は子供が安心してイヤイヤな気持ちを出せる場所であって欲しいと思います。

保育士の子供との向き合い方

保育園や幼稚園では家庭程のイヤイヤが出ないことが多いと前述しましたが、もちろん全くないわけではありません。

「トイレには行きたくない」
「着替えをしたくない」
「部屋に入りたくない」

先生に言われたことは全部イヤ!なんてことはよくあります。そこで、保育士はしっかり子供と向き合い子供に声を掛け行動を促し…と一通りの関わり持ちます。それでも子どもがイヤイヤモードの時には一旦見守ります。子供を無視するとか放っておくということではなく「見守り」ます。

子供が自分の気持ちを全身で表現し、ひっくり返ったり暴れたりした時は叱ったりご機嫌をとったりせずにそっと見守って様子を見てあげてください。しっかり気持ちを出せるとちょっとしたきっかけでケロッと機嫌が直ることもあります。イヤイヤしてしまう子供は、パパママに反抗しているのではなく、「自分と戦っている」というイメージを持ってみることも頭ごなしに叱らずにいられるコツです。