大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

北アルプスの麓に広がる長野県大町エリアには、豊かな自然の中、親子で楽しみながら学んだり遊んだりできる場所があちこちに。気軽な2時間の森歩きツアーから、広い公園の中の美術館、スライダーもある温水プールまで。子どもも大人もワクワクするスポットに出かけてみませんか。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

1 千年の森自然学校

大人も子どもも夢中になれる森の世界へ

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=森に棲むカモシカに遭遇。大きな音を立てず距離をおいて、驚かせないように『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

森歩きやキャンプが楽しめる、標高約870mの山の中の自然学校。広さは約300ha、東京ドーム約60個分もあり、四季折々の大自然が迎えてくれます。ここでは1日に1〜2家族程度の少人数を対象にした「ガイドツアー」を開催。2時間のツアーでは、森を歩いてキノコや山菜を採ったり、どんぐりを拾ってどの動物が食べたのかを探ったり、木に触れて枝や葉の香りを嗅いでみたり。ときにはカモシカやサルに会えることも。山には季節ごとの学びがたくさんあり、親子で自然に触れられる絶好の機会です。

ツリーハウスいっぱいの森で存分に遊ぼう

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=森の中にはたくさんのツリーハウスが点在『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

森の中には大小様々なツリーハウスが40棟ほどあり、その多くはキャンプなどで訪れた子どもたちが手作りしたものだそうです。ガイドツアーの前後には、ぜひ好きなツリーハウスの中に入ってみましょう。
その他、木とロープで作ったアスレチックのような丸太渡りやブランコで遊んだり、キャンプスペースではお湯を沸かしてお茶を飲んだりと、雄大な自然の中で心踊る体験を。ウィンターシーズンには、かんじきを履いて雪の上を歩くツアーも楽しめます。

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=千年の森自然学校『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

長野県大町市平2115
JR信濃大町駅から車で約15分
問い合わせ8:00~21:00(ガイドツアー開始時間は申し込み時に要相談)
無休
ガイドツアー3,000円、中学生以下1,500円
090-9660-2350
無料
ガイドツアーは、夏季は希望日の1週間前まで、冬季は前日までに電話またはHPにて要予約。大町温泉郷まで無料送迎あり

2 市立大町山岳博物館

北アルプス山麓から高山に生息する動物に合える博物館

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=かわいらしい表情のニホンカモシカ(手前)をはじめ、山の生物の剥製を間近で見られる『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

鷹狩山の中腹に立つ、山岳をテーマにした日本初の博物館。晴れた日には3階の展望ラウンジから北アルプスの大パノラマが広がります。「北アルプスの自然と人」がメインテーマの常設展の中でも、注目は「山と生きもの」ゾーン。最終氷期を生き抜き、大町の里山から高山まで多様な環境に生息する生物の剥製が並びます。骨格や蹄(ひづめ)を見れば、シカとカモシカの違いも一目瞭然。長野県鳥でもあるライチョウを紹介するコーナーでは、年に3回羽が生え替わる生態についても学べます。

付属園で愛らしいライチョウに癒される

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=秋のライチョウの姿。冬になると、北アルプスの雪に溶け込むような真っ白な羽で足元まで覆われる『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

他にも子ども連れに人気なのは、ニホンカモシカとニホンザル、ホンドタヌキの剥製がある「こどもひろば」。ここでは実際に剥製に触れて、毛の柔らかさを実感できます。
博物館に隣接した屋外施設「付属園」もぜひ訪れたいスポット。ライチョウやアヒル、カモシカなど、北アルプスに生息する野生動植物を飼育・栽培しています。
最後は館内のミュージアムカフェ&ショップ「もるげんろーと」に立ち寄り、ライチョウクッキーとコーヒーで一息つくのもおすすめ。ライチョウのぬいぐるみなどのグッズも揃います。

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=市立大町山岳博物館『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

長野県大町市大町8056-1
JR信濃大町駅から車で約7分
9:00~17:00(最終入館16:30)
月曜(祝日の場合は開館、翌日休み)、祝日の翌日、年末年始 ※7・8月は無休
入館料450円、高校生350円、小・中学生200円
0261-22-0211
無料
付属園は入園無料、無休。二ホンライチョウ見学は9:00~16:30

3 安曇野ちひろ美術館

ファーストミュージアムとして訪れたい、自然の中の美術館

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=展示作品は中心の高さが床から135cmと、子どもも楽しめる工夫が『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

北アルプスを望む「安曇野ちひろ公園」にある美術館。子どもをテーマにした水彩画で知られる画家・いわさきちひろの原画や、世界の絵本作品を展示しています。「絵を見なくてもいい美術館」がコンセプトだけに、木をふんだんに使った空間のあちこちに椅子が置かれており、庭の木々を眺めたり館内にある絵本を読んだりして、親子でゆっくり過ごせるのも魅力。平屋で全館バリアフリー、「絵本カフェ」や靴を脱いで遊べる「子どもの部屋」などもあり、子どもたちが人生で初めて訪れる美術館「ファーストミュージアム」として親しんでほしいという思いが込められています。

トットちゃん広場にある「電車の教室」にも注目

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=広場にある電車の中は、トットちゃんが通ったトモエ学園の世界を再現『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

6つある展示室のうち、おすすめは「子どもの展示室」。いわさきちひろの絵が表紙になった、黒柳徹子(ちひろ美術館長)著「窓ぎわのトットちゃん」の教室が再現され、ワークシートに色を塗ったり絵を描いたりして楽しめます。
美術館の周囲に広がる、松川村営安曇野ちひろ公園も見どころ。安曇野の広大な自然の中、のびのび遊べるスペースです。2016年にオープンした「トットちゃん広場」には本物の電車があり、1両は「電車の教室」、もう1両は絵本が読める図書室に。美術館開館時間中は自由に入って見学できます。

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=安曇野ちひろ美術館『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

長野県北安曇郡松川村西原3358-24
JR信濃松川駅から車で約5分
10:00~16:00
水曜 ※冬季休館(12/1~2/28)、展示替えのため臨時休館あり
入館料900円、高校生以下無料v 0261-62-0772
無料
※絵本カフェは休業中

4 信州・おおまち木崎湖温泉 ゆ~ぷる木崎湖

オールシーズン楽しめる、温水プールと温泉ジャグジー

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=手前が25mプール、奥が子ども用プール。本格的なウォータースライダーも『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

木崎湖にほど近い、プール棟と温泉棟からなるレジャー施設です。プール棟には、25mのスイミングプールに加え、子ども用ウォータープールも完備。温水が吹き出るミニスライダー付きで、小さな子どもも楽しく遊べます。4~11月上旬には、全長70mのウォータースライダーもオープン。スリルを感じながら、存分に水遊びを楽しみましょう。泳ぎ疲れたら、ジャクジープールで一休み。屋内施設なので、天候に関係なく親子でリフレッシュできます。

トレーニングルームや大浴場、食事処も館内に

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

トレーニングルームの壁にある「ウルトラトレーナー」で、反射神経と運動神経を楽しくチェック

プール棟2階にはエアロバイクやランニングマシンを備えたトレーニングルームがあり、プール利用者は自由に使えます。壁の「ウルトラトレーナー」は、大きなパネルに点滅するランプを時間内にいくつタッチできるか競うもの。親子でぜひチャレンジしてみませんか。
また、大町市西部の山あいの名湯、葛温泉から引湯している大浴場もおすすめ。内湯の他に露天風呂もあり、日頃の疲れを癒してくれます。温泉棟1階のレストランでは、ダムの形を模した「黒部ダムカレー」やワカサギの天ぷらなどが味わえます。

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=信州・おおまち木崎湖温泉 ゆ~ぷる木崎湖『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

長野県大町市平10639-1
JR信濃大町駅から車で約10分
プール10:00~21:00(最終入場20:00)
大浴場10:00~20:00(最終入場19:30)、土・日曜、祝日7:00~21:00(最終入場20:30)
木曜(祝日の場合は営業、翌日休み) ※プールはG.W.とお盆期間無休、大浴場は8月無休
プール600円、小・中学生300円 大浴場700円、3歳~小学生・65歳以上500円 プール・大浴場共通券(大人のみ)1,000円
0261-23-7100
無料

5 Hakuba47マウンテンスポーツパーク/ウインタースポーツパーク

魚のつかみ取りからアスレチックまで。1日遊べる巨大パーク

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=木の上を冒険する本格アスレチック「アルパインアドベンチャー」『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

グリーンシーズンとスノーシーズンで違った遊びが楽しめる巨大パーク。グリーンシーズンは「マウンテンスポーツパーク」となり、魚のつかみ取りなど川遊びができる「ベースエリア」と、ゴンドラに乗っていく標高1,200mの森の中でマウンテンバイクやジップラインなどの山遊びができる「アルパインエリア」で、子どもから大人まで様々な遊びが体験できます。特に注目なのが「アルパインアドベンチャー」。命綱を付けて木の上を渡り歩く本格アスレチックで、スリルと爽快感が味わえます。

冬は「キッズゲレンデ」で雪遊びを満喫

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=ベースセンターの目の前にある「キッズゲレンデ」。休憩場所が近くて小さな子どもも安心『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

冬は「ウインタースポーツパーク」として白馬きっての一大ゲレンデに様変わり。入場無料の「キッズゲレンデ」では色々な種類のそりをレンタルして楽しめます。遊び疲れたら隣にあるキッズルームで休むことも。
隣接するレストラン「アリス」には甘口カレーやキッズプレートなども充実。窓際席からはキッズゲレンデを一望できるため、子どもの様子を眺めながらコーヒーブレイクもできます。また、4歳から参加できるキッズスクールはレンタル付きのコースもあり、スキーデビューにも最適です。

大町エリアで子どもと一緒に楽しめる、おすすめスポット5選
(画像=Hakuba47マウンテンスポーツパーク/ウインタースポーツパーク『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

長野県北安曇郡白馬村神城24196-47
JR大糸線白馬駅から車で約10分、または長野自動車道安曇野IC・上信越自動車道長野IC、北陸自動車道糸魚川ICから各約60分
JR白馬駅からシャトルバスあり
マウンテンスポーツパーク 7月中旬~9月中旬 9:00~16:30
ウインタースポーツパーク「キッズゲレンデ」 降雪&準備でき次第~3月末 11:30~15:00
各営業期間中無休
マウンテンスポーツパーク HPを要確認
ウインタースポーツパーク「キッズゲレンデ」無料
0261-75-3533
無料

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。 記事公開:2020/04/22



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