4位 ぼたん 10.5%
同率4位には女性キャラ2名がランクイン。まず一人目は、もう一人のヒロインといっても過言ではない、霊界案内人のぼたん! 明るく元気いっぱいの性格で、幽助が生き返った後は、霊界探偵の助手としてのサポートを担っていました。ただ、初回から登場していた主要キャラであるにも関わらず、その過去や家族環境などは全く明かされていません。ある意味、幽白随一の謎多きキャラクターともいえるでしょう。
同率4位 幻海 10.5%
幽助の師匠である幻海も4位。暗黒武術会編では一時的に若返った姿を見せていましたが、これがまた凄まじく可愛い。準決勝で戦った死々若丸をもって「今の姿だったら惚れていたかも」と言わしめた、身も心も美しい女性です。
かつては同志の格闘家であった戸愚呂と袂を分かっており、妖怪として強いままでありたいと願った彼とは対照的に、人間として年老いて死んでいくことを選びました。戸愚呂の死出の道で最後の対面を果たした際、「本当に、バカなんだから全く」と彼を見送った切ない別れは、胸キュン必至の名シーン。この場面を大人になった今、改めて読んでみるとさらに響くような気がします。
3位 飛影 17.5%
ここで、連載中に圧倒的な人気を誇った、邪眼師・飛影が登場! 実はジャンプ誌面で二度行われた人気投票では主人公の幽助を抑えて、ダントツの一位に輝くという離れ業を見せました。
幽助が霊界探偵として初めて対峙した秘宝盗難事件の首謀者の一人でありながら、その後は幽助の戦友として数々の戦いを共にしていった飛影。クールな性格と回を追う毎に増していく強さは男性からの支持も熱く、一方でツンデレ的な要素も兼ね備えているのが憎いところ。
離れ離れになった妹・雪菜への深い想いや、魔界編で明らかになった生い立ち、番外編で語られた蔵馬との出会い、魔界の三大妖怪である躯(むくろ)との交流など、比較的数多く語られているバックボーンやエピソードも含めて惹かれる人も多かったのではないでしょうか。