富良野のラベンダー街道を行く
(画像=lv『星野リゾート みちくさガイド』より引用00.jpg)

北海道の夏の花といえばラベンダー。富良野エリアに点在する花畑は圧巻で、その風景にたくさんの人たちが魅了されてきました。
ラベンダーの主な品種は「ようてい」「はなもいわ」「濃紫早咲」「おかむらさき」の4種あり、開花時期と色合い、香りが異なります。4種のラベンダーに彩られる4つの富良野(富良野市・上富良野町・中富良野町・南富良野町)には、それぞれ別の顔があり、個性的な絶景の見比べもおすすめです。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

<富良野の絶景ラベンダー畑>

1 ファーム富田

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=「彩りの畑」のラベンダー『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

富良野のラベンダーを全国に知らしめた「ファーム富田」。開花時期の6月下旬から8月中旬、ラベンダーのやわらかな香りに包まれます。原点は「トラディショナルラベンダー畑」。栽培が始まった昭和前期は、香料作物として出荷され、園内には現在もラベンダーオイルの蒸留工場や香水の調香室があります。香料作物用の畑「ラベンダーイースト」では、7月下旬、刈取機でのダイナミックな収穫風景が見られることもあります。

※2021年度、「ラベンダーイースト」は休園しています

時季はずれのラベンダーと四季咲きの花畑

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=5月上旬から10月中旬まで楽しめる「花人の畑」『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ラベンダーの時季はとても短いものですが、温室「グリーンハウス」では、季節を問わずに鑑賞できるように夏以外もラベンダーを栽培しています。季節ごとのラベンダー畑の写真が並ぶ写真館「ギャラリー フルール」もおすすめです。また、10月半ばまでは、何種類もの花がリレーのように咲く花畑も楽しめます。
園内ではラベンダーや地元産食材を使ったメニューが味わえますが、注目は今年から登場した「焼きたてメロンパン」。さくっとした生地と、富良野メロンの果汁を使ったとろりとしたクリームがおいしく、また食べたくなる味です。

ご当地サポーターコメント
園内には売店やカフェが複数あり、花畑巡りとともにショップ巡りを楽しめるのも魅力です。ファーム富田のゆるキャラ「ラベさん」も可愛い!

ファーム富田

北海道空知郡中富良野町基線北15号
JR中富良野駅から車5分、徒歩25分
夏季は臨時駅JRラベンダー畑駅から徒歩7分
9:00-16:30 カフェ・売店は季節により変動
※開園について変更があった場合はHPでお知らせあり。事前のご確認をお願いします。
定休日:無し ※2021年「ラベンダーイースト」は休園
0167-39-3939
駐車場:無料

2 中富良野町営 北星山ラベンダー園

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=例年7月中旬に満開を迎える『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

中富良野町のシンボル・北星山にある「中富良野町営 北星山ラベンダー園」。7月中旬〜8月上旬、スキー場の斜面がラベンダー畑になります。ラベンダー4品種のほか、裾野にはマリーゴールドやサルビア、ケイトウ、ヒマワリ、コキア、シャクヤク、ルピナス、アシュガが植えられ、色彩豊かです。目印は、山頂付近につくられた「なかふらの」の花文字。国道237号(富良野国道)からも望めます。

観光リフトに乗って山頂を目指す

lv富良野のラベンダー街道を行く2-2.jpg
(画像=ラベンダーの開花時期に運行する観光リフト『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

中富良野町の自慢は、北星山の山頂から望む風景。夏は十勝岳連峰の大パノラマ、富良野盆地の田園風景、一面に広がるラベンダー畑の3点セット、晩秋は紅葉と冠雪の十勝岳連峰が展望台から楽しめます。ラベンダーの開花時期だけ体験できるのが空中散歩。観光リフトに乗って、空から眺める花畑も見事なものです。

ご当地サポーターコメント
リフトに乗ってお花畑の上を飛んでいるような感覚を楽しんでみてください。

中富良野町営 北星山ラベンダー園

北海道空知郡中富良野町宮町1番41号
JR中富良野駅から徒歩10分
入園自由
定休日: 定休日:無し
0167-44-2123(中富良野町役場 産業建設課)
駐車場:無料
観光リフト営業時間:2021/7/3~2021/8/31 の9:00~17:00
料金(往復):大人400円・中学生以下200円・未就学児無料

3 麓郷展望台(ふらのジャム園)

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=「麓郷展望台」からの風景『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

テレビドラマ「北の国から」の舞台として有名になった富良野市麓郷(ろくごう)。テレビの中に見た風景がいまも広がっています。「ふらのジャム園」の敷地内にある「麓郷展望台」は標高500m。涼やかな風が通る、花と風景のビューポイントです。ラベンダーの開花は、平地よりも約1週間遅れ。例年7月中旬から8月10日前後までが見頃です。ここでは、ゆっくりやってくる夏を静かに楽しめます。

ご当地サポーターコメント
展望台からは美しい田園風景と雄大な夕張山地が一望できます。

美しい景観を彩る華やかなレインボーロード

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=まさに虹のような「レインボーロード」『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

麓郷には、手つかずの自然がそのまま残っています。その美しさは、農林水産省の「美しい日本のむら景観百選」にも選ばれたほど。そこに彩りを添えているのが「麓郷展望台」の花畑です。マリーゴールドや三尺バーベナ、クレオメ、アリッサム、赤・紫・白のサルビアなど、花々の競演が見られます。

麓郷展望台(ふらのジャム園)

北海道富良野市東麓郷3ふらのジャム園内
JR富良野駅から車25分
9:00~17:30
年末年始(12月~3月は臨時休業あり)
0167-29-2233
駐車場:無料

4 かんのファーム

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=「かんのファーム」のラベンダー畑『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

富良野と美瑛をつなぐ国道237号(富良野国道)沿い、美馬牛峠にある「かんのファーム」。ラベンダー開花時期は市街地よりも約1週間遅れ、例年7月下旬が見頃です。「濃紫早咲」「おかむらさき」「ラベンダーグロッソ」など数種類のラベンダーが、敷地内を紫色に染めます。丘の上から見渡す花畑も、丘の下の休憩所から見上げる景色も見事です。果てしなく広がる雄大な風景に北海道らしさを感じます。

10月中旬まで色とりどりの花が咲く

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=秋の花畑も見ごたえがある『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

丘の上の農園「かんのファーム」では、10月中旬まで常に花盛り。数十種類にもなるいろいろな花が楽しめます。目を引くのは、オレンジ・黄色のマリーゴールド、白・紫・赤のサルビアを大胆に美しく植栽した花畑です。花畑の中にはじゃがいもやかぼちゃなど野菜の花も存在感を示しています。ここで収穫された野菜は、園内のショップ「きんこんかんの」で、コーンスープやあげいも、じゃがバターとして味わえます。心もお腹も満足するスポットです。

ご当地サポーターコメント
ゆっくり散策したり、写真撮影におすすめです。直売所では珍しい野菜も売られています。

かんのファーム

北海道空知郡上富良野町西12線北36号
JR美馬牛駅から徒歩20分
9:00~日没
期間中なし ※10月下旬~6月中旬は休園
0167-45-9528
駐車場:無料

5 フラワーランドかみふらの

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=眺めのいい丘の上のラベンダー畑『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

「フラワーランドかみふらの」は、富良野市と旭川市を結ぶ国道から少し入った丘の上にあります。斜面いっぱいに咲くラベンダーの向こうに見えるのは、十勝岳連峰。裾野には北海道らしい田園風景が広がります。体験工房で、ラベンダーを使ったものづくりに挑戦するのもおすすめ。お好みのポプリを選んで香り袋に詰める「ポプリ摘み」(所要時間5分、1人800円)など、気軽に参加できるメニューが揃っています。

花畑をトラクターバスで行く

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=6/1~9/30はトラクターバス運行中 ※2021/6/20までは土日のみの運行『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

「フラワーランド」の名にふさわしく、ここではさまざまな花が咲き誇ります。ラベンダーが見ごろを終える頃から秋にかけては、マリーゴールドやサルビア、ケイトウのシーズンです。華やかな花畑は、トラクターが牽引する遊覧バスで巡れます(有料)。風景を楽しんだあとは、9月末ごろまでが旬の富良野メロンやとうもろこしを味わいましょう。

ご当地サポーターコメント
かわいいバスに乗って、お花の香りと北海道の大自然を体験できます!

フラワーランドかみふらの

北海道空知郡上富良野町西5線北27号
JR上富良野駅から車10分
9:00~17:00 ※7月・8月は18:00まで、11月・3月・4月は16:00まで
お花畑の開園期間は6/1~9/30
12月~2月(休園)
0167-45-9480
駐車場:無料

6 かなやま湖ラベンダー園

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=かなやま湖畔に広がるラベンダー『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

金山ダムの建設で生まれた「かなやま湖」。静かな山あいで豊かな水を湛えています。湖畔にあるのが「かなやま湖ラベンダー園」。例年7月中旬から8月上旬の刈り取りまでのわずかな期間、園内はラベンダーで埋めつくされます。広い北海道といえども、湖とラベンダーの取り合わせはここだけの絶景です。園路を散策しながら、貴重な風景を心ゆくまで味わえます。

ご当地サポーターコメント
ラベンダー畑の向こうに広がる湖と緑豊かな山の美しいコントラストが魅力的。とても静かでゆったりとした時間を過ごすことができます。

「かなやま湖」でカヌー体験を

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=気軽に体験できるカヌー『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

「かなやま湖」はアクティビティの宝庫でもあります。夏期のおすすめはカヌー。静かな湖面をカナディアンカヌーで進んでいきます。その爽快感はたまりません。ガイド付き体験ツアーがあるので、誰でも気軽に挑戦できます。
車で10分ほどのところにある「金山ダム展望台」は、「かなやま湖」と「金山ダム」が一緒に見られるダイナミックな風景を楽しめます。

かなやま湖ラベンダー園

北海道空知郡南富良野町東鹿越
JR東鹿越駅から徒歩25分
入園自由
定休日:無し
0167-39-7000(南富良野まちづくり観光協会)
駐車場:無料

<北海道旅行を彩る個性豊かな宿>

観光を楽しんた後は、個性的なホテルでくつろぎのひとときをお過ごしください。

▼最高水準のコロナ対策宣言 星野リゾートでは、皆様により安心してお過ごしいただけるよう、「衛生管理」と「3密回避」の2つの対策軸を掲げ、全施設において従来のサービスを進化させたコロナ対策を実施しています。

7 星野リゾート リゾナーレトマム

オールスイートの客室で広々とくつろげる

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=客室は100㎡以上のスイートルーム『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

新千歳空港から電車で約90分の「星野リゾート トマム」は、約1,000ヘクタールの広大な自然に囲まれ、1年中いつ訪れても楽しめるリゾートです。夏には絶景を眺められる「雲海テラス」、北海道の雄大な自然を感じられる「ファームエリア」。冬にはスキー場だけでなく氷の街「アイスヴィレッジ」など、滑らなくても滞在を満喫できます。エリア内には、旅行目的に合わせて選べる宿泊施設「リゾナーレトマム」と「ザ・タワー」があり、自分にぴったりの滞在を楽しめます。

「リゾナーレトマム」は、リゾート内の森に囲まれた山の中腹に佇むホテルです。ホテル内にはレストランやラウンジが充実。32階建ての高層ホテルは、1フロアーに客室が4室のみ。ゆったりとしたラグジュアリーな空間です。 客室は全室がスイートルームです。すべての部屋には、雄大な景色を一望できるジェットバスと、プライベートサウナを完備しています。お子様との旅をさらに安心・快適に過ごせる 「ままらくだスイート」や、愛犬と一緒に過ごせる「ペットルーム」もご用意。目的に応じて快適に過ごせます。

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=星野リゾート リゾナーレトマム『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

北海道勇払郡占冠村中トマム
JRトマム駅から無料送迎バスで約10分
0167-58-1145(宿泊予約)
駐車場:あり

8 星野リゾート トマム ザ・タワー

カジュアルかつアクティブに過ごせる

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=ツインからフォースまで多様な客室タイプが揃う(写真はファミリーフォース)『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

新千歳空港から電車で約90分の「星野リゾート トマム」は、約1,000ヘクタールの広大な自然に囲まれ、1年中いつ訪れても楽しめるリゾートです。夏には絶景を眺められる「雲海テラス」、北海道の雄大な自然を感じられる「ファームエリア」。冬にはスキー場だけでなく氷の街「アイスヴィレッジ」など、滑らなくても滞在を満喫できます。エリア内には、旅行目的に合わせて選べる宿泊施設「リゾナーレトマム」と「ザ・タワー」があり、自分にぴったりの滞在を楽しめます。

「ザ・タワー」は、リゾートの中心に位置するトマムのランドマークです。ツインタワーの高層ホテルはそれぞれ夏と冬の森をイメージしたデザイン。さまざまなレストランや施設との距離も近く、アクティブに過ごしたい方におすすめです。全535室の客室は、スタンダードルームやファミリールームなど様々なタイプをご用意。カップルやファミリーなど、幅広いニーズに対応することが可能です。特に、ファミリーツイン、ファミリーフォースはベッドが低床で小さい子どもがいても安心です。

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=星野リゾート トマム ザ・タワー『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

北海道勇払郡占冠村中トマム
JRトマム駅から無料送迎バスで約5分
0167-58-1122(宿泊予約)
駐車場:あり

9 星野リゾート OMO7旭川

寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げるホテル

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=ベッド下に収納スペースがあり、2~3名でも広々と使用できる「スーペリアルーム」『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

富良野や美瑛にも好アクセスな拠点都市「旭川」は、見どころ満載の旭山動物園や、ご当地グルメのハシゴで出会う旬の美味など、訪れるたびに個性に魅了される街。旭川の中心に位置する「OMO7旭川」は、空港バスの出発地点でもあり、アクセスも便利です。街の一部でもあるパブリックスペースや観光客にとっての使いやすさを重視した客室など、単に宿泊するだけではなく、旅のテンションをずっとキープしていられる施設として、旭川の新しい楽しみ方をご提案しています。

富良野のラベンダー街道を行く
(画像=星野リゾート OMO7旭川『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

北海道旭川市6条通9丁目
JR旭川駅から徒歩約13分
0166-29-2666(宿泊予約)
駐車場:あり

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。 記事公開:2018/11/12



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