個人面談で担任の先生から「給食を食べるのが遅い」と指摘されると、心配になるものです。でも、どうやったら時間内にみんなと同じように食べられることができるのでしょうか。ここでは、給食を食べるのが遅くなってしまう理由と対処法をご紹介したいと思います。

給食を食べるのが遅いと心配するパパママ

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

小学校の給食と言えば、みんなでワイワイ楽しく食べているイメージがありますが、実は、給食に関して悩みを持つ保護者も増えています。どんなことで悩んでいるのかというと、給食が時間内に食べられず、食べ終わるまで遊べない子供や、食べ終わらないので給食当番が片付けられず、文句を言われるケース。

さらに、残すのはダメ、時間内に食べ終わることを厳守するクラスなど、小食の子供にとっては、食べることが苦痛になり「学校に行きたくない」という心境にまで追い込まれている子供もいます。そんな我が子の姿を見て、いてもたってもいられず、どうしたら給食を時間内に食べられるのか情報収集に没頭している人も少なくありません。

給食の量と食べる時間

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

小学校という集団生活の場では決められた時間を守って生活するのが基本ですが、意外と見落とされているのが、子供が食べる量と食べる時間についてです。 毎月献立表が配られますが、量についてはチェックしていない人は少ないのではないでしょうか。文部科学省の「学校給食の食事内容」によると下記の手順で献立が作られ、年齢に応じた栄養価を満たし、給食費との調整を行い月間の献立が確定されます。

主食米飯、パン、麺のうちいずれか
おかず(主菜)魚介類、肉類、卵類、豆類、豆製品等
(副菜)野菜、芋類、藻類、きのこ類、小魚類、種実類、果物類等
その他デザート

では、これらは具体的にどのくらいの量なのでしょうか。SNSで投稿されている例をご紹介して行きましょう。

「これくらいなら子供にちょうど良いのでは?」と思うかもしれませんが、実は、給食を食べる時間にも秘密があるのです。小学校の時間割は、各学校の判断で弾力的に運用することが認められています。ここでは一般的なモデルケースとして子供たちが生活している時間割を見て行きましょう。各学校によって、時間割は違いますが、注目して欲しいのが給食を食べる時間です。こちらのモデルケースでは、12:15に4時間目が終わり13:00までが給食の時間になり、45分の時間が確保されています。しかし、もう少し細かく見て行くと問題点があるのがわかります。

1時間目8:45~9:30
2時間目9:35~10:20
中休み10:20~10:40
3時間目10:40~11:25
4時間目11:30~12:15
給食12:15~13:00
昼休み13:00~13:20
掃除13:20~13:40
5時間目13:40~14:25
6時間目14:30~15:15
終わりの会15:15~15:25
下校15:25

4時間目が終わってから授業の片付けをし、机を給食用に並べ手を洗いに行きます。給食当番は配膳の準備をし、準備が整ったら配膳スタート。自分で取りに行くクラスもあれば、給食当番が配るクラスもあります。小学校のクラス編成は、小学1年生は最大35人までです。小学校2年生から中学校3年生までは最大40人という規定があります。

つまり、各クラスでは40人前後の給食を配らなければ行けないのです。全員に給食が行き渡るまでにはおおよそ10分かかり、遊んで準備をしない子がいた場合、15分から20分かかることも。そこから「いただきます」をして食べ始めますが、片付けの時間を逆算すると下記のようなスケジュールの中で給食を食べなければ行けないのです。

  • 12:15~12:30(15分):片付け・配膳
  • 12:30~12:45(15分):いただきます
  • 12:45~13:00(15分):片付け・下膳

給食を食べる時間は15分程度ということが分かります。片付けと配膳が遅れればその分食べる時間も少なくなりますし、給食当番を交代で担当するとなると、手際の良し悪しで配るスピードなども変わってきます。さらに、友達との話に夢中になって食べるのが遅れてしまうと、15分で食べるというのは非常にタイトなスケジュールになるのではないでしょうか。